中越地震から20年 防災産業の最新情報が分かる
防災先進県・新潟のプラットフォーム「にいがた防災ステーション」とは?
手洗い水を再生利用!環境配慮型の次世代トイレカーが“日本初”お披露目!

新潟県は、「ぼうさいこくたい2025 in 新潟」の開催にあわせ、併催イベントとして、県内外の防災関連企業・団体が集結する「にいがた防災産業展」と、大人から子どもまで楽しく防災を学べるイベント「いつものもしもCARAVAN」を2025年9月6日(土)・7日(日)の2日間にわたり開催しました。初日に視察に訪れた花角新潟県知事は、「防災に関する啓発、県民の意識を高めていくことが大事。
同時に、防災といえば新潟、新潟といえば防災というくらい産業としての活性化も狙っていきたい」と産業としての発展が今後の災害を見据え必要であることを強調しました。


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1. にいがた防災産業展
「防災推進国民大会(通称:ぼうさいこくたい)」は、内閣府等が主催し、産学官民の関係者が日頃から行っている防災活動を発表し、交流する日本最大級の防災イベントです。2016年に始まり、今年で10回目の開催を迎えました。「にいがた防災産業展」は、併催イベントとしては全国で初めて自治体が主催するBtoB展示会であり、県内外の防災関連企業・団体が集結し、防災産業の最先端技術や知見を紹介しました。

(1)産学官連携のプラットフォーム「にいがた防災ステーション」


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新潟県は中越地震や、能登半島地震など度重なる災害経験により、防災・減災に関するノウハウや知見などの資源が蓄積してきました。それらを結集し、防災産業クラスター形成に向け、プラットフォーム「にいがた防災ステーション」を中心に取組を進めています。「新潟を防災産業の拠点に!」を目標に掲げ、長岡技術科学大学が開発を主導し、ユニトライクが商品化したバイオ技術で生活用水を循環して再利用できる「ウォーターチェンジャー」など、これまでの成果を広く紹介しました。

(2)注目のコンテンツ

◆ユニトライク株式会社・株式会社ニットク◆


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\初お披露目/小型化したウォーターチェンジャーを搭載した手洗い水再生機能付きトイレカー。災害時の手洗い水不足の問題を解決。
【コンテンツ】水再生シンク、トイレカー、トイレカー備品
【出展者コメント】
「防災ステーション」をきっかけに県内企業と連携し、バイオ技術で水を循環して再利用できる手洗いシンクを搭載した日本初の手洗い水再生利用装置車載型トイレカーを開発しました。従来はタンクの水がなくなれば使用終了でしたが、独自技術で継続利用が可能となり、災害時の手洗い不足課題を解消。工事現場など平時利用もできるようになっています。
将来的には汚水処理や飲料水供給まで一台で完結できる「未来型水回りシステム」として、新潟発で全国に発信していきたいです。

◆フジイコーポレーション株式会社◆


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豪雪による雪害に除雪機を使用し生活道路を確保。雪の事故を低減。
【コンテンツ】屋根雪下ろし機、歩行型除雪機
【出展者コメント】
新潟県では毎年、屋根からの転落による死亡事故が発生し、負傷も含め100件を超える雪による事故が報告されています。こうした課題を解決するため、屋根に上らず地上から操作できる日本初の「屋根雪下ろし機」を開発。カメラで屋根の状況を確認しながら安全に作業でき、特別な免許も不要です。事故防止と人手不足解消への貢献を目指します。

◆株式会社メビウス◆


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XRで初期消火をリアルに体験。安全に何度も体験できる防災ソリューション。
【コンテンツ】消火訓練XR
【出展者コメント】
IT分野で培った技術を生かし、XRによる消火訓練システムを開発し、今年7月より提供を開始しました。ゴーグルを装着し、実際の職場や教室を背景に火災を想定、消火器操作を体験できます。従来訓練のような水補充や人数制限がなく、時間や場所を問わず実施可能です。
IT企業ならではの発想で防災分野に挑戦し、初期消火の習熟と防災意識の向上に貢献していきます。

◆岩谷マテリアル株式会社◆


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新潟、山形、石川など日本海側では知らない人がいない程生活に密着している耐熱ポリ袋「アイラップ」を販売。
【コンテンツ】アイラップ(耐熱ポリ袋)、ウォッシャブルタンク(水用ポリタンク)
【出展者コメント】
近年SNSでも話題となっている「ポリ袋炊飯」ですが、ポリ袋のまま調理するのでそのまま捨てることができ、おかずも同時に調理できるので食器いらず。水が貴重な災害時(断水時や停電時)にとても役立ちます。日常で使っているモノやサービスを、非常時にも役立つようにデザインする新しい防災概念「フェーズフリー」の考え方が注目されていますが、1976年の発売から来年で50周年を迎えるアイラップは、今の時代にピッタリの商品と言えます。昨年の能登半島地震の時も現地の炊き出しで大活躍。最近は防災イベントにも引っ張りだこです。

◆一般社団法人 新潟県アウトドア協会◆


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キャンプ・アウトドアの切り口で、防災コンテンツを展開。
【コンテンツ】アウトドア防災体験コンテンツ、防災に使えるキャンプ用品
【出展者コメント】
今年で3年目を迎える「24サバイバルキャンプ」は、子どもたちが水も食料も明かりもない状態からスタートしてどう生き残る術を身につけられるか?という24時間のサバイバルプログラムです。用意された課題をクリアするごとに、支援物資として熱源や寝るところなど一つ一つの生きるために必要なものが揃っていきます。身をもって体験して学ぶことで、いざというときの備えを学びます。教わるのではなく、自分自身で仲間とともに「つかむ」体験をしてもらうことがいざというときのサバイバルに役立つのです。


■イベント概要
開催日時:9月6日(土)10:30~18:00、9月7日(日)10:30~16:00
開催場所:朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター 展示ホールB
詳  細:https://niigata-bousaisangyoten.pref.niigata.lg.jp/
規  模:71ブース〔76社(県内56 県外20)〕

2. いつものもしもCARAVAN


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新潟県と無印良品が共催で開催した「いつものもしもCARAVAN」は、災害を"特別なこと"ではなく、"日常生活の中にあるもの"として捉え、くらしの備えを伝えます。無印良品が考える防災「いつものもしも」を中心に、生活の延長線上にある「たのしく、つながり、そなえる防災」を、大人から子どもまで楽しく学べるイベントです。2020年に初めて新潟県で実施して以降、昭島、広島、前橋、大阪など全国へ活動を展開し、今回は、いつものもしもCARAVAN」発祥の新潟から全国へ発信しました。

■注目コンテンツ

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■イベント概要
開催日時:9月6日(土)、7日(日) 両日10:30~16:00
開催場所:万代島多目的広場 大かま
共  催:株式会社良品計画
詳  細:https://www.muji.com/jp/ja/special-feature/other/itsumomoshimo/articles/niigata/2025/

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本件に関するお問合わせ先
新潟県PR事務局(株式会社プラップジャパン内)内藤 ・山田
TEL:070-2161-7027(内藤)/ 080-9815-9168(山田)
E-mail:niigata-pr@prap.co.jp

関連リンク
ぼうさいこくたい 2025 in 新潟
https://bosai-kokutai.jp/2025/
にいがた防災産業展
https://niigata-bousaisangyoten.pref.niigata.lg.jp/
いつものもしもCARAVAN 新潟 in ぼうさいこくたい
https://www.muji.com/jp/ja/special-feature/other/itsumomoshimo/articles/niigata/2025/
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