~放置・立ち往生車両をレッカー移動し、被災地の早期復旧復興に対応~

 エートス協同組合(拠点:埼玉県さいたま市、理事長:宮本 明岳(株式会社タウ 代表取締役社長))は、兵庫県芦屋市と「災害時における車両の移動等に関する協定」を6月20日に締結し、8月27日に協定締結に伴う懇談会を開催しました。本協定は、水害が多発する時期を見据え、災害時の迅速な道路啓開によって復旧活動に貢献することを目的としております。



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左:エートス協同組合 理事長 宮本 明岳
右: 芦屋市 髙島市長

■災害協定の経緯と目的
 近年は日本各地で異常気象が発生し、いつどこで甚大な災害が起きてもおかしくない状況にあります。大規模な自然災害が発生した場合、発災時には人命救助やライフライン復旧のために、緊急通行車両の通行を確保する「道路啓開」や被災車両の処分が重要となります。このたび協定を締結した芦屋市は、救援・救護活動に従事する車両の通行路の確保をはじめとする、発災時への備えの重要性を認識されていることから、有事の際の地域復興に寄与するべく協定締結へといたりました。
 本協定では、芦屋市において迅速な救命・救出活動や緊急物資の輸送が行われるよう、当組合が被災車両のレッカー移動等によって放置車両や立ち往生車両等の移動を支援し、円滑な復旧に資することを目的としています。今後もエートス協同組合は芦屋市と連携を深めると共に、災害発生頻度が高いとされる地域に対しても、発災時の早期復旧・復興貢献できるよう、活動を全国へ拡大してまいります。

・芦屋市 髙島市長コメント
本市は阪神・淡路大震災から30年という節目にあたり、若い世代とともに当時を振り返り、未来へつなげていく取り組みを進めてまいりました。写真や体験談をつうじて当時を振り返る中で、道路が寸断され緊急車両の通行がままならなかった状況が改めて浮き彫りになり、緊急車両の通行確保は極めて重要で、本協定の意義を強く感じております。いざという時のために、エートス協同組合と平時からの協力関係を築きながら、災害に備えてまいりたいと思います。

・エートス協同組合 宮本理事長コメント
近年、国内外で大規模な災害が相次いで発生しており、今年も熊本県での線状降水帯による豪雨災害では、車両の甚大な被害や多くの住宅浸水が発生しました。私たちは産業革命以降の大量生産・大量消費の仕組みを享受してきましたが、今こそ持続可能な社会への転換が求められています。その中で、災害時の人命救助や復旧活動を可能にする「道路啓開」の重要性はますます高まっておりますので、当組合は今後ともこの活動を全国に広げ、この芦屋市でも万が一の際には人命救助、道路啓開、復旧支援に全力で取り組んでまいります。

■協定内容
(1)被災車両のレッカー移動による道路啓開
   市の管理する道路上で走行不能となった被災車両について、運転者等への移動命令や車両の移動。

(2)車両所有者等の検索および車両の返還並びに車両処分等の支援
   車両の所有者や管理者からの問い合わせへの対応。また、被災車両の買い取り・修理の依頼に対応。
(3)自動車等の貸し出し
   乗用車および災害支援車等をレンタル。
(4)防災訓練時の参加協力
   市が開催する防災訓練への参加協力。

■エートス協同組合について
ゼロ・エミッションに取り組み、人々が暮らしやすい地球環境の創造に貢献することをミッションとし、その想いに賛同した自動車関連企業で構成された協同組合となります。「災害支援」「環境保全」「人材の循環」に関して各社のリソースを活用した活動を通じ、地球規模での循環型社会を目指します。

■本件に関するお問合せ先
エートス協同組合
株式会社タウ 広報部
TEL:048-601-0820
E-mail: pr@tau.co.jp
URL: https://ethos.or.jp/


本件に関するお問合わせ先
エートス協同組合
株式会社タウ 広報部
TEL:048-601-0820
E-mail: pr@tau.co.jp
URL: https://ethos.or.jp/
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