全世界を興奮と歓喜で満たし、社会現象を巻き起こし続けてきた空前のエンターテイメント『スター・ウォーズ』。映画やドラマ、アニメーション作品など、ジョージ・ルーカスが生んだ銀河は未だ広がり続けている。
9月の第三月曜日9月15日(月・祝)は、“敬老の日”! 敬老の日は、多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し長寿をお祝いする日だが、『スター・ウォーズ』には壮大なサーガを彩り世界中で愛される“レジェンドキャラクター”たちが登場している。
その中でも、『スター・ウォーズ』を語るに欠かせない存在なのが、1977年に公開された劇場公開一作目『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』から始まる旧三部作の主人公で後に伝説のジェダイとなるルーク・スカイウォーカー、ルークの妹で後に反乱同盟を率いる聡明なリーダーとして活躍するレイア・オーガナ、そしてルークやレイアと共に銀河の大冒険を繰り広げるならず者の“愛すべき悪党”ハン・ソロの3人。旧三部作で描かれた運命的な出会いから、その約30年後を舞台にした『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』以降の続三部作で描かれた衝撃のラストまで、時代を超えて銀河の平和のために戦った3人の“レジェンド”ぶりを一挙に振り返る。※以下、ネタバレを含みます
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銀河の運命を動かす“伝説のジェダイ” ルーク・スカイウォーカー
©︎2025 Lucasfilm Ltd.
「スター・ウォーズ」シリーズにおいて欠かすことのできないまさに伝説のキャラクターは、銀河の平和を守るジェダイの一人のルーク・スカイウォーカー。「新たなる希望」から始まる旧三部作では、荒涼とした砂漠の惑星タトゥイーンの農場で育った素朴な若者ルークがジェダイの象徴である“ライトセーバー”を手に、ドロイドのR2-D2やC-3PO、ジェダイのオビ=ワン・ケノービ、反乱同盟を率いるレイア、ならず者の密輸業者ハン・ソロとその相棒チューバッカと共に、シスの暗黒卿ダース・ベイダーに立ち向かうべく銀河の冒険を繰り広げる物語が描かれる。
伝説のジェダイ・マスターのヨーダの修行を受けながら邪悪な帝国と戦うルークだったが、最大の敵だと思っていたベイダーの正体が自分の本当の父親であり、仲間として一緒に戦っていたレイアが生き別れた双子の妹だという衝撃の事実が明らかに。冒険の中でジェダイとして成長したルークは「僕はジェダイだ、かつて父がそうだったように」と強い信念をもってベイダーらシスを率いるパルパティーン皇帝との戦いに挑んだ。ついに反乱同盟は勝利を収め、ルークは銀河で最強のジェダイとなった!
そんなルークが世界中で愛される“レジェンド”っぷりが垣間見えるのは、旧三部作以降の物語に再び登場し活躍する瞬間だ。続三部作の始まりである「フォースの覚醒」では、約32年ぶりに登場したルークの姿に世界中が大興奮し、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ(エピソード8)』ではルークが希望を未来の世代に託して迎える最期が描かれたことから全世界に衝撃を与えた。
また、オリジナルドラマシリーズ『マンダロリアン』のシーズン2や『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』では、伝説のジェダイとなりジェダイ騎士団再建のため奮闘する若き日のルークが、ライトセーバーを手にR2-D2と共にサプライズ登場し、世界中のSWファンが大熱狂! 登場するたびに世界中を感動と大興奮の渦に巻き込むルークは、まさに『スター・ウォーズ』のレジェンド的存在だ。『スター・ウォーズ』に欠かせないルークの活躍が、全世界に巻き起こしたその興奮をぜひ味わってみてほしい。
“反乱軍を率いる聡明なリーダー” レイア・オーガナ
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ルークの双子の妹で元祖ヒロインのレイア・オーガナは、銀河の脅威と戦う反乱同盟の偉大なリーダーとして活躍する、『スター・ウォーズ』の壮大なサーガにおいて欠かせないレジェンドキャラクター。
旧三部作ではルークや後に恋に落ちるハン・ソロら仲間と共に帝国軍に立ち向かう姿が描かれており、勝ち気で強さをもちながら愛にあふれたレイアは世界中から愛されるキャラクターとなった。
そんな聡明なレイアの“レジェンド”な活躍をみると、世界中の誰もが勇気をもらえるはずだ。ちなみに、幼少期のレイアの冒険を描いたオリジナルドラマシリーズ『オビ=ワン・ケノービ』を見ると、「新たなる希望」でレイアが初登場した時に「助けて、オビ=ワン・ケノービ」とメッセージを送っていた理由がわかるので、SWファンならぜひ見ておきたい一作となっている。
ミレニアム・ファルコンの船長で“愛すべき悪党” ハン・ソロ
©︎2025 Lucasfilm Ltd.
ルーク、レイアと並び、絶大な人気を誇るレジェンドキャラクターは、“愛すべき悪党”ハン・ソロだ。ニヒルな笑みを浮かべクールな無法者のハン・ソロは、生涯の相棒チューバッカと共に愛船ミレニアム・ファルコンで何でも運ぶ密輸業を生業としている。
「新たなる希望」でルークとオビ=ワンをファルコンに乗せたことからハン・ソロの人生は一変。旧三部作ではルークたちと強い絆を築きながら、銀河の平和のために戦う反乱同盟の偉大なリーダーのひとりになっていく姿が描かれている。凄腕の操縦士でありながら、ブラスターの扱いも超一流なハン・ソロはカッコいいアクションで魅せるのはもちろん、どんなに危機的な状況でも皮肉を交えて話すユーモアや、ぶっきらぼうだけど仲間想いな一面もあり、世界中で圧倒的な人気を集めた。
「フォースの覚醒」で再登場した際は、約30年前と変わらず密輸業者として働いており、金遣いのあらさや軽口をたたく姿は健在。しかし、レイアとの間に生まれた息子カイロ・レンがダークサイドに堕ちてしまったことから親として葛藤する姿も描かれ、幾度となく銀河を救ってきた“レジェンド”の最期には世界中が衝撃を受けた。
そんなハン・ソロの名シーンのひとつは、『スター・ウォーズ/帝国の逆襲(エピソード5)』に登場。
ルーク、レイア、ハン・ソロ以外にも、シスの暗黒卿ダース・ベイダーや、暗黒面に堕ちベイダーと化す前のジェダイ アナキン・スカイウォーカーの師匠であったオビ=ワン・ケノービ、アナキンと禁断の恋に落ちルークとレイアの母親になるパドメ・アミダラ、どのジェダイより強いフォースとのつながりをもちルークにジェダイの修行をした伝説のジェダイ・マスター ヨーダなど、「スター・ウォーズ」にはたくさんの“レジェンドキャラクター”が登場し、世界中で愛され続けている。映画、ドラマ、アニメーションなど今なお広がり続ける銀河の壮大なサーガを盛り上げるキャラクターたちの活躍を、是非この機会に楽しんでみてほしい。各『スター・ウォーズ』シリーズ作品はディズニープラスにて配信中。
(海外ドラマNAVI)
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