証明写真機撮影データをスマホで取得、スムーズにWebエントリーなど可能に

大日本印刷株式会社（DNP）は6月29日、証明写真機「Ki-Re-i」で撮影した画像データについて、クラウド環境から手持ちのスマートフォンへ直接ダウンロード可能とするサービスを開始したことを発表した。専用アプリのアップデートで対応している。

「Ki-Re-i」では、専用の無料アプリ「Ki-Re-i ID Photo」を提供しており、「Withスマホ」ステッカーの貼られた証明写真機「Ki-Re-i」にてサービスを提供してきた。アプリを介し、撮影した画像データを再プリント（焼き増し）したり、「Ki-Re-i」の設置先検索を行ったりすることが可能で、より「Ki-Re-i」を便利に使いこなせるアプリとして好評を得ている。

従来バージョンのアプリでも証明写真画像データをダウンロードすることはできたが、「Ki-Re-i」とのWi-Fi接続が必要で、取得手続きがやや煩雑なものとなっていた。今回のバージョンアップにより、こうした接続は必要なくなり、証明写真にプリントされたQRコードの読み取りと。数字8桁のダウンロードパスワード入力を行いさえすれば、すぐにスマートフォンへと直接撮影画像をダウンロード可能となっている。

撮影後7日間は、専用クラウドサーバーにデータを保管できる仕組みとなっており、この期間内であれば、時間や場所を問わず、好きなときに手持ちのスマートフォンから、「Ki-Re-i」ならではのライティング技術と画像処理で実現された高品質な証明写真画像データを、セキュリティ性の高い通信環境で直接取得できる。

アプリの対応OSは、iOS 8.0以降／Android 4.0以上。それぞれApp Store、Google Playから無料で入手できる。アプリを介して取得、保存した証明写真画像データは、対応する証明写真機「Ki-Re-i」で再プリントすることができる。再プリントの指示、画像データ送信も、今回からクラウド経由で実行できるようになった。

ダウンロードした画像データは、端末の画像フォルダに保存することもでき、就職活動や大学入試、各種資格試験など、近年利用が増加しているサイト経由のWebエントリーなどで、スムーズに使用することができる。

「Ki-Re-i」のプリント料金は、設置場所などの条件により異なるが、通常価格が800円で、「Withスマホ」を利用する場合、追加オプション料金として200円が必要になる。アプリ対応の証明写真機「Ki-Re-i」の設置場所は、専用ページなどの案内で確認できる。

（画像はプレスリリースより）

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