「ウェザーニュースタッチ」刷新、精度の大幅向上・防災情報高速表示も実現

UI・UXリニューアルと高精度な超細密天気予報の提供へ株式会社ウェザーニューズは21日、年間で最も気象災害が多発するこの7～9月のシーズンに向け、提供する天気アプリ「ウェザーニュースタッチ」のiPhone版をリニューアル、大幅なバージョンアップを実施したことを発表した。まず、アプリホーム画面を一新し、毎日の天気予報はもちろん、台風やゲリラ豪雨、大地震などいざというときでも充実した防災情報を最速で取得、チェックできるよう、「マイ天気」機能を導入したほか、アプリ起動時のスピードも高速化させている。「マイ天気」機能は、ユーザーが好みにあわせて6種類までカスタマイズできるページ機能。自宅や職場、実家など関係の深いエリアの「ピンポイント天気」や「地震Ch.」などをあらかじめ登録しておくと、左右フリックでさくさくページを切り替えて、必要な情報を素早く収集できる。「マイ天気」の一番左には、GPSによる端末位置情報を活用し、現在地の天気を常に表示するタブも設置。出張先や旅先などで急な気象変化に遭遇しても、地点検索を行うことなく最新の防災情報や天気情報を取得できるようにしている。また全ての画面における最下部に、タブバーが設けられたことで、天気予報のスポット検索を行う「ココ検索」や「雨雲レーダー」などの高頻度で用いられるメニューおよびメニュー一覧にすぐアクセスできるようになった。パーソナルなより使える天気アプリに！1キロメッシュ＆5分更新の細密予報も配信ユーザーから人気の高い「ピンポイント天気」でも新機能を追加し、画面1つであらゆる気象情報を網羅的に把握できるように刷新した。画面下部に新設された「気象ニュース」は、気象予報士によるコンテンツで、台風・地震・津波・火山などの緊急速報発表時などに、最速で詳細な情報をチェックできるコーナーになる。平常時には、珍しい気象現象のメカニズム解説や季節の役立つ天気情報、流星情報などを1日10本以上配信、多彩なジャンルで読み物としても楽しめるようにしていくという。また「周辺の今の天気」では、実況気温データのグラフ表示機能を追加搭載、1日の気温変化が一目で確認できるようになった。さらに今回のアップデートでは、こうした機能追加やUI・UXの刷新に加え、天気予報の精度そのものを飛躍的に向上させる信予測モデルを開発して適用、1kmメッシュの高解像度、5分ごとで更新する高頻度な超細密天気予報を実現させている。従来運用されてきたモデルと比較すると、メッシュ数は25倍、計算データ量は1,800倍になるといい、反映が困難だった気象現象や地域への天気予報をより正確に届けられるものとなった。ゲリラ豪雨や竜巻のような局地的かつ突発的で、影響範囲がごく限られるために、従来予測モデルでは、予報センターの意図を反映しきれなかった情報についても予測が改善、予報精度の大幅な向上が見込まれている。高解像度化により、詳細な標高差を反映できるようになったことから、気温についても予報精度がさらに向上するという。ウェザーニューズでは、今後も大雨や台風による被害の抑制にも寄与できるよう、ユーザーの声をもとにアプリの機能性・操作性改善や予報精度のさらなる向上に努め、信頼できる気象情報を迅速に、分かりやすく提供していきたいとした。（画像はプレスリリースより）元の記事を読む

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