Uberでは、より柔軟に、効率よくドライバーと乗客を結ぶサービスの構築を目指しており、道路交通情報や正確な位置情報の確認などを含む必要情報のやりとりについても、互いが連絡しやすくなるよう改善に努めてきた。
しかし現状、ドライバーと乗客が連絡を取り合う場合、「Uber」の外部アプリを用いる仕組みとなっており、匿名化されたランダムな番号からの音声着信やメッセージが、互いの相手かどうかあらかじめ番号を共有しないと分からない、SMSのメッセージが相手に届いたかどうか分からないといった不便さがあった。新たなチャット機能はこれを改善するもので、「Uber」アプリのフィード内から直接利用できる。
ドライバーは、常に走行中の道路状況や運転操作に集中できるよう、乗客からチャットメッセージを受け取った場合、音声で読み上げられる仕組みとなっているほか、メッセージ内容を確認し、承諾したことを知らせるには、ワンタップで簡単に親指を立てたOKサインで返信できるようになっている。
ドライバーも乗客も、アプリ内でチャットの送信やそれが読まれたかどうかを即座に確認可能となり、より簡単で正確なコミュニケーションがとれるようになると見込まれる。
Uberでは、この新機能追加を、リアルタイムでシームレスに行えるコミュニケーション環境の整備・実現に向けた第1歩と位置づけており、「Uber」のサービスをより便利で快適な、充実したものとするためのアップデートを今後も続けていくとしている。
(画像はプレスリリースより)