Suica通勤定期券ユーザー向けのサブスク実証実験が開始に

favyとJR東日本グループでコーヒーや駅そば、シェアオフィスなどのサブスクトライアル飲食店などのサブスクプラットフォーム提供やグルメ情報メディアの運営などを行う株式会社favy（以下、favy）は6日、東日本旅客鉄道株式会社（以下、JR東日本）、株式会社JR東日本クロスステーションとの協同事業として、Suicaの通期定期券を持つユーザーを対象としたサブスクリプションサービスや割引のトライアルサービスを開始すると発表した。駅で使える便利なサービスで、上野駅、秋葉原駅、八王子駅でコーヒーと駅そばのサブスクや割引を実施、同時にJR東日本が展開する全国の駅ナカ・シェアオフィス「STATION BOOTH」でもサブスクサービスのトライアル提供を行う。いずれも販売期間は7月6日～8月31日で、サービスの提供期間は7月6日～9月30日、通勤定期券限定となるため、同じ定期券でも通学定期券は対象外になる。購入・利用希望者は、通勤定期券とは別に、該当サービスの月額費を支払う必要がある。駅を単なる交通拠点から“つながる”暮らしのプラットフォームへコロナ禍での新しい生活様式により、駅や交通のあり方・役割もあらためて見直されるものとなっている。そうした中、JR東日本グループでは、駅を単なる交通拠点から人・モノ・コトがつながる「暮らしのプラットフォーム」へ、より豊かな生活を支える基盤へと昇華させる「Beyond Stations構想」を掲げており、今回の取り組みもその一環にある。favyはサブスクリプションシステムを中心とする店舗DXに強みを持つベンチャーテック企業として成長を続けており、このJR東日本グループの構想を実現するためのデジタル面における支援で協同することとなった。JR東日本のサブスクサービスは「JREパスポート」の名称で運用されるものとなる。利用希望者は該当のサブスクプランを購入し、店舗で会員証を提示、すると該当の特典やサービスが毎日受けられるようになる。トライアル提供開始となるのは以下の6つのサービスだ。1つ目は、上野駅、秋葉原駅、八王子駅の「ベックスコーヒー」で会員証を提示すると、来店ごとにブレンドコーヒーのM1杯（HOT／ICE・通常300円）が無料で、Lサイズは1杯50円で提供されるもの。1日3回まで駅を問わず利用でき、月額2,500円となる。2つ目は、「ベックスマイボトルプラン」で、同じく3駅の「ベックスコーヒー」において、会員証を提示し、マイボトルを持参すると、それに注ぐかたちでのテイクアウト提供で、ブレンドコーヒーM1杯（HOT／ICE）が無料になる。Lサイズ量の場合は1杯50円で、1日3回まで3駅全店舗で使えるという。こちらは月額1,500円になる。3つ目は、上野駅、秋葉原駅、八王子駅の「いろり庵きらく」を対象とする「きらくトッピングプラン」で、会員証を提示すると、そばの注文時にトッピング1品が無料になる。選べるトッピングはかき揚げ、ちくわ天、とり天、コロッケ、たぬき、きつねの5種類。1日1回まで3駅全店舗で利用でき、月額1,000円となる。残る3つは、いずれもシェアオフィス「STATION BOOTH」のプラン。シェアオフィススペース15分の利用権利を月10回行使できる「15分プラン」、60分利用権を月5回行使できる「60分プラン」、2時間の利用権を月8回行使できる「2時間プラン」が用意された。どのプランも全国全ての「STATION BOOTH」で利用でき、プラン料金は15分が月額1,500円、60分が月額3,000円、2時間が月額6,400円、いずれも初月無料で試すことができる。なお、このサブスクサービスでの利用の場合、事前予約は行えない。7月6日の販売開始日から店舗や専用サイトで購入でき、申し込みを行った当日からサービスを利用できる、申し込みから1カ月後、自動的に決済が行われ、会員券は継続する仕様となっている。詳細はリリース資料や専用サイトで確認してほしい。（画像はプレスリリースより）元の記事を読む

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