このデバイスは、東大発ベンチャーであるバイクリスタルが開発し、製造、販売も行っている。
三井不動産は、自社が運営する千葉県柏市にある「柏の葉スマートシティ」と、大阪府のバイクリスタル分室との輸送にて実験環境を提供し、AIやIoTを活用した街づくりへの活用を検討している。
しかし、輸送中の温度や振動の管理は、コスト的な観点から十分とは言えない状況であった。
この問題に対し、バイクリスタルが開発した、有機半導体を使った安価なタグにて、温度と振動のデータ取得が可能になり、今回の実験に至った。
このタグが量産化されれば、輸送トレースが可能になり、より安心して商品を運ぶことが可能になると考えられている。
(画像はプレスリリースより)