生分解可能な印刷用インクが、国際認証を取得
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食料品や日用品パッケージの印刷に使えるメリット
2021年8月31日、DIC株式会社の子会社であるDICグラフィックス株式会社は、バイオグラビアインキにおいて、2つの国際認証を得たことを発表した。

生分解性プラスチックを使用しており、認証はTUV AUSTRIAが制定する、OKコンポスト インダストリアルと、OKコンポスト ホームとなっている。


なお、このインキは、食品や日用品パッケージの印刷用インキとして用いられるが、植物由来の原料を使用していることが特徴となっている。
ゴミ処理場での生分解が可能
このインキのもう一つの側面としては、生分解が可能となったことで、都市型ゴミ処理場での分解によって、植物への生育阻害影響が無いことであり、一般家庭でのたい肥としての再利用もできることを示している。

なお、SDGs（持続可能な開発目標）の目標ともリンクしており、3.すべての人に健康と福祉を、12.つくる責任、つかう責任、13.気候変動に具体的な対策の3つに該当している。

他にも、健康に配慮された原料選定、溶剤使用率の削減、VOC削減による環境負荷低減が挙げられる。

（画像はプレスリリースより）

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