決済機能を持った自動販売機が対象
2024年4月9日、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTTコミュニケーションズ)は、自動販売機に搭載されているクラウド型決済サービスについて、独自に開発したSIMを実装した。

これにより、決済に関わる機微情報について、自動販売機での処理を行う機能を持たせる必要が無い。


なお、全国に設置されているクラウド決済型自動販売機12万台への実装だけでなく、将来拡大することを見越して20万台規模での展開も計画。
従来決済端末自体に機微情報保存機能が必要であった
本来、機微情報について厳しいセキュリティガイドライン規定が設定されているが、これをクリアするため自動販売機の端末内部に機微情報保存機能を設ける必要があり、必然的にコストが高くなっていた。

新開発SIMに機微情報を持たせることで、決済時に端末に機微情報保存機能を持たせる必要が無くなり、結果コストダウンが可能。

一台数百万といわれる自動販売機であるが、決済機能を有する場合製造コストや管理費、メンテナンス費用が嵩むため、これらを抑える効果が見込め有用であると考えられる。

(画像はプレスリリースより)

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