新潟県長岡市で開催される市民による市民のための映画祭、第30回ながおか映画祭で、一般社団法人ユーラシア国際映画祭新潟支部が制作した映画「瞽女さの春」が上映された。
”瞽女”とは三味線や唄を披露しながら旅をして生活をしていた盲目の女性旅芸人たちの総称。

昭和中期まで新潟で三千人いたと言われている。新潟県の中で高田と長岡が、瞽女の拠点として知られていた。

長岡は、最後の瞽女の地の一つである長岡市であるという事で、県内各地から、瞽女唄を愛好する観客が訪れた。実行委員長によると、本映画祭としては、多い観客数ということであった。

上映後は監督のトークを予定されていたが事情で、製作した(一社)ユーラシア国際映画祭新潟支部代表の今成が代理として登壇。

国の重要文化財である、旧長谷川家で行われた極寒のロケの様子を中心に話があった。その中でもスタッフや俳優の心温まるエピソードに観客も耳を傾けて、最後の質問コーナーでは、希望者の多さに急遽、時間終了後もロビーにて継続することとなった。

その中で、地元長岡市や新潟市、南魚沼市の瞽女唄保存に尽力されている方から、映画上映と瞽女唄保存会メンバーのコラボによるイベント開催も希望が続いている。9月23日は、長岡市アオーレシアターで10時15分から、映画「瞽女さの春」が上映される。

映画「瞽女さの春」は、9月14日、ロサンゼルスハリウッドJAPAN HOUSEで開催されたJFFLA2025映画祭で、最優秀日本文化賞を受賞。日本文化の魅力を、世界に伝える本作が、撮影地の地元で広く公開されることに期待が広がる。

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映画「瞽女さの春」
特別上映会
2025年9月23日(火)

製作:(一社)ユーラシア国際映画祭新潟支部

場所:アオーレシアター
   シティホールプラザ「アオーレ長岡」シアター(東棟1階)(長岡市大手通1丁目4番地10)
開場:10時15分
上映:10時30分~11時05分
舞台挨拶
女優 吉永鈴 主演/語り部
(本名 小野沢智子 新潟県出身)

入場料 (上映協力金として)

大人:1000円
中高生:500円
小学生以下:無料
先着45名様


配信元企業:一般社団法人ユーラシア国際映画祭
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