1990年にミニカをベースに背の高めたトールボーイスタイルのミニカトッポが登場。ハイトワゴンの嚆矢として、ワゴンRやムーヴの登場を促した。当時、企画・開発を担当した相川哲郎氏(eKワゴンのプロジェクトマネージャー[以下PM]を務めた後に三菱自動車社長に就任)の見立てどおり、10年を待たずに軽自動車の主流のカテゴリーに成長した。
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ミニカトッポは軽新規格への対応を機に1998年「トッポBJ」にフルモデルチェンジ。しかし、主力車種ながら、思いどおりの結果を残せていなかった。そこで2000年1月に急きょ立ち上がったのがeKワゴンのプロジェクトだった。
当時、相川PMのもと10人ほどのチームで企画立案に携わった河村信介氏は「当時は“eKワゴン”という名前はまったくなく、“EKプロジェクト”として始動しました。いくつかの案のなかから、いい軽を作るということで“EKプロジェクト”と相川PMが提案し社内決定しました」と語る。
主力を担う新型車として早く出したいという会社側の思惑があり、短期開発になるが、企画の段階でも大筋の方向性が決まるまでにわずか2カ月という異例のスピードだった。
パッケージングを決める際のポイントは、一般的な機械式立体駐車場に入る全高1550㎜のセミトールタイプとしたことだった。「主力商品としてもう1球投げるということで、ハイトタイプのトッポBJと差異化を図りました。もう1台持つとしたら、立体駐車場に入るサイズがポイントだよねと。
開発期間と開発費を抑えつつ、魅力的なクルマづくりのため、シンプル、クリーン、ベーシックといったキーワードをもとに開発。プラットフォームはトッポBJのものを流用し、エンジン・トランスミッションも1種類。バリエーションは2グレード展開とするも、後にターボ車のeKスポーツ、上質なeKクラッシィ、SUVライクなeKアクティブとラインアップを展開。選ぶ楽しさが味わえる豊富なボディカラーを用意するなど、力点を置くポイントにメリハリを付けた。
また、価格設定も重要なポイントで、FFの標準車でコミコミの乗り出し価格で100万円を意識した。
20周年を迎えたeKワゴンについて河村氏は「最初からニッチな商品ではなく軽の王道を行くクルマとして企画しましたが、こんなに三菱の軽の主力になるとは。まさに小さく産んで、大きく育ったなという気がしますね」としみじみと語った。
初代の好評が牽引役となり、2代目ではスライドドアを意欲的に採用。3代目はハイトワゴンに発展し、現行の4代目では先進安全装備を積極的に採用。初代のスピリットは20年が経った現在でもしっかりと生きている。
〈文=ドライバーWeb編集部〉

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