ぜひBBSを検討してみてほしい。
【画像】BBSの「RF」は見た目も走りもマツダ6にマッチする
BBSはあらゆる車種にマッチ
555台限定のVAB型WRX STIタイプS特別仕様車「EJ20ファイナルエディション」、国内限定200台の「シビック タイプRリミテッドエディション」。両車の共通項は即完売→プレミアが付くお宝モデルであり、専用設計のBBSアルミ鍛造ホイールが採用されていること。
自動車メーカーのハイレベルな要求……デザイン性、ばね下の軽量化、サーキット走行時のコーナリングフォースやギャップを乗り越えた際の大入力にも耐える強度と強靭さを兼ね備えるという、背反する項目を満たすのが、BBS独自の鍛造製法だ。
アルミの塊(アルミビレット)に強大な圧力をかけ、何度も金型を取り替えながら成型することで材料剛性が増し、鍛造を終えた素材をローラーで延ばして厚みを抑えたリムに成形。こうして得られた軽さと強靭さ、しなやかさのベストバランスが意のままの操舵フィールを生み出す。
ゆえに「ハイパフォーマンスカー御用達」の印象が強いBBSホイールだが、スポーツカーだけでなくホイールとタイヤの大径化が著しいSUVやラージクラスのセダン/ワゴンとのマッチングは気になるところ。
●足元の軽さはハンドリングに直結。ミシュラン・プライマシー4とマツダ6の相性もよく、乗り心地と走りの切れ味を両立する
マツダ6の走りを激変させた
そこで、国産ラージクラスで唯一ディーゼルエンジン+6速MTをラインアップし、プレミアム感に加えて操る楽しさも兼ね備えたマツダ6ワゴンの特別仕様車「XDブラックトーンエディション」に、ダイナミックで伸びやかな曲線を描く5本クロススポークのRFを履かせてみた。
純正サイズは225/45R19だが、あえて18インチに変更(タイヤサイズは225/50R18)。銘柄はウエット性能に定評のあるコンフォート系ミシュラン・プライマシー4だ。
走り出してすぐに感じたのが「転がりの軽さ」。アクセルオンでクルマがスッと前に出て、ボディの大きさや車重(約1.7トン)を意識させない身軽な動き。
圧巻はハンドリング。中立付近からわずかに舵を当てるだけでコーナリングパワーが立ち上がり、思いどおりの旋回フォームが描ける。リムエンドまで伸びた細身のスポークのおかげで実際のサイズ以上に大口径に見え、タイヤの厚みも気にならない。研ぎ澄まされたRFのデザインは無駄な装飾がないマツダ6に自然にハマる。これはいい組み合わせだ。
「軽くて強い」BBSホイール。見た目にも、そして走りにも想像以上のメリットを与えてくれる。
●BBSホイールの中核モデル「RF」をマツダ6に装着。サイズは7.5J×18インチ、インセット45。重量は7.9kg。カラーはダイヤモンドシルバー、価格は9万2950円(1本)
[取材協力:フューチャー・ビジョン]
所在地:静岡県御殿場市板妻581-2
TEL:0550-70-3363
https://www.garagefuturevision.com
〈文=湯目由明 写真=山内潤也〉

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