■なぜ今、合併なのか?
3月10日、BMWグループはアルピナブランドを買収すると発表した。日本でも高い人気を誇るアルピナは、BMW各モデルのオルタナティブとしての地位を確立しているが、2025年末以降は「BMWのポートフォリオの一部」となる。
●アルピナの最新フラッグシップモデル、B8グランクーペ
BMWのお膝元であるドイツ・バイエルン州ミュンヘンから、西に約70kmの位置にあるブーフローエに本社工場を構える、アルピナ・ブルカルトボーフェンジーペン有限合資会社(Alpina Burkard Bovensiepen GmbH + Co. KG)は、半世紀以上にわたりBMW本社公認でBMW各モデルのチューニングカーや、BMWベースのオリジナルモデルを製造・販売してきた。両社の信頼関係は極めて良好であり、開発エンジニアが互いに行き来するほどである。
しかし「100年に一度の大変革の時代」といわれる現在、自動車業界は広範囲にわたる変革が求められている。そのためアルピナのビジネスモデルも定期的に見直されているが、BEVへの転換や、排出ガス規制をはじめとした世界中で強化されるさまざまな規制、自動運転技術の開発などは、年間生産台数が2000台ほどの小規模メーカーにとって、相当な負担になることは明らかだ。
■今後のアルピナブランドはどうなる?
そこで良好な関係にあるBMWグループがアルピナの商標権を取得し、ラグジュアリーモデルのポートフォリオを拡大。ブーフローエは、既存の協力契約が切れる2025年以降、販売済みの車両へのアフターサービスや部品供給などを行うことになる。なお、これまで自動車事業と並行して行われてきた、アルピナのファミリービジネスであるワイン事業については変更ない。
●アルピナの最新フラッグシップモデル、B8グランクーペ
ブーフローエでは、2025年末まではアルピナ・ブランドのオリジナルモデルの開発・生産が現在と同様に行われる。それ以後は、現在300名ほどの従業員は職種により仕事が継続できなくなる可能性があるが、BMWグループが新たなポジションを用意するなどサポートを行う予定だ。
Mモデルにも負けないパフォーマンスを発揮する、独自開発のツインターボエンジンや、スポーティなハンドリングと抜群の快適性を両立したオリジナルチューンのシャシー、そしてハイパフォーマンスをひけらかさないアンダーステイトメントな佇まいと、極めて上質な仕立てのインテリアが魅力のアルピナだが、BMWのポートフォリオの一部となって以降に、どんなブランドに進化するのか、非常に気になるところである。
<文=竹花寿実 Toshimi Takehana>

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