マツダロードスターは1989年の誕生から30年以上が経つ。
【画像】走りのカットも反転だった! 初代ロードスター、海外仕様のカタログ
両者を見比べてみると、当然ながら、英国版は右ハンドル、スイス版は左ハンドル仕様になっている。よく見てみると、クルマに映り込んでいる景色が(左右反転させただけで)まったく同じであることがわかる。唯一の違いは、スイス版のバンパーだけに「MAZDA」のデカールが貼られていることである。当時、日本向けにはバンパー上部中央にユーノスのエンブレムが装着されていたが、海外向け(初代の初期モデル)には中央にマークはなく、MAZDAのデカールが右ハンドル、左ハンドルの違いなく、バンパーの左側に貼られていた。
というわけで、英国版、スイス版の写真は、ポジフィルムを反転させて使用したのではないか。そう推測したが、証拠がない。そこで、両者の写真をくまなく見ていくと、フロントガラス外側の下部にあるガラスの刻印が気になった。私が初代ロードスターに乗っていた時の記憶では、フロントガラスの左下側にガラスの刻印が付いていて、右側にはなかったはず。
そこで、マツダに確認してみると、初代ロードスターは仕向け地に関係なく、全車両のフロントガラスの左下側だけにガラスの刻印が記されていたことがわかった。
しかしながら、MAZDAのデカールはどうしたのか? 今ではデカールの貼り付けは画像処理で比較的簡単にできてしまうが、当時はポジフィルムの時代である。後から被写体を“消す”方が大変なので、後処理でデカールを付け加えたのではないかと推測される。なお、現場で左ハンドル車の撮影時だけデカールを貼るという奥の手があるが、撮影で木の葉が微妙に揺れ動いてしまうので、まったく同じ写真にはならない。
じつは、写真反転は表紙だけではなかったようで、ドリフト走行しているイメージ写真、オープンで走行している写真、ドアを開けたイメージカットなどいくつかが該当すると思われる。そして、左右反転している写真にはMAZDAのデカールはどこにも見当たらない。従って、反転を前提とした写真の被写体にはデカールを付けていなかったと推測される。
ただし、当然ながら、内装は右ハンドル、左ハンドルそれぞれの車両で撮影しており、画像処理が難しい車両フロント斜めの外観のカットなどは、同じロケ場所でそれぞれを取り分けている。必要なカットは右ハンドル車、左ハンドル車を撮影しているから、写真反転を利用したのは、恐らく撮影の効率化のためだったのではないかと思われる。
〈文=ドライバーWeb編集部〉

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