16歳から乗れるスズキの電動パーソナルモビリティ「SUZU-RIDE」【ジャパンモビリティショー2023】
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2023年10月3日、スズキは2023年10月26日から11月5日まで東京ビッグサイトで開催されるジャパンモビリティショー2023の出展内容を発表した。

【画像】特定原付の参考出品車SUZU-RIDE／SUZU-CARGO

参考出品車である電動パーソナルモビリティの「SUZU-RIDE（スズライド）」は新しく制定された車両区分「特定小型原動機付自転車」のモビリティ。
生活と遊びをクロスオーバーさせた電動パーソナルモビリティとして、現在、注目されている電動キックボードのような手軽さを持ちつつも、四輪で安全に16歳から誰でも乗れ、免許が要らない生活密着型のモビリティである。

自転車やバイクのように、フレームが見えるデザインとして、若者から高齢者まで乗ってみたいと思わせるデザインとしているのが特徴。後部の荷台ボックスは約110Lの容量が入る全天候型で、大切な荷物も安心して入れることができる。足元にも荷物を固定することができ、利便性を向上。フロントカウルはパーソナライズ性や安心感を与え、特定原付として備えているグリーンランプの最高速表示灯は車両後方にも装備。最高速モードを切り替えることで車道だけでなく、歩道も走ることができる。

SUZU-RIDEは街中をすいすい走ることができるちょうどいいサイズで、たくさんの荷物が入るボックスを持つ生活の足、通学の足として、ちょっとした買い物や趣味の道具として活用できるモビリティである。兄弟車の「SUZU-CARGO（スズカーゴ）」は大きな荷台を備えた電動マルチユースモビリティ。全長は特定原付の上限サイズいっぱいの1900㎜とし、荷台は175Lの容量を持ち、さまざまな用途に対応。荷台のサイド面にはフックをもったパネルを装備しており、パネルを裏返して装着すると、簡易テーブルになるなど使い勝手も考えられている。

ちなみに、SUZU-RIDE／SUZU-CARGOの車名の由来は、スズはスズキのスズ、ライドは乗用、カーゴは商用を示す。1955年10月に日本初の量産軽四輪車として発売した「スズライト」と歩調を合わせたネーミングで、スズライトは軽自動車のパイオニアであったが、スズライド／スズカーゴは四輪の特定原付のパイオニアになるという志を表している。


〈文＝ドライバーWeb編集部〉
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