スズキは2023年11月13日、スイフトスポーツの6速MT車を一部改良し、11月27日から発売すると発表した。2023年10月2日に行われたスイフトスポーツの一部改良は6速AT車のみが対象で、MT車は同タイミングで廃止となっていたため、今回は待望の復活である。


6速MT車の改良の内容はAT車に準ずる。後退時車両直後確認装置(バックカメラやバックソナーなど)の装着義務化の法規対応を実施。スズキセーフティサポートを標準装備化するとともに、以前設定していたスズキセーフティサポート非装着車を廃止した。価格は仕様変更によるコストアップ分に加えて、原材料価格高騰分も反映させており、AT車同様13万6400円アップし、216万4800円となった。ちなみにAT車はMT車に対して7万1500円高い223万6300円である。

なお、10月2日の改良でラインアップ落ちしていたワゴンR FXの5速MT車も今回復活した(11月24日発売)。価格は129万4700~141万7900円で、7万7000円の価格アップである。MT車の選択肢が少なくなっているなか、MT車の再設定を歓迎したい。

〈文=ドライバーWeb編集部〉
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