そんな東京オートサロンで出会った、最新カーアイテムを一挙にご紹介!
CUSCO
「創業50周年を振り返る」

2027年に創業50周年を迎えるキャロッセ(ブランド名:CUSCO)。半世紀にわたってサーキットレース、ラリー、ダートトライアル、ジムカーナ、ドリフトなど、さまざまなモータースポーツに自社チームで参戦し、得られたデータを製品開発にフィードバックしてきた。
ブースには過去のモータースポーツ参戦歴を振り返り、1990年代に全日本GT選手権で活躍した「CUSCO SUBARUインプレッサGT300」、「CUSCO GR86 FORMULA D」のCUSCOワークスデモカーを並べた。
さらに「レクサスLBX MORIZO RR」のカスタマイズ車両、車高調サスペンションキット、ボディビルドアップパーツなどの主力製品、今後リリース予定の新製品を展示・発表した。


WinmaX
「ARMAシリーズに代わる新シリーズを発表」

「ブレーキアイテムを替えることで運転が楽しくなる喜び」を体験してもらうために、最新型のドライビングシミュレーターを導入。WinmaXがラインアップするブレーキパッドの効きやフィーリングの違いを実車相当の精度で体感することで、使用用途に合わせたブレーキパッドを提案する。
ロングセラーのARMA(アルマ)シリーズに代わる新シリーズとして、2月中の発売を予定しているストリート用パッドのSTシリーズ(旧ATシリーズ)、ミニサーキット用パッドのMCシリーズ(旧APシリーズ)、フルサーキット用パッドのFCシリーズ(旧ACシリーズ)、耐久レース用パッドのERシリーズ(旧AEシリーズ)を発表。車種、クルマの仕様、コース、ドライバーの好みによって選べるコンセプトはそのままに、最新の素材に置き換え、配合の最適化を図った。


ENDLESS
「S耐シリーズチャンプのノウハウを製品にフィードバック」

2024スーパー耐久シリーズ・ST-4クラスでシリーズチャンピオンを獲得したエンドレスGR86。S耐で得た貴重なデータが、ブレーキアイテムやサスペンションなど、クオリティの高い製品に生かされる。
新製品では街乗りから走行会まで対応し、走り始めから制動力が得られコントロール性にも優れたスポーツパッド「SR01」、現行40系アルファード/ヴェルファイアにも対応し、重力級ミニバンを安心して制動するストッピングパワーが得られる大型6ポットキャリパー「アルヴェル6」、アル/ヴェルやレヴォーグなど、電動パーキングブレーキ搭載車に対応するリヤブレーキディスクローターのインチアップキットが注目を集めた。


ENKEI
「実戦の場で培われた性能・信頼を全製品に反映」

スーパー耐久シリーズ2024で活躍した「NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z」をブース中央に展示し、周囲をさまざまなカテゴリーのモータースポーツで活躍するレーシングホイールと、スーパーGT用ホイールの設計思想を基に、GT-4車両をターゲットに最適化された5孔専用デザインのリアルスポーツモデル「Racing NVR5」をはじめ、既存モデルに追加設定された新色、新サイズなど、バリエーション豊かなENKEIブランドホイールで囲んだ。


Projectμ
「新製品のアルミ鍛造キャリパーとパッドを展示」

ブレーキパッドはペダルコントロール性能に特化したスポーツモデル「HC CS18」、大型SUVやミニバンなど重量車対応のストリートモデル「TYPE PS HW」、耐久レースに求められる耐摩耗性能と耐フェード性に優れた「RACING777」、アルミ鍛造ブレーキキャリパーはハイパワーや重量級車両を制御するストッピングパワーを備えた6ピストンの「FSA6」、リニアなペダルコントロールとストッピングパワーを備えた4ピストンの「FSA4」、フロントブレーキとのバランスを考慮したリヤ用2ピストンの「FSA2」、4×4オフロード向けの対向6ピストンキャリパーで、鋳鉄ボディの「XC6II」の新製品を展示。ブース中央のApexi GRヤリスにはフロントにFSA6、リヤにFSA2が装着され、NASCAR供給のレーシングホイールをベースにしたBBSのアルミ鍛造1ピースホイール、RE-V7とのマッチングを確認できた。


オートウェイ
「在庫豊富なタイヤ倉庫をイメージ」

1999年からインターネット通販を開始し、累計販売本数は3700万本以上。年間250万本以上のタイヤ・ホイールを、海外メーカーからの直輸入&流通コストを徹底的に省いたダイレクト販売により業界最安値で販売する。ブースは大量の在庫をストックし、即日出荷に応える巨大倉庫をイメージ。総勢17人のキャンギャルがステージを盛り上げ、大人気の動画クリエイター「釣りよかでしょう。」のよーらーさんとむねおさんによるトークショー、制限時間内にクリアするとMINERVAタイヤ1台分がもらえる「ウルトラ電流イライラ棒」などが催された。


中央自動車工業/オートフラッグス
「ボディコーティングのリーディングカンパニーと4WD・SUVカスタムの雄がカーライフの楽しさを広げる」

創業80年の歴史で初めてのテレビCM「何してル?セントラル」が放映中の中央自動車工業。同社は1988年に業界に先駆けて自動車用ボディコーティングの販売をスタートし、環境負荷を低減するボディコーティング剤の開発などで市場をリードする主力のケミカル事業や自動車用部品事業など、モビリティ社会に欠かせない事業を行っている。ブースではプロジェクションマッピングを活用してCPCプレミアムシリーズ「エクスGN」の水弾き効果が分かる映像をポルシェ タイカンに投影し、3層ガラス質被膜ハイクラスプレミアムコーティングの優れたパフォーマンスを訴求した。
1996年の設立以来、国内外のネットワークを通じて4WD・SUV向けカスタムパーツの企画・製造・販売を行い、オフロードテイストを強めるデザインと、ユニークかつ機能がわかりやすいネーミングでコアなファンを獲得しているオートフラッグス。2023年に中央自動車工業の一員になり、ますますパワーアップ。



WORK
「2025年ニューモデルを一挙展示」

大型SUVにふさわしい重厚感と存在感の「LS ADAMAS」、不朽の名作を最新の設計と技術でアップデートした「VS KF♯」、アルファード/ヴェルファイア専用の「EMITZ STRAHL」、剣のような美しさと力強さを究極の鋳造製法で再現した「SCHWERT GLASON」、ブランド初のSUV&4×4向け1ピースホイール「MEISTER S1 1PIECE SUV」、細身の16本スポークと抑揚あふれる重厚ディッシュを融合させた「Seeker FD」、クラシカルかつスタイリッシュな「Seeker DT」の新作ホイールを展示した。


<文と写真=湯目由明>