楽器といわれると、思いつくのはピアノやギターに、せいぜいバイオリンくらい。
日頃楽器と触れ合わないせいか、“ハープ”と聞くともう、まったく別世界のように感じてしまう。
そんなハープを専門に製造する会社、実は日本ではただ一社だけ。その貴重な一社は福井県にある。
会社の名前は青山ハープ株式会社さん。そもそもこちらは楽器の修理が前身で、1897年よりバイオリン、チェロなどの弦楽器製造も開始。当時の社長がアイリッシュハープに惚れこみ、昭和30年ごろからハープ作りに乗りだした。
海外では各地方にハープの歴史があり、好む人も多いためハープメーカーや工房が多いそうだ。しかし日本はそういう下地が無い。つまり、ハープを専門に作る会社は当時でもここだけ。
最初に作ったものは、小型ハープのノン・ペダルハープ。独自の技法により正確な音程のハープを売りだすやいなや、すぐさま世界に注目された。
続いてオーケストラ、ソロリサイタルなどで活躍す本格的な“ペダルハープ”も製造。
実はペダルハープを製造しているメーカーは世界でも数少ない。
そういった事情もあり、福井ではイベントなどによくハープが登場。“ハープクラブ”を持つ小中学校もあり、子供達も幼い頃からハープに慣れ親しんでいるそうだ。他県の子供に比べて、福井の子供はハープと馴染みが深い。
さらに対人口比で見るとハープ奏者も多く、演奏家を産みだしやすい土壌なのだろう。
ちなみに青山ハープさんが実施するハープ教室は福井県内だけでなく東京営業所、大阪事務所でもレッスンが行われ、多数のレッスン生がいるそう。
ハープというと若い女性のイメージだが実際は年配男性のレッスン生も多く、プレイヤーを目指す人だけでなくハープを自宅で楽しみたいという優雅な目的の人も。
しかしハープのお値段は ペダルハープが98万円~450万円 ノンペダルハープで28万円~44万円。気軽に手を出せるお値段ではないが、福井県内ではハープに関するイベントが多く開催されている。ハープ専用のコンサートホールも作られ、こちらでもイベントが随時実施中。
ハープがどんなものか知りたい人は、ぜひ福井へ。
(のなかなおみ)
日頃楽器と触れ合わないせいか、“ハープ”と聞くともう、まったく別世界のように感じてしまう。
そんなハープを専門に製造する会社、実は日本ではただ一社だけ。その貴重な一社は福井県にある。
会社の名前は青山ハープ株式会社さん。そもそもこちらは楽器の修理が前身で、1897年よりバイオリン、チェロなどの弦楽器製造も開始。当時の社長がアイリッシュハープに惚れこみ、昭和30年ごろからハープ作りに乗りだした。
海外では各地方にハープの歴史があり、好む人も多いためハープメーカーや工房が多いそうだ。しかし日本はそういう下地が無い。つまり、ハープを専門に作る会社は当時でもここだけ。
最初に作ったものは、小型ハープのノン・ペダルハープ。独自の技法により正確な音程のハープを売りだすやいなや、すぐさま世界に注目された。
続いてオーケストラ、ソロリサイタルなどで活躍す本格的な“ペダルハープ”も製造。
実はペダルハープを製造しているメーカーは世界でも数少ない。
青山ハープさんはそのうちの一社ということになる。
そういった事情もあり、福井ではイベントなどによくハープが登場。“ハープクラブ”を持つ小中学校もあり、子供達も幼い頃からハープに慣れ親しんでいるそうだ。他県の子供に比べて、福井の子供はハープと馴染みが深い。
さらに対人口比で見るとハープ奏者も多く、演奏家を産みだしやすい土壌なのだろう。
ちなみに青山ハープさんが実施するハープ教室は福井県内だけでなく東京営業所、大阪事務所でもレッスンが行われ、多数のレッスン生がいるそう。
ハープというと若い女性のイメージだが実際は年配男性のレッスン生も多く、プレイヤーを目指す人だけでなくハープを自宅で楽しみたいという優雅な目的の人も。
しかしハープのお値段は ペダルハープが98万円~450万円 ノンペダルハープで28万円~44万円。気軽に手を出せるお値段ではないが、福井県内ではハープに関するイベントが多く開催されている。ハープ専用のコンサートホールも作られ、こちらでもイベントが随時実施中。
ハープがどんなものか知りたい人は、ぜひ福井へ。
(のなかなおみ)
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