─── それは、世界で『ドラゴンボール』が受けた理由とも通じますよね。

林田 そう思います。だから、今の子どもも楽しめるように、と何かを変える必要が全くない作品なんです。そのままの世界観でいつでも楽しめる作品。こういう作品は数少ないというか、とても希有な存在だと思っています。

─── 同時に、よりファン層を広げるという意味では、ももいろクローバーZ(ももクロ)の起用など、新たなチャレンジもしています。

林田 初日の舞台挨拶は凄かったですねぇ。ももクロさんって他の女性アイドルさんと違って老若男女を問わずファンがいらっしゃいます。よりファン層を広げるというところでの意義はあったと思っています。

─── ももクロメンバーも、グループ名に「Z」が入っている私たちがようやく……と以前の取材でおっしゃっていました。

林田 今回の主題歌の曲名が「『Z』の誓い」。ある意味で、『ドラゴンボール』ファン、ももクロさんのファン、それぞれが期待していた部分でもあると思うんです。結果的には、今、一番勢いのあるグループを起用できたことで、相乗効果も出たんじゃないでしょうか。


《ベジータがいなければ、悟空はここまで成長はできなかった》

─── 先ほど、敵役におけるフリーザとベジータの人気ぶりの話がありました。そのベジータのポジションが年を追うごとにより強固なものになっている気がしています。今回の映画ポスターでも、もう悟空と二枚看板くらいの印象になっていて。

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