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認められるために生きると、みんな傷つけてしまう『大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル』

職場や学校の人間関係が息苦しいと思ったことはないだろうか?
僕はある。いまはそうでもないけど。
それどころか、学校や家庭や職場や、つまり世界全般というものが、「息苦しくて当たり前」なときも、かつてはあった。
あまりに「当たり前」なことと思っていたものだから、それが「息苦しい」んだとすら自覚できなかった。

そういうときにはしばしば、日常の人間関係に、苦手な人たちがいる。
彼らは直接・間接に、こちらを害してくる。
その人たちはしばしば、この自分「なんか」よりずっと恵まれていて、生き生きと幸せに、この息苦しい世界を渡っている(ように見えてしまう)。
その人たちを見ていると、自分が間違っているのではないか、自分という人間には価値がないのではないか、という気分になる。
果てしなく卑屈で自責的になってしまう。
と同時に、そんな世界を呪いたくもなる。
そういうとき、どうしたらいいのか。
認められるために生きると、みんな傷つけてしまう『大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル』
豊島ミホ『大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル』(岩波文庫)。840円+税。表紙画・挿画も著者。

「自分にとって有害なやつ」にあったときは


豊島ミホさんは、約6年ぶりの新刊『大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル』(岩波ジュニア新書)のなかで、下の方針を提案している。
〈1 : 自分にとって有害なやつは「自分にとって有害なやつ」以上でも以下でもないと考える。
2 : なぜ害されたか、心のなかで分析しそうになったら止める。
3 : 悲しければ泣く。つらいと言える相手がいたら言う。
4 : 相手を変えようと思わない。相手と自分との接点だけを切る〉

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