
■DVD & Blu-ray『WINNER 1st JAPAN TOUR 2014』インタビュー
「ステージ上がってファンの皆さんを目の前にすると、大変なことなんて全部どこかに行ってしまいました」
現在、全国10都市17公演に及ぶ、自身初のホールツアー【WINNER JAPAN TOUR 2015】を開催中のWINNER。先日、日韓ともにデビュー1周年を迎え、また新たな気持ちで二度目の日本ツアーに挑んでいる。そんな彼らから、現在の心境や、1stツアーの模様を収めたDVD&Blu-ray『WINNER 1st JAPAN TOUR 2014』でのエピソードなどを語ってもらった。
――日本デビュー1周年を迎えましたが、今の率直な気持ちを教えてください。
スンユン:もう1周年ですね。本当に早いです。でも、まだ1周年ですから新人です(笑)。この1年間、いろんな経験が出来て、そのおかげで成長出来ました。ツアーをしながら、パフォーマンス、歌、ラップ、全部頑張ってはいますが、もっと成長しなくちゃいけないととも思って練習もしています。僕はリーダーとして、メンバーの成長した姿を見て、ある程度は満足しています。だけど、もっと成長するWINNERでありたいです。
スンフン:今回のツアーの東京公演のアンコールで、ファンの皆さんがシークレットイベントをしてくださいました。すごくびっくりしました(笑)。INNER CIRCLE JAPAN(WINNERのファン)とスタッフが準備してくれたんですけど、ケーキを用意してくださって……感動しました。
ジヌ:デビュー後、ソロ活動も多く、時間があっという間に過ぎました。日本でも韓国でもメンバー5人での活動が少なかったんですが、今回のツアーをきっかけにまた5人での活動が始まりました。このまま日本でも韓国でもアルバムを出して、活発に活動して行きたいです。
ミンホ:早く日本でのオリジナルアルバムを作って、ファンの皆さんにお聴かせしたいです。
テヒョン:韓国でも日本でももう1周年。もっと成長するWINNERになりたいです。

――1年が経って、メンバーそれぞれにお互いのイメージはどうなりましたか?
ミンホ:僕から見たジヌさんは、ときにはお兄さんで、ときには弟みたいで、ときには友達のようで、カメレオンのような、多様な人です。
ジヌ:スンヨン君はWINNERになくてはならない人です。
スンユン:僕にとってテヒョン君は、いつも僕になにかをやりたい気持ちにさせる人なんです。テヒョン君は好きなこともたくさんあるし、音楽的にも僕とは違う個性があるので、「俺もテヒョン君みたいになりたい!」って、そんな気持ちにさせる人ですね。
テヒョン:スンフンさんは僕にとって映画館みたいな人です。そのままじっと見ているだけで面白かったり、悲しかったり、楽しかったり。エンターテイメントな姿を見せてくれるので、映画館みたいだと思います。
スンフン:僕にとってミンホ君はワンチャンみたいです。ずっと昔から飼っていたワンチャンのようです。ご主人様が仕事を終えて帰ってきたら、尻尾振ってやってきます。でも、あのワンチャンは知らない人が来ても尻尾を振ります(笑)。そういう心が広い人ですね。
――(笑)。現在、2度目の日本ツアー中ですね。
テヒョン:韓国にいたとき、いつも日本のことを考えていました。なので、公演を終えるとすっきりした気持ちもありますが、名残惜しい気持ちにもなります。
ジヌ:初日が滋賀だったんですけど、日本のINNER CIRCLEの皆さんが、僕たちを忘れずにたくさんきてくれるかなぁと心配でした。でも、たくさん来てくださって感動しました。
ミンホ:公演までの準備期間が短かったこともあって、公演が始まるまでは不安でした。覚えないといけない歌詞や、新しい振り付けもあって。でも、完璧な姿を見せたいとずっと練習をしていたので、今は、皆さんにカッコいい姿を見せることが出来てよかったと思っています。
スンユン:1日2回公演で、2日連続ということもあり、4回も出来るのかな?と。体力的にも心配がありました。実際にとても大変で、実は少し体調がよくないこともあって。でも、ステージ上がってファンの皆さんを目の前にすると、大変なことなんて全部どこかに行ってしまいました。
スンフン:東京公演がちょうどデビュー1周年と重なったこともあって、ファンの皆さんと共に出来て、忘れられない思い出となりました。韓国ではメンバーだけで集まって小さなパーティはしたんですけどね。

――昨年の初ツアーは、日本語の歌詞を覚えるのが大変だったと思いますが、今回は2回目ですがどうですか?
スンユン:前回に比べると覚えやすかったです。でも、今回のツアーからもっと新しい姿を見せたいと思って準備した曲もあったので、やはり新しい曲は大変でした。とはいえ、本当に良い曲だったので、覚えるのは面白かったです。
テヒョン:僕たちの曲では、韓国にいるのに、日本語の歌詞が浮かんでしまったりすることもありました。
スンユン:1stツアーで11公演もやったので、僕たちの曲は忘れないですよね。と言うか、なぜか韓国語の歌詞より日本語の歌詞の方が歌いやすいんですよ。韓国語で作った曲なのに(笑)。
――ファンの方の反応はいかがですか?
ミンホ:前回のツアーより、男性のファンが多くなって本当に幸せです。“What's up?”(腕をクロスしあって「やあ!」って感じ)したいです!
スンユン:僕たちのお父さんお母さん世代というか、おじいさんおばあさん世代のファンの方もいらっしゃって、本当に感動しました。デビューしたときから、“全世代の方から愛される歌手になること”が目標だったので、そんなファンの方々の姿を見て、本当に感動しました。
――ユニットやソロコーナーもありますが、注目すべきポイントはありますか?
ミンホ:今回、WINNERとしての新曲がなかったこともあって、スペシャルステージを用意しました。新しい曲をアコースティックで披露したり、昨年よりもグレードアップしたバージョンを見ていただけると思います。
テヒョン:BIGBANG先輩の「FANTASTIC BABY」のカバーをしているのすが、そこもポイントです。
スンフン:WINNERはダンスで魅せるというより、歌を聴かせるグループだと思っているのですが、スペシャルステージでは、ダンスのイメージも見せられました。WINNERの新鮮な姿を見せられたかな、と思います。
――スンフンさんは振り付けもされたんですよね?
スンフン:はい。前回のツアーと同じ曲もあったので、曲が同じでも違う色を出したいと思って、振りの構成を変えたり、違う演出もしました。
――大変でしたか?
スンユン:全然! 大変じゃなかったです
スンフン:楽しくやりました。くしゃみをするみたいな感じ(笑)。めちゃ簡単です!
一同:(笑)。

――新しく準備した日本のカバー曲は、独特な世界観もあって、会場から拍手と歓声がすごかったですね。
スンユン:日本の皆さんのために準備した曲です。とてもいい曲で、僕たちも楽しく準備出来ました。僕たちがいい曲だと感じるものは、やはり皆さんも気に入ってくださると思うんです。
――事務所の先輩の楽曲も歌いますが、先輩からアドバイスは?
スンユン:先輩たちも忙しいので、アドバイスはありません(笑)。でも、先輩のいい曲を僕たちの色で表現するにはどうしたらいいかを研究して、いいポイントを最大限活かして、WINNERらしい色を入れていいパフォーマンスをしています。皆さんがその部分を観てくださったら幸せですね。
――今回、初めて行く地方もありますが、楽しみにしてることや、食べたいものはありますか?
スンユン:僕は仙台が、牛タンが一番有名なところだと聞いて、それはトライしたいと思っています。
スンフン:先日、沖縄でライブをすることを発表しました。沖縄といえば、世界的な観光名所だと思いますので、日本の浴衣を着て、花火祭りに行きたいです。
スンユン:秋にも花火祭りはありますか?
――たぶん、無いと思います(笑)。
スンフン:残念。
スンユン:沖縄公演に来てくれる皆さんは、ぜひ花火を持って、公演が終わったら、一緒に花火祭り。僕たちだけの花火祭りをしましょう!
テヒョン:僕は宮城を期待しています。宮城という発音が本当にキレイだと思います。
ジヌ:以前、名古屋に行ったときに手羽先を食べたんですけど、それからしばらくたちました。だから、名古屋ではまた手羽先が食べたいです。昨年のツアーで、スンユンくんと一緒に100個食べたんですよ。
ミンホ:僕は、冬の札幌に行きたいです。前に行ったことはありますが、めっちゃ良かったので。景色もカッコイイし、全部良かったです。もう一回行きたいです。札幌でサッポロビールを飲みたいです(笑)。
テヒョン:札幌は小説に出てくるような街ですよね。景色も本当に素敵です。

――先日、1stツアーの模様を収めたDVD&Blu-ray『WINNER 1st JAPAN TOUR 2014』が発売され、オリコンで初登場4位となりました。見所や、今だから語れるエピソードなどがあれば教えてください。
スンユン:僕たちの初めてのコンサートツアーですから、フレッシュな僕たちの姿が見れるかも知れません。そして、パフォーマンス、ステージの上の姿もあるんですけど、日常的な姿も収録してるので、そこも楽しみにしてください。
スンフン:1stツアーで札幌に行ったときにいろんなことを体験しました。温泉も行きました。タオルだけ巻いて、5人で入ったんですけど、なぜかDVDには収録されませんでした(笑)。なので、そこは僕たちだけの思い出になりました。僕たちは日本に来るたびに温泉に行きたがります。
テヒョン:僕は最後の公演が記憶に残っています。理由は、僕たち5人全員が泣きました。日本のファンの皆さんがイベントをやってくれました。今でも感謝してます。
ミンホ:1stツアーの最後のリハーサルのとき、ジヌさんが、僕たちがまだパフォーマンスをしているのに急にいなくなりました。それで、4人だけでパフォーマンスを終えた後、「ジヌさんどこ?」って探してみたら、ジヌさんは女装を(笑)。
スンユン:ジヌ君は自分の女装のことばかり考えていて、前のステージを忘れちゃいました(笑)。楽屋に戻って来て、ジヌ君に「どこにいましたか?」と、質問したら、ジヌ君は「えっ? 何か、あったのかな?」って。ジヌ君の頭の中は全部、女装、女装、女装……みたいな考えで、その前のステージ忘れちゃったんです。そんなエピソードも見られます(笑)。
ジヌ:これを間違えてはいけないということで頭の中がいっぱいでした。本当にメンバーたちゴメン。
――ジヌさんは女装をするときに気をつけていることはありますか? それから、メンバーの皆さんはジヌの女装をどう思っているますか?
ジヌ:僕は、女装をするとき、チークとかリップとか、かつらとか、除毛とか(笑)、いろいろ気をつけてます。
スンユン:僕は、今回のツアー中、ジヌ君が女装を準備してるときに、僕も次のステージを準備してて、一緒の部屋にいるんですけど、未だに慣れません。いつも、自分の準備をしながら、ジヌ君を見て、「びっくり!」ってなります。毎回なります。
――女性に見えて、きれい過ぎてびっくりっていうことですか?
スンユン:はい。そうなんですけど、準備をしてるときは、衣装のジッパーとかを全部開けてて、下着も見えますから、それはちょっとやばいと思います(笑)。
スンフン:今、ツアーを一緒に回っているヘアとメイクのスタッフが、本当に実力があると思います(笑)。
テヒョン:僕は正直、ちょっと大変です。理由は、僕の目が本当にいいので、ジヌさんの毛が見えてます(笑)。仕方ないですね。
ジヌ:すいません……。
ミンホ:ステージ上で、ジヌ君の目を見て、ちょっと変な気持ちが沸いてきます。冗談です(笑)。

――この一年のそれぞれの活動状況についても教えてください。
ミンホ:僕は、テレビ番組のラップバトルに出演しましたけど、一人で仕事をすると、めっちゃ寂しかったです。でも、今は、メンバー5人で一緒にいるので大丈夫です。安心します。
ジヌ:個人活動で、ドラマを撮影したんですけど、毎日、毎日、夜中まで撮影で大変でした。ただ、一人で活動出来ることもありがたいことなんですけど、一人で撮影をしていると、ミノ君が話したように寂しくもあって。5人一緒にいれば、お互いに癒しあったり、じゃれ合ったりして楽しく仕事ができるので、そういうところでは、メンバーと一緒の方が楽しみが多いかなと思いました。
スンユン:僕も、事務所の先輩である、サンダラ(2NE1)先輩とドラマの撮影をしたんですけど、久しぶりの個人の活動で一人でいることも新鮮でした。でも、いつも撮影が終わるとむなしい感じもしました。僕も5人全員でいるときが一番楽しんで仕事が出来てます。WINNERになってよかったと思った瞬間でした。
テヒョン:僕は5人の中で一番個人活動の期間が一番長かった気がします。ドラマを3本ほど撮りました。個人で活動するときは、チームとして活動するときとはまた違う感じがして、それなりの面白さもありますし、すごく新鮮な気持ちになりました。
スンフン:僕は日本で個人活動したいです。以上です(笑)。
――どんな活動がしたいですか?
スンフン:握手会したいです!
――では、最後に改めて、日本での今後の目標は?
スンユン:日本での一番高い目標は、やはり日本で活動する歌手だったら、ドームというステージには行きたいですね。それから、日本でも韓国でも、国民歌手のような、全国民たちが僕たちのファンになれるような、そんな大きなグループになることが目標です。そして、音楽的には、絶対にダンスとか歌とか、これが無いとダメという考えは全然無くて、いろんなジャンルを出来る、そんなグループになるのが僕たちの目標です。
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≪動画コメント≫
≪リリース情報≫
DVD & Blu-ray
『WINNER 1st JAPAN TOUR 2014』
2015.08.26リリース
【DVD】
AVBY-58311~2 / ¥5,000(税抜)
【Blu-ray】
AVXY-58313 / ¥6,000(税抜)
[収録曲]
・GO UP
・LOVE IS A LIE
・TONIGHT
・DIFFERENT
・I’M HIM (MIN HO Solo)※KR Ver.
・HIGH HIGH
・OH YEAH
・CONFESSION (TAE HYUN Solo)
・白い雲のように
・LA・LA・LA LOVE SONG
・COLOR RING
・BUT
・EMPTY
・DON’T FLIRT
・JUST ANOTHER BOY
・SMILE AGAIN
<Encore>
・ JUST ANOTHER BOY
・ LOVE IS A LIE
・ SMILE AGAIN
・ GO UP
MAKING OF WINNER 1st JAPAN TOUR 2014
≪ライブ情報≫
【WINNER JAPAN TOUR 2015】
2015.09.06 (日) 滋賀 びわ湖ホール 大ホール
2015.09.08 (火) 東京 中野サンプラザ ※昼、夜2公演
2015.09.09 (水) 東京 中野サンプラザ ※昼、夜2公演
2015.09.12 (土) 宮城 仙台市泉文化創造センターイズミティ21 ※昼、夜2公演
2015.09.20 (日) 広島 広島文化学園HBGホール
2015.09.21 (月) 福岡 福岡サンパレス ホテル&ホール ※昼、夜2公演
2015.09.23 (水) 兵庫 神戸文化ホール 大ホール ※昼、夜2公演
2015.09.27 (日) 神奈川 神奈川県民ホール
2015.10.09 (金) 愛知 愛知県芸術劇場 大ホール
2015.10.12 (月) 大阪 大阪国際会議場 メインホール (グランキューブ大阪) ※昼、夜2公演
2015.10.25 (日) 北海道 ニトリ文化ホール
【WINNER SPECIAL LIVE IN OKINAWA】
2015.10.31 (土) 沖縄県 ナムラホール ※昼、夜2公演
≪関連リンク≫
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