2015.10.28(WED) at 大阪・国際会議場(グランキューブ)メインホール
(※画像5点)
GACKTが主催する、究極の学園祭エンターテインメントショー『神威♂楽園』。第92期を数える今回は『神威♂楽園 de ダシテクダ祭』と題し、大阪・北海道・愛知・東京・埼玉・福岡の6公演行われる。
神威♂楽園(カムイ ガクエン)とは、GACKTによく似た、“GACKTを敬愛する神威財閥の御曹司”=神威樂斗が性(生)徒会長をつとめる架空の学園のこと。「本気で遊び、本気で学び、命をかけて全ての物事にとりくむ」をモットーにイベントを開催。楽(学)園祭では、神威樂斗ならびに、GACKTのバンドメンバーやダンサーらからなる“F9(エフナイン)”が全力で寸劇を披露したり、性徒会長監視のもと厳しい罰ゲームにチャレンジしたり、軽音楽部がカバー曲を演奏する。
また、来場者はもちろんスタッフに至るまで全員が細かい基準が設けられた学生服着用が必須となっており、会場に一歩足を踏み入れれば、部活に没頭したり、初恋に心ふるわせた“あの頃”にタイムスリップしたかのよう。全員が学生服という特殊な状況から、会場は不思議な一体感に包まれてもいる。
会場内には本イベント限定のグッズを販売する“購買部”や、“楽性ショック堂”と称される飲食コーナーも用意されている。ここでは、突然F9のメンバーが現れて接客することも。慌てて生徒たちが列をなし、「○○先輩!」などとメンバーに声を掛けるので、にわかに活気づき、その様子もじつに楽しい。YOU先輩(F9)がプロデュースしたカレーも美味だった。
さらに、会場のあちらこちらには性徒会長とF9のメンバーの等身大パネルが設置されており、思い思いに撮影を楽しむことができる。その活況ぶりは、まさに楽(学)園祭そのものだった。
第一部の式典では、開会の挨拶にはじまり、神威♂楽園の校歌斉唱、亀井教頭の挨拶、本年度のミス・ミスター神威♂楽園の発表、そしていよいよ神威♂楽園性徒会長、神威樂斗が登場。客席の間の通路を、口元に笑みを浮かべた神威樂斗が悠々とステージに向かい歩を進める。通常のライブであれば、大歓声と共にファンが通路に押し寄せ……という光景が見られるものだが、神威♂楽園の性徒たちはおしとやかでなければならないという規則があるため、その場を離れることなく、皆口々に「性徒会長!」「ごきげんよう!」の挨拶で迎えた。その様子は、さながら少女漫画の世界。生徒たちは皆、性徒会長に夢中だ。
本年度、F9メンバーに転校生が4人加わった。その転校生たちが「甘い!」(TAKUMI先輩)ということで、“男力測定”をすることに。そこは「本気で遊び、本気で学び、命をかけて全ての物事にとりくむ」がモットーの神威♂楽園。転校生じゃないのに最初にトライした(させられた)隼人先輩。その様子を見て、手を叩いて爆笑する性徒会長。何をしたか(させられたか)は来てからのお楽しみ。嗚呼………そのドSっぷりにはクラクラさせられます(笑)。
そしていよいよメインの演目である軽音楽部のライブに突入。ここでは性徒会長をボーカルとした軽音楽部“Super EXcellent highschool students in JAPAN”略して「SEX JAPAN」の面々が、T.M.Revolution、THE BLUE HEARTSなどのナンバーを“本気で”演奏。さらにX JAPANのカバーでは、上半身裸になりYOSHIKIに扮した性徒会長をはじめとする「SEX JAPAN」のメンバーが、音の一つ一つ、間合いと、X JAPANを“完全コピー”。そして最後には、あの国民的アイドルのナンバーを魅惑の“絶対領域”を惜しげもなく披露しながら、歌い踊った。
(取材・文/田上知枝)
≪イベント情報≫
2015年10月28日(水)大阪・国際会議場(グランキューブ)メインホール
2015年10月31日(土)北海道・Zepp Sapporo
2015年11月3日(火・祝)愛知・豊田市民文化会館
2015年11月5日(木)東京・豊洲PIT
2015年11月7日(土)埼玉・大宮ソニックシティ
2015年11月11日(水)福岡・Zepp Fukuoka
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