■【HALLOWEEN PARTY 2015】ライブレポート
2015.10.18（SUN） at 神戸ワールド記念ホール
（※画像26点）
HYDE・kyoの2大ヴォーカルによる鳥肌ものの豪華コラボも
VAMPS主宰のハロウィンイベント『HALLOWEEN PARTY 2015』。毎年、出演者をはじめ、参加者の仮装が本気すぎると大きな話題になる本イベントの神戸公演初日は、VAMPSが首つり状態でステージの頭上に現れるというショッキングな演出が観客を騒然とさせた。
その神戸公演2日目。トップバッターをつとめるのは、『HALLOWEEN PARTY 2015』5日間フル出場のBREAKERZだ。前日、某携帯電話会社のCMでおなじみの“三太郎”に扮した3人。この日は『モンスターハンター』のキャラクターに仮装し、ステージ後方からフロートで登場した。なんでも、DAIGOが同ゲームのCMイメージキャラクターを担当している関係で、ゲーム会社『CAPCOM』から借りてきた、“オフィシャル”の衣装なのだとか。前日、段ボールで作ったエヴァンゲリオンに扮した、ゴールデンボンバーの喜矢武豊に聞かせてやりたいエピソードだ（笑）。
『モンスターハンター』での戦闘シーンを再現しながら武器を楽器に持ち替えた3人は、1曲目に新曲の「YAIBA」をプレイ。そして、彼らの持ち味の一つである、骨太で疾走感あふれるギターサウンドに、DAIGOの全力のステージングで「NO SEX NO LIFE」、「神戸のみんな、HMI！ ハロウィン(H) 盛り上がって(M) 行こうぜ!(I)」と「WE GO」を聞かせた。
「SUMMER PARTY」では、DAIGOがギターAKIHIDEにキスをしてファンの黄色い悲鳴を集め、「神戸、SKです！ 最高です!!」とDAIGOが叫ぶと、ラストナンバー「灼熱」のタオルまわしで会場を一つにして、ステージを駆け抜けた。
続いては、VAMPSメンバーが選んだ仮装姿のオーディエンスがランウェイする「HALLOWEEN COLLECTION」。「ガチですごい」と毎年話題になるこのハロウィンパーティーの参加者の中から選抜されただけあり、そのクオリティーの高い仮装を見るのもイベントの楽しみの一つ。
次のパフォーマーは、『HALLOWEEN PARTY』初登場のMY FIRST STORY。「楽しもうぜ！ HALLOWEEN PARTY!!」とヴォーカルのHiroが声をあげるが、その姿は……なんと、明希と柩と同じく、『東京喰種 トーキョーグール』のカネキ姿だった（笑）。のちのMCで、「やっちゃった……」という感じで照れ笑いし、可愛い姿を見せたHiroだったが、ヴォーカリストとしての存在感、パフォーマンスは抜群。バンドのラウド＆ヘヴィなサウンドも、パフォーマンスを終えたあと、Hiroがオフマイクで「ありがとうございました！」と叫んだその姿も、『HALLOWEEN PARTY』オーディエンスの心を完全に鷲掴みにしていた。
今年から新設されたスペシャルパフォーマー枠には椎名ぴかりんが登場。“キョンシーガール”といった装いの、チャイナドレスをアレンジしたロリータファッションで決めたキュートな彼女だが、いざ曲が始まると、デスボイスにヘドバン、さらには白目も剥くなど、“すごいの来ちゃったな”感満載（笑）のユニークなキャラクター。「魔界女子☆恋モード」では客席に乱入して観客のおでこにお札を貼り、「ドゲザナイ」では土下座したファンの背中を歩いて渡るという驚愕のパフォーマンスを披露した。
次のアクトはお待ちかねのVAMPSだ。客席を横切る形で登場したフロートに、HYDEを除くメンバーがタキシード姿の正装に身を包んで乗り込んでいる。いったい今回はどんな仮装を見せてくれるのかと場内の期待が頂点に達した頃、K.A.Zがランウェイの先に歩を進めると、床下から車いすに乗ったHYDEが登場した。
K.A.Zがその車いすを押しながら、ゆっくりとメインステージへ。まだHYDEの顔や表情、姿ははっきりと伺いしれないが、その姿がスクリーンに大写しになった途端、場内には悲鳴にも見た歓声が起こった。
この日、彼らが仮装のテーマに選んだのは、『黒執事』。人気漫画である今作は、VAMPSのファンの間でも広く愛されており、HYDEの銀髪のショートヘアにアイパッチ、レースの衣装に膝小僧を露出した半ズボン姿と、原作を忠実に再現したその姿に、ファンは歓喜した。
1曲目の「MIDNIGHT CELEBRATION」で、K.A.Zはイントロから何度もギターを回し、床に突き刺す激しさを見せる。車いすに座ったまま、鞭を手に、ブルーの瞳で歌うHYDEの姿は、あまりの美しさにため息が出るほどだ。「KYUKETSU -SATSUGAI VAMPS Ver-」では、Ju-ken(Ba)とARIMATSU(Dr)がずしりと重いリズムを響かせ、HYDEは床を鞭打ちながらパフォーマンスした。
HYDEがオーディエンスに向かって、「今日もよく来たね。今日もよくそんな格好で来た。可愛いヤツらめ」と話しかけると、今度はメンバーに、「それは何なんですか？ 執事？」と質問。一人ずつ、「めぇ～～～」と、“羊”のまねで応えるメンバーたち。さらに最後のK.A.Zは「も～～～」と、“牛”の鳴きまねでオチをつけていた（笑）。
「本性出せ！ おまえたちのDEVIL SIDEを見せてくれ!!」（HYDE）と煽り、3曲目「DEVIL SIDE」へ。HYDEがギターを手に「JESUS CHRIST」、「REVOLUTION II」は、オープニングでゾンビが詰め込まれたフロートが客席に登場し、その上にHYDEが乗って客席を横断しながらプレイされた。
「HALLOWEEN PARTY -ROCK Ver.-」で再びHYDEが車いすに。メインステージに移動しようとするその道を阻むように次から次へとゾンビが襲いかかる。手にした鞭でゾンビを払いながら進んでいくHYDE。ドキドキハラハラする圧巻の演出だった。
レクイエムのような悲しく、美しいピアノの調べが響き渡り、青いライトが照らすなか、ゾンビがランウェイに姿を現した。赤いバラが敷き詰められ、中に美しい女性が眠る棺をメインステージに担いで運んでいく。ステージに到着すると、HYDEが棺に赤いドレスをそっとかけ、女性に優しくキスを贈った。「VAMPIRE'S LOVE」の悲しく、儚くも美しい世界を我々に再現してくれたVAMPS。深い余韻とともに全8曲のステージを終えた。
神戸最終日も、いよいよ最後のアクトへ。
ドSなHYDEの指揮で演奏をミスった出演者がDAIGOのCO2砲を浴びる「Penalty Waltz」に続いて、「Rhythm Game」へ。この日の罰ゲームは「箱の中身はなんだろな？」。anisを司会に繰り広げられるこのゲーム。最初の犠牲者はイベント初参加のMY FIRST STORYのヴォーカルHiro。「え？ 何!? 何!?」と、不安な面持ちで手を入れた箱にいたのは……なんと、イグアナ。一発でイグアナと当てるも、実際にその姿を確認して大騒ぎするHiroと、しっかりと地に四肢を踏ん張ったイグアナのその恐ろしい姿を横目に、自分が罰ゲームを受けているわけではないのに顔をひきつらせ、ぐったりするHYDE。DAIGOも思わず、「速報。神のテンションがめっちゃ下がってます」と実況するほどだ（笑）。
次の餌食になったのは、D'ERLANGERのkyo。ご存じ、HYDEが尊敬する先輩ヴォーカリストだ。
そして、HYDEとkyoの2大ヴォーカルで、D'ERLANGERの「an aphrodisiac」が披露される。二人向き合ってシャウトをぶつけ合うパフォーマンスに観客も大興奮。最後に抱き合った二人。HYDEは「楽しかったー！」と、心底うれしそうだった。HYDEが「DAIGO、これはHSだな。ハロウィン最高！」と叫ぶと、オーラスはHALLOWEEN JUNKY ORCHESTRA全員で「HALLOWEEN PARTY」をセッション。お菓子を配りながらステージとランウェイを練り歩き、どこを見ていいのかわからないくらいの豪華なステージを展開し、神戸公演に幕を下ろした。
（取材・文／田上知枝）
≪セットリスト≫
■BREAKERZ
1. YAIBA
2. NO SEX NO LIFE
3. WE GO
4. SUMMER PARTY
5. 灼熱
■MY FIRST STORY
1. ALONE
2. The Story Is My Life
3. FAKE
4. モノクロエフェクター
5. Second Limit
6. 不可逆リプレイス
■椎名ぴかりん＜スペシャルパフォーマー＞
1. TAMAMI
2. 魔界のI LOVE YOU
3. 愛故ノ罪ヲ犯シタ僕ノ詩
4. 魔界女子☆恋モード
5. ドゲザナイ
■VAMPS
1. MIDNIGHT CELEBRATION
2. KYUKETSU -SATSUGAI VAMPS Ver-
3. DEVIL SIDE
4. JESUS CHRIST
5. SECRET IN MY HEART
6. REVOLUTION II
7. HALLOWEEN PARTY -ROCK Ver.-
8. VAMPIRE'S LOVE
■HALLOWEEN JUNKY ORCHESTRA
1. Penalty Waltz
2. Rhythm Game
3. an aphrodisiac（D'ERLANGERカヴァー）
Vo：kyo、HYDE、Gt：ROLLY、柩（NIGHTMARE）、Teru（MY FIRST STORY）、Ba：明希（シド）、Dr：MAKOTO（BREAKERZサポート）
4. HALLOWEEN PARTY
※メンバー
VAMPS / BREAKERZ / MY FIRST STORY / 椎名ぴかりん / 明希（シド） / anis（MONORAL） / kyo（D'ERLANGER） / 逹瑯（MUCC） / Tommy heavenly6 / 柩（ナイトメア） / ROLLY
※MC
やまだひさし
VAMPS オフィシャルサイト
VAMPS 掲載記事一覧
エキサイトミュージック レポート掲載記事一覧
excite music official Twitter
excite music official Facebook
excite music official YouTube channel
2015.10.18（SUN） at 神戸ワールド記念ホール
（※画像26点）
HYDE・kyoの2大ヴォーカルによる鳥肌ものの豪華コラボも
VAMPS主宰のハロウィンイベント『HALLOWEEN PARTY 2015』。毎年、出演者をはじめ、参加者の仮装が本気すぎると大きな話題になる本イベントの神戸公演初日は、VAMPSが首つり状態でステージの頭上に現れるというショッキングな演出が観客を騒然とさせた。
「どんなことをやったらファンのみんなが楽しんでくれるだろうか、驚いてくれるだろうか」というメンバーの本イベントへの並々ならぬ想いが具現化したステージだった。
その神戸公演2日目。トップバッターをつとめるのは、『HALLOWEEN PARTY 2015』5日間フル出場のBREAKERZだ。前日、某携帯電話会社のCMでおなじみの“三太郎”に扮した3人。この日は『モンスターハンター』のキャラクターに仮装し、ステージ後方からフロートで登場した。なんでも、DAIGOが同ゲームのCMイメージキャラクターを担当している関係で、ゲーム会社『CAPCOM』から借りてきた、“オフィシャル”の衣装なのだとか。前日、段ボールで作ったエヴァンゲリオンに扮した、ゴールデンボンバーの喜矢武豊に聞かせてやりたいエピソードだ（笑）。
『モンスターハンター』での戦闘シーンを再現しながら武器を楽器に持ち替えた3人は、1曲目に新曲の「YAIBA」をプレイ。そして、彼らの持ち味の一つである、骨太で疾走感あふれるギターサウンドに、DAIGOの全力のステージングで「NO SEX NO LIFE」、「神戸のみんな、HMI！ ハロウィン(H) 盛り上がって(M) 行こうぜ!(I)」と「WE GO」を聞かせた。
「SUMMER PARTY」では、DAIGOがギターAKIHIDEにキスをしてファンの黄色い悲鳴を集め、「神戸、SKです！ 最高です!!」とDAIGOが叫ぶと、ラストナンバー「灼熱」のタオルまわしで会場を一つにして、ステージを駆け抜けた。
続いては、VAMPSメンバーが選んだ仮装姿のオーディエンスがランウェイする「HALLOWEEN COLLECTION」。「ガチですごい」と毎年話題になるこのハロウィンパーティーの参加者の中から選抜されただけあり、そのクオリティーの高い仮装を見るのもイベントの楽しみの一つ。
ショーの最後には本パーティーの常連組、明希（シド）と柩（ナイトメア）が『東京喰種 トーキョーグール』のカネキ姿で登場した。この二人、同じキャラクターを仮装するということは、イベント3日前に知ったのだとか。
次のパフォーマーは、『HALLOWEEN PARTY』初登場のMY FIRST STORY。「楽しもうぜ！ HALLOWEEN PARTY!!」とヴォーカルのHiroが声をあげるが、その姿は……なんと、明希と柩と同じく、『東京喰種 トーキョーグール』のカネキ姿だった（笑）。のちのMCで、「やっちゃった……」という感じで照れ笑いし、可愛い姿を見せたHiroだったが、ヴォーカリストとしての存在感、パフォーマンスは抜群。バンドのラウド＆ヘヴィなサウンドも、パフォーマンスを終えたあと、Hiroがオフマイクで「ありがとうございました！」と叫んだその姿も、『HALLOWEEN PARTY』オーディエンスの心を完全に鷲掴みにしていた。
今年から新設されたスペシャルパフォーマー枠には椎名ぴかりんが登場。“キョンシーガール”といった装いの、チャイナドレスをアレンジしたロリータファッションで決めたキュートな彼女だが、いざ曲が始まると、デスボイスにヘドバン、さらには白目も剥くなど、“すごいの来ちゃったな”感満載（笑）のユニークなキャラクター。「魔界女子☆恋モード」では客席に乱入して観客のおでこにお札を貼り、「ドゲザナイ」では土下座したファンの背中を歩いて渡るという驚愕のパフォーマンスを披露した。
次のアクトはお待ちかねのVAMPSだ。客席を横切る形で登場したフロートに、HYDEを除くメンバーがタキシード姿の正装に身を包んで乗り込んでいる。いったい今回はどんな仮装を見せてくれるのかと場内の期待が頂点に達した頃、K.A.Zがランウェイの先に歩を進めると、床下から車いすに乗ったHYDEが登場した。
K.A.Zがその車いすを押しながら、ゆっくりとメインステージへ。まだHYDEの顔や表情、姿ははっきりと伺いしれないが、その姿がスクリーンに大写しになった途端、場内には悲鳴にも見た歓声が起こった。
この日、彼らが仮装のテーマに選んだのは、『黒執事』。人気漫画である今作は、VAMPSのファンの間でも広く愛されており、HYDEの銀髪のショートヘアにアイパッチ、レースの衣装に膝小僧を露出した半ズボン姿と、原作を忠実に再現したその姿に、ファンは歓喜した。
1曲目の「MIDNIGHT CELEBRATION」で、K.A.Zはイントロから何度もギターを回し、床に突き刺す激しさを見せる。車いすに座ったまま、鞭を手に、ブルーの瞳で歌うHYDEの姿は、あまりの美しさにため息が出るほどだ。「KYUKETSU -SATSUGAI VAMPS Ver-」では、Ju-ken(Ba)とARIMATSU(Dr)がずしりと重いリズムを響かせ、HYDEは床を鞭打ちながらパフォーマンスした。
HYDEがオーディエンスに向かって、「今日もよく来たね。今日もよくそんな格好で来た。可愛いヤツらめ」と話しかけると、今度はメンバーに、「それは何なんですか？ 執事？」と質問。一人ずつ、「めぇ～～～」と、“羊”のまねで応えるメンバーたち。さらに最後のK.A.Zは「も～～～」と、“牛”の鳴きまねでオチをつけていた（笑）。
「本性出せ！ おまえたちのDEVIL SIDEを見せてくれ!!」（HYDE）と煽り、3曲目「DEVIL SIDE」へ。HYDEがギターを手に「JESUS CHRIST」、「REVOLUTION II」は、オープニングでゾンビが詰め込まれたフロートが客席に登場し、その上にHYDEが乗って客席を横断しながらプレイされた。
「HALLOWEEN PARTY -ROCK Ver.-」で再びHYDEが車いすに。メインステージに移動しようとするその道を阻むように次から次へとゾンビが襲いかかる。手にした鞭でゾンビを払いながら進んでいくHYDE。ドキドキハラハラする圧巻の演出だった。
レクイエムのような悲しく、美しいピアノの調べが響き渡り、青いライトが照らすなか、ゾンビがランウェイに姿を現した。赤いバラが敷き詰められ、中に美しい女性が眠る棺をメインステージに担いで運んでいく。ステージに到着すると、HYDEが棺に赤いドレスをそっとかけ、女性に優しくキスを贈った。「VAMPIRE'S LOVE」の悲しく、儚くも美しい世界を我々に再現してくれたVAMPS。深い余韻とともに全8曲のステージを終えた。
神戸最終日も、いよいよ最後のアクトへ。
HALLOWEEN JUNKY ORCHESTRAの登場だ。先に登場したVAMPS、BREAKERZ、MY FIRST STORY、椎名ぴかりん、明希（シド）、Tommy heavenly6、柩（ナイトメア）に加えて、anis（MONORAL）、kyo（D'ERLANGER）、逹瑯（MUCC）、ROLLYが参加という豪華なラインナップがステージに揃った。
ドSなHYDEの指揮で演奏をミスった出演者がDAIGOのCO2砲を浴びる「Penalty Waltz」に続いて、「Rhythm Game」へ。この日の罰ゲームは「箱の中身はなんだろな？」。anisを司会に繰り広げられるこのゲーム。最初の犠牲者はイベント初参加のMY FIRST STORYのヴォーカルHiro。「え？ 何!? 何!?」と、不安な面持ちで手を入れた箱にいたのは……なんと、イグアナ。一発でイグアナと当てるも、実際にその姿を確認して大騒ぎするHiroと、しっかりと地に四肢を踏ん張ったイグアナのその恐ろしい姿を横目に、自分が罰ゲームを受けているわけではないのに顔をひきつらせ、ぐったりするHYDE。DAIGOも思わず、「速報。神のテンションがめっちゃ下がってます」と実況するほどだ（笑）。
次の餌食になったのは、D'ERLANGERのkyo。ご存じ、HYDEが尊敬する先輩ヴォーカリストだ。
「kyoさんがいくなら、僕がいきます」とHYDE。MCのやまだひさしが、「kyoさんも同じことを言ってました」と間に入り、けっきょく二人で挑戦することに。箱の中身は可愛いうさぎだったのだが、HYDEは箱の中でkyoの手と触れただけで、「ギャーァァァア!!!!!」と、これまでに見たことのない表情で叫んだ（いや、昨年の罰ゲームでも見たかもしれない／笑）。
そして、HYDEとkyoの2大ヴォーカルで、D'ERLANGERの「an aphrodisiac」が披露される。二人向き合ってシャウトをぶつけ合うパフォーマンスに観客も大興奮。最後に抱き合った二人。HYDEは「楽しかったー！」と、心底うれしそうだった。HYDEが「DAIGO、これはHSだな。ハロウィン最高！」と叫ぶと、オーラスはHALLOWEEN JUNKY ORCHESTRA全員で「HALLOWEEN PARTY」をセッション。お菓子を配りながらステージとランウェイを練り歩き、どこを見ていいのかわからないくらいの豪華なステージを展開し、神戸公演に幕を下ろした。
（取材・文／田上知枝）
≪セットリスト≫
■BREAKERZ
1. YAIBA
2. NO SEX NO LIFE
3. WE GO
4. SUMMER PARTY
5. 灼熱
■MY FIRST STORY
1. ALONE
2. The Story Is My Life
3. FAKE
4. モノクロエフェクター
5. Second Limit
6. 不可逆リプレイス
■椎名ぴかりん＜スペシャルパフォーマー＞
1. TAMAMI
2. 魔界のI LOVE YOU
3. 愛故ノ罪ヲ犯シタ僕ノ詩
4. 魔界女子☆恋モード
5. ドゲザナイ
■VAMPS
1. MIDNIGHT CELEBRATION
2. KYUKETSU -SATSUGAI VAMPS Ver-
3. DEVIL SIDE
4. JESUS CHRIST
5. SECRET IN MY HEART
6. REVOLUTION II
7. HALLOWEEN PARTY -ROCK Ver.-
8. VAMPIRE'S LOVE
■HALLOWEEN JUNKY ORCHESTRA
1. Penalty Waltz
2. Rhythm Game
3. an aphrodisiac（D'ERLANGERカヴァー）
Vo：kyo、HYDE、Gt：ROLLY、柩（NIGHTMARE）、Teru（MY FIRST STORY）、Ba：明希（シド）、Dr：MAKOTO（BREAKERZサポート）
4. HALLOWEEN PARTY
※メンバー
VAMPS / BREAKERZ / MY FIRST STORY / 椎名ぴかりん / 明希（シド） / anis（MONORAL） / kyo（D'ERLANGER） / 逹瑯（MUCC） / Tommy heavenly6 / 柩（ナイトメア） / ROLLY
※MC
やまだひさし
VAMPS オフィシャルサイト
VAMPS 掲載記事一覧
エキサイトミュージック レポート掲載記事一覧
excite music official Twitter
excite music official Facebook
excite music official YouTube channel
編集部おすすめ
