WEAVER アルバムリード曲の「KOKO」は唯一無二な部分を開いてくれる曲

■WEAVER/New Album『Night Rainbow』インタビュー(2)

WEAVERが前作より約3年ぶりとなるアルバム『Night Rainbow』を2月10日にリリースする。リード曲の「KOKO」は流行りのサウンドを取り入れつつも、WEAVERにしか鳴らせない1曲に仕上がっている。

「EDM調というか、今、流行のサウンドを取り入れてるんですけど、そういうものは今までだったら『あっ、流行に乗ったんだな』って思われるかもって考えて、出さないか、入れてもアルバムの隅っこの方に入れてたと思うんですよ。でも、今回はどの曲も1点1点をちゃんと見ていて、自分たちが出したいものを貫けたからこそ、変わっていく自分たちに対しても自信を持って、他から何と言われようが『これがWEAVERだ』って胸を張れるような気がしたんです。だから、どうせこういう曲をやるなら隅っこでやるよりも表面に出して、どんな批判されようがこれがWEAVERなんだって言える強さを、この曲をリードにして提示したかったっていう思いはありますね」(杉本雄治/Piano & Vo.)

「『KOKO』にリード曲を託したのは、僕たちのこの曲に対する期待の表れというか、これからのWEAVERがどうありたいのか?みたいなところが表れているからなんです。単純に曲のポテンシャルも高いと思うし、これから育って行ってライブに欠かせない曲になるだろうなという思いもあります。EDMを取り入れて、尚且つピアノバンドでしか鳴らせないような.サウンドがあってっていうのは、今のWEAVERしか鳴らせないんじゃないかなと思うんです。そういう意味では唯一無二な部分をこの曲は開いていってくれるんじゃないのかなと期待はありますね」(奥野翔太/B. & Cho.)

「“KOKO”っていうのはロンドンにあるクラブの名前から採ったんです。実際にその場所に行って見たものからもインスピレーションを受けているので、“フロア”とか、そういう言葉が出て来たりもしてるんです。歌詞の世界観としてはクラブの中の世界でもありますし、たくさんの人がいる中で感じる孤独とかも描けたらと思って。ちょっと前までの自分だったら、もっとわかりやすくするために一本筋の通ったものを入れて、みんなが最後まで辿り着けるように書いたと思うんですけど、今回は良く言えばミステリアスというか、わかりにくい部分もあると思うんです。でも、それも良いのかなって。そこにちょっとだけ余白が残るような書き方が出来たと思います」(河邉徹/Dr. & Cho.)

「KOKO」はミュージック・ビデオも制作されており、既存の枠に捉われず自由に演奏するWEAVERの姿を見ることもできる。
(取材・文/瀧本幸恵)
※このインタビューの全文は後日掲載予定。



≪リリース情報≫
New Album
『Night Rainbow』
2016.02.10リリース

WEAVER アルバムリード曲の「KOKO」は唯一無二な部分を開いてくれる曲

【初回盤】(CD+DVD)
AZZS-43 / ¥3,611(税抜)

【通常盤】(CD)
AZCS-1053 / ¥2,500(税抜)

[収録曲]
1. Overture
2. You
3. くちづけDiamond
4. さよならと言わないで
5. クローン
6. KOKO
7. マーメイド
8. Beloved
9. Welcome!
10. Boys & Girls
11. Life
12. Hello Goodbye
<DVD> ※初回盤のみ収録
『WEAVER HALL TOUR 2015 Still Boys & Girls ~Sing Like Dancing In Our Hall~』
1. Shine
2. トキドキセカイ
3. 愛のカタチ
4. Happiness ~ふたりは今も~
5. blue bird
6. 僕らの永遠 ~何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから~
7. 泣きたいくらい幸せになれるよ
8. クローン
9. さよならと言わないで
10. Beloved
11. Boys & Girls
12. Hard to say I love you ~言い出せなくて~
13. 夢じゃないこの世界
14. Shall we dance
15. Free will
16. くちづけDiamond
En 1. こっちを向いてよ
En 2. Welcome!

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