東方神起、少女時代らの後輩グループf(x) 日本初の単独ツアー2日目をレポート/ライブレポート

■f(x)/【f(x) the 1st concert DIMENSION 4 - Docking Station in JAPAN】ライブレポート
2016.02.21(SUN)at 有明コロシアム
(※画像6点)

「私たちの夢が実現出来て嬉しいです」(クリスタル)

東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代らが所属する韓国の大手芸能事務所、エスエム・エンタテインメントのガールズグループf(x)(読み:エフエックス)が、2009年の韓国デビュー以来初となる日本での単独コンサート【f(x) the 1st concert DIMENSION 4 - Docking Station in JAPAN】を開催した。

東方神起、少女時代らの後輩グループf(x) 日本初の単独ツアー2日目をレポート/ライブレポート

東方神起、少女時代らの後輩グループf(x) 日本初の単独ツアー2日目をレポート/ライブレポート

全国4ヶ所6公演行われる本ツアーの1ヶ所目となった20、21日の東京・有明コロシアムの公演には1万6千人が詰め掛け、客席はパープルのペンライトを持ったファンたちで埋め尽くされた。
観るものを“DIMENSION 4=四次元”の世界に連れて行く、というコンセプトのもとで構成されたライブは、メンバーのビクトリア、エンバ、ルナ、クリスタルという多国籍な4人が持つそれぞれの際立った個性と、その4人が一つとなって作り出すf(x)というグループの個性で、これまでに観たことのないまさに“四次元”の空間となった。21日の公演では約2時間半で35曲を披露。クールでスタイリッシュなダンスナンバーを畳み掛けたかと思えば、リズミカルでポップな曲でキュートな一面を見せ、かと思えば、おなじポップでもキュートさよりもハイセンスな一面を引き立たせたり、まったく違うパワフルでセクシーなパフォーマンスを見せたり……メンバーの着る衣装も含めて、各ブロックごとに曲の持つイメージを引き出す演出がなされていて、その世界観がしっかり確立されていた。ステージにDJブースが設置され、会場が巨大クラブと化した、ダンサブルな楽曲を連打したブロックでは、韓国での最新曲「4 Walls」の日本語バージョンも初披露。日本での初ライブに掛ける彼女たちの想いも伝わってきた。また、f(x)とファンが出会う場所という意味を込めて“Docking Station”と銘打っているだけに、実際にメンバーとファンが近い距離で触れ合える瞬間もあり、f(x)の魅力を余すところなく見せてくれる内容となった。

東方神起、少女時代らの後輩グループf(x) 日本初の単独ツアー2日目をレポート/ライブレポート

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今回、初の日本での公演といういうことで、緊張があったとうメンバーだったが、
「初めてなのですごく緊張してるけど、すごく盛り上がって気分がいいです」(ビクトリア)
「こんなにたくさんの曲を初めて披露したのに、ファンの方がついて来てくださっていて、胸がいっぱいで誇らしいです」(エンバ)
「日本のファンの皆さんがこんなにも熱く、私たちのことを待っていてくれているとは思いませんでした。とっても嬉しいです」(ルナ)
「とても緊張していましたが、満席になっている客席を見ると心配がなくなりました。これからもっと皆さんに会いに来ます」(クリスタル)
と想像以上の日本のファンの盛り上がりにその緊張も溶けたよう。昨年、リリースされたf(x)初の日本語楽曲「HOT SUMMER」では会場がひとつとなって合唱したり、他の曲でも掛け声を入れたり、メンバーと一緒になってジャンプしたり、踊ったり、そして、最後にはペンライトを使って会場に文字を作り出すサプライズイベントもするなど、ファンも“初”とは思えない一体感を見せて、ライブを作り上げていた。

東方神起、少女時代らの後輩グループf(x) 日本初の単独ツアー2日目をレポート/ライブレポート

本ツアーはこのあと、23日に福岡、25、26日に大阪、28日に名古屋と公演が行われ、またこのライブの模様は、7月に映像作品としてリリースされる予定となっている。

≪ライブ情報≫
【f(x) the 1st concert DIMENSION 4 - Docking Station in JAPAN】
2016.02.23 (火) 福岡 福岡サンパレス
2016.02.25 (木) 大阪 オリックス劇場
2016.02.26 (金) 大阪 オリックス劇場
2016.02.28 (日) 愛知 日本特殊陶業市民会館フォレストホール

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