
■WINNER/配信リリース『EXIT MOVEMENT:E -JAPAN EDITION-』&LIVE DVD&Blu-ray『WINNER JAPAN TOUR 2015』インタビュー(1/2)
1年5ヶ月ぶりとなるWINNER 2016プロジェクト『EXIT MOVEMENT』が始動
2014年9月のデビュー1stアルバム『2014 S/S -Japan Collection-』以来、1年5ヶ月ぶりとなるWINNER 2016プロジェクト『EXIT MOVEMENT』が始動。プロジェクト第一弾となる『EXIT MOVEMENT:E』の日本語バージョンが配信限定リリースされた。今作は全5トラック全ての楽曲がメンバーの自作曲で構成されており、WINNERのデビュー以来の成長を感じることができる作品となっている。さらに、全10都市17公演3万6千人を動員したWINNER初のホールツアー『WINNER JAPAN TOUR 2015』映像作品もリリース。本作品では、超満員の9月27日(日)の神奈川県民ホール公演ライブ本編全22曲(141分)のほか、北海道ノースサファリ札幌でのオフなど全国ツアーに密着したドキュメントもコンパイル。大満足の内容となっている。現在、全4都市9公演のツアー【2016 WINNER EXIT TOUR IN JAPAN】開催中のメンバーが、作品のことはもちろん、現ツアーのことや今後の希望など、たっぷりと語ってくれた。
久々に日本のファンのみなさんと会えたことに感動して思わず泣いてしまいました
――まずは、【2016 WINNER EXIT TOUR IN JAPAN】幕張公演2デイズを終えた感想を教えてください。
ジヌ:今回アリーナという会場ははじめてだったのですが、今までやってきたZEPPやホールで感じられた威力とはまた違ってよかったです。初日は久々の日本のファンのみなさんとお会いするのでうれしさと同時に緊張もあったのですが、2日目は緊張よりも楽しむことができました。
テヒョン:僕は緊張はしなかったです。
――2日目の公演でソロ曲「I'M YOUNG」を歌っているときに、テヒョンさんの目から大粒の涙が零れ落ちたのが印象的でしたが。
テヒョン:日本語の歌詞の意味に共感したのと、久々に日本のファンのみなさんと会えたことに感動して思わず泣いてしまいました。
ミンホ:幕張メッセという大きなステージに立てて本当に幸せでした。それもすべてファンのみなさんのおかげです。でも、残念ながらスンフンのケガという大きなアクシデントにみまわれてしまい、ファンの方たちを心配させてしまい、その面ではとても心が痛かったです。
――このツアーのためにリハーサルを重ねてきたにも関わらず、5人でのパフォーマンスができなくなってしまった現実に直面したとき、どのような気持ちでしたか?
スンユン:最初はステージに立つことすらできないかもしれないと聞いて、正直、お先真っ暗になりました。でも、スンフンの分までできる限りのことをやろうと、4人の力をふり絞って一生懸命パフォーマンスしました。
――とくにスンフンさんはみずからコレオグラフを行うなど、WINNERのパフォーマンスの要であるだけに余計にさまざまな思いが交錯したのでは?
スンフン:名残惜しい気持ちをたくさん感じました。一緒に練習してきたメンバーたちに重荷を負わせるようで申し訳なかったです。でも、アンコールのとき花道を歩きながら、ファンの皆さんの楽しげな顔を間近で見られて、すごくいいエネルギーをたくさんもらいました。
ミンホ:当初は花道を歩く予定ではなかったんです。気づいたらスンフンが花道を歩いていて、僕たちがびっくりしました。
――スンユンさんは、スンフンさんの後ろを歩いてさりげなくサポートしてましたね。
スンユン:いや、たまたま僕の前がスンフン君だったから(笑)。
ミンホ:照れです(笑)。さすが頼りになるリーダーです!
スンユン:僕だけでなく、メンバー全員がいつも以上に気持ちをひとつにして、スンユン君の分まで頑張ったと思います。
スンフン:メンバーの気持ちが伝わってきてすごくうれしかったし、このグループで本当によかったなって頼もしかったです。
――ツアーのテーマ、演出などのこただりについて教えてください。
スンユン:【2016 WINNER EXIT TOUR IN JAPAN】というタイトルにあるように、僕たちがドアを開けて登場したり、“EXIT”をファンのみなさんが想像できるステージや演出を心がけました。そして、今回はアリーナという広い会場だったので、遠い席のファンの方は僕たちが全然見えないんじゃないかと思い、客席を360度ぐるっと囲む花道を用意しました。
――ジヌさんは、前回で女装は見納めかと思いきや、今回も美しい女装姿を披露されてましたね。
ジヌ:僕の中で今回はどうなるんだろう?と淡い期待を抱いていたのですが(笑)、周りからの後押しもあり、また女装にチャレンジすることとなりました。前回は女性らしさをコンセプトにしていたのですが、今回は活発でエネルギッシュな女性をイメージしたので前回より楽でした。
スンユン:個人的には、ジヌ君の女装がWINNERのライブの定番になって、年を重ねるごとにどんどん色気を増していってくれたらいいなと思っています。
ジヌ:頑張ります!
スンユン:ジヌ君だけの領域、伝統的なコーナーとしてプライドを持って続けていってほしいです。

信じて待っていてくださったファンの方たちがいてくれたからこそ、もっといい作品を作って、みなさんを驚かせたいと思えたんです
――ツアーでも披露されている新作「EXIT MOVEMENT:E-JAPAN EDITION-」(6月15日配信スタート)ですが、2年ぶりの日本語EPということで待ち望んでいた日本のファンが大勢いましたが、みなさんはどんなお気持ちですか?
スンユン:僕たちもずっと待っていたリリースでしたので、とにかくうれしかったです。今回は成績とか気にするのではなく、僕たちがファンのみなさんに聴いてほしいこと、純粋にやりたいことを音楽に乗せることができました。
――とはいえ、韓国の配信サイトサイトで1位を記録! 11カ国のiTunesアルバムランキングでも1位を記録するなど、WINNERへの関心の高さが伺われましたが、リリースするにあたり不安やプレッシャーなどはありましたか?
テヒョン:「BABY BABY」と「SENTIMENTAL」は僕が手掛けているのですが、次のアルバムに収録することを念頭に作ったわけではなく、普段僕が感じていること、リアルな感情をこめて作ったので、とくにプレッシャーを感じるようなことはなかったです。また大先輩たちがカバーしてくださって、本当に感謝していますし、うれしかったです。
――今作ではメンバーが作詞、作曲にすべての楽曲で参加しているのもWINNERのさらなる進化を感じさせますが。
スンユン:信じて待っていてくださったファンの方たちがいてくれたからこそ、もっといい作品を作って、みなさんを驚かせたいと思えたんです。本当にお待たせしてしまいましたが、待たせてしまったぶん、僕たちも納得のいく作品を完成させることができたと思います。
テヒョン:ひとつ残念なことは、日本のオリジナル曲が入れられなかったことで……。
スンユン:あぁ~(頭を抱える)。
テヒョン:なので、次回は日本のオリジナル曲を収録したいです!
スンユン:じつはひそかに今、製作中……あっこれ以上は(笑)。
――楽しみにしていますね!
スンフン:ファンのみなさんが心配しないように、次のアルバムまた次のアルバムも早く出して休むまもなく活動をし続けたいです!

「一緒にいてくれよ、話だけ聞いてくれればいい」という率直な気持ちを歌詞に描きました
――1曲ずつ曲解説をお願いします。まずは「BABY BABY」。
スンユン:テヒョン君の本気の気持ちが感じられる曲です。最初に聴いたときに、とにかくいい曲だなと思いました。この曲は僕が以前からやりたかったブルースというジャンルと6/8リズムですし、歌詞にも共感する部分がたくさんあって、レコーディングのときには思わず感情移入してしまいました。そして、いま、もっともライブでやりたい曲です。
テヒョン:スケジュールが終わって家に帰ってきたときに、ベッドの上で横たわりながらさみしさを感じる瞬間があって。「一緒にいてくれよ、話だけ聞いてくれればいい」という率直な気持ちを歌詞に描きました。
スンユン:スタンドマイクを使ったパフォーマンスと歌詞の世界をそのまま描き出したミュージック・ビデオにも注目してください。
――メンバーのラブシーンなど、かなり衝撃的なミュージック・ビデオで。
ジヌ:ミンホさんがとくに(笑)。
ミンホ:僕は普通です(笑)。
テヒョン:韓国のアイドルグループでR19指定なミュージック・ビデオはなかなかないと思うのですが、今回僕らがそれを打ち破ることができて、挑戦できてよかったです!
――続いて、「SENTIMENTAL」。
テヒョン:昔の香港映画『欲望の翼』の中の1シーンが「SENTIMENTAL」の楽曲のイメージとピッタリあてはまって。振付けとか、映画を彷彿とさせるものがちりばめられているので、そこにも注目してほしいです。
スンユン:パフォーマンスもセンチメンタルな、ひとりで部屋の中でダンスをするようなイメージとなっています。ミュージック・ビデオでは上から部屋を撮るというこれまた斬新なものとなっていますし、僕たちはモノトーンのイメージが強かったと思うのですが、このミュージック・ビデオではカラフルな色使いで新たなWINNERを感じてもらえると思います。
――「IMMATURE」は?
スンユン:この曲は僕がやりたいことをすべて詰め込みました。ファンの方たちもそうだと思うのですが、ずっと仕事をしていると、1回ぐらいは何も考えず、ワァーーって開放的な気分になりたいと思うんです。ライブでもすごく盛り上がるし、僕たち自身この曲を歌うとストレス発散できるのですが、聴いてくださったみなさんもこの曲を通じて心を開放してもらえたらうれしいです。
ジヌ:僕はテンションを上げるために、ビールを飲んでレコーディングしました。そのおかげで素面では出せないリアルな感情を歌声に反映させることができたと思います。
スンユン:ビール効果は絶大でしたね! よく聴くと発音とか微妙な違いがわかるんじゃないかと思います。
――「I'M YOUNG(TEHYUN)」は?
テヒョン:カナダでミュージック・ビデオを撮影したのですが、すごく寒かったのを覚えています。初のキスシーン、初の外国での一人での撮影で戸惑うこともありましたが、すべてが初めて尽くしで新鮮でした。この曲も僕が感じたままのリアルな思いが込められています。
――「PRICKED(MINO&TEHYUN)」は?
ミンホ:もともとあった楽曲だったのですが、ギターのフレーズがすごく気に入っていたので、今回新たに恋と別れに関してポエム的な表現を使って、滑らかなメロディーに乗せてみました。そのメロディーがテヒョン君(の声)に似合うと思ったので、一緒にやらないかと僕から提案して、テヒョン君と二人の楽曲になりました。
――インタビュー2へ
≪リリース情報≫
■配信リリース
『EXIT MOVEMENT : E -JAPAN EDITION-』
2016.06.15リリース
[収録曲]
1. BABY BABY
2. SENTIMENTAL
3. IMMATURE
4. I'M YOUNG (TAEHYUN)
5. PRICKED (MINO & TAEHYUN)
■LIVE DVD&Blu-ray
『WINNER JAPAN TOUR 2015』
2016.05.25リリース
【3DVD+2CD+PHOTO BOOK+スマプラミュージック&ムービー盤】
AVBY-58387~9/B~C / ¥8,964(税込)
【2Blu-ray+2CD+PHOTO BOOK+スマプラミュージック&ムービー盤】
AVXY-58390~1/B~C / ¥10,044(税込)
【2DVD+スマプラ・ムービー盤】
AVBY-58392~3 / ¥5,724(税込)
【Blu-ray+スマプラムービー盤】
AVXY-58394 / ¥6,804(税込)
≪ライブ情報≫
【2016 WINNER EXIT TOUR IN JAPAN】
2016.06.18 (土) 千葉 幕張メッセイベントホール
2016.06.19 (日) 千葉 幕張メッセイベントホール
2016.06.25 (土) 福岡 福岡サンパレス ホテル&ホール
2016.06.26 (日) 福岡 福岡サンパレス ホテル&ホール
2016.07.02 (土) 愛知 名古屋国際会議場 センチュリーホール
2016.07.03 (日) 愛知 名古屋国際会議場 センチュリーホール
2016.07.16 (土) 兵庫 神戸ワールド記念ホール
2016.07.17 (日) 兵庫 神戸ワールド記念ホール
2016.07.18 (月) 兵庫 神戸ワールド記念ホール
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