SUPER JUNIOR イェソン 佐々木希と共に主演を務める映画主題歌をリリース/インタビュー1

■SUPER JUNIOR-YESUNG/New Single『雨のち晴れの空の色』インタビュー(1/2)

日本での初ソロシングルをリリース

SUPER JUNIORのイェソンが、10月19日に日本での初ソロ作となるシングル『雨のち晴れの空の色』をリリースする。イェソンの特徴ある歌声が心地よく響く、切ないバラードとなっている今作は、イェソン自ら手がけた楽曲であり、イェソンが佐々木希とともにW主演を務めた映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』(11月3日公開)の主題歌にも起用されている。現在、日本での初ソロツアー【SUPER JUNIOR-YESUNG JAPAN TOUR 2016 ~BOOKS~】(全国7カ所16公演、9/1~11/23)も開催し、映画のプロモーション活動などと合わせて、積極的に日本での活動を行っているイェソンに、楽曲の制作過程から、ツアーへの意気込みなど、今感じている思いを語ってもらった。

心温まる感じの切ないバラードに生まれ変わりました

――日本での初ソロ作『雨のち晴れの空の色』がついにリリースになります。タイトル曲はイェソンさんの自作曲で、歌詞ももともとはご自身で韓国語で書いたものがあり、映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』の主題歌になったということで、日本語に変えたと聞きました。まず、曲はどんなときに、どんなことを考えながら書いたのか教えてもらえますか?

イェソン:2年間、活動ができなかった間は、時間があれば曲作りをしていたんですけど、この曲もそのときに作ったものです。最初に韓国語で付けたタイトルは“クレ チョア”で、“そうだよ、いいよ”っていう、ちょっと諦めの気持ちを表したものだったんですね。そのときに僕が置かれていた状況……つまり、さまざまな理由で活動ができずにもどかしい気持ちを持って過ごしていた状況に近い曲で、悲しいバラードでした。でも今回、映画(『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』)の主題歌になったということで、歌詞も物語に合わせて変えましたし、アレンジも映画の雰囲気を感じられるものにして、今の心温まる感じの切ないバラードに生まれ変わりました。

――イェソンさんは他にもたくさん曲を作られていますが、普段はどんなふうに作っているんですか? 例えば、ハミングで作るとか、ピアノで弾いてみるとか。

イェソン:僕はピアノを弾きながら作れるほどのピアノが上手ではないです(苦笑)。(自分の携帯を取り出して、ボイスメモを見せてくれる)ご覧になって頂くとわかるんですけど、ここに入ってるだけで今、100曲以上あるんですね。「雨のち晴れの空の色」の原型になったものもここに入っています。僕の作曲の仕方は二つ方法があるんですけど、一つは最初にテーマを決めて作る方法です。例えば、僕の韓国でのソロアルバムの活動曲であった「ムン ヨロバ(Here I Am)」は、“そのドアを開けてみて”っていうキーワードをまず決めて、そこに他の意味を盛り込みながらメロディを作って行きました。そのようにテーマを決めてから、それに沿ったものを作って行くというやり方があります。もう一つは先にメロディが浮かんできて、それにのめり込んでしまって作るというものです。その場合は、まずそれをとりあえずアカペラで歌ってボイスメモに録音します。それをあとで家に帰ってからキーボードとかを使って整理するんです。そうしてみて、「これは行けるかも?」って思えたら、ピアノを上手に引ける方に「僕が録音したのを送るから、このメロディに合わせて弾いてみて」ってお願いをします。それはピアノのときもあれば、ギターのときもあって、そのメロディによるんですが、そんなふうに基を作って、それを広げて行くというやり方があります。

SUPER JUNIOR イェソン 佐々木希と共に主演を務める映画主題歌をリリース/インタビュー1

今の僕の気持ちをどうやって表現したらいいんだろうって思ってできたのが、「どんな言葉でも」

――先にテーマを決めるパターンのときは、そのテーマはどうやって見つけるんでしょうか?

イェソン:一つ例を挙げると、「どんな言葉でも」という曲があるんですけど、これは僕が活動をできていなかった期間に、週末、あるカフェに行ったときにあった出来事から書いた曲なんですね。そのとき、僕がテラス席に座っていたら、そこに日本のファンの方をはじめ、中国、台湾、メキシコ、ウズベキスタン、スイスのファンの方が来ていて。そのときのことは本当によく覚えているんですけど、「うわ~、テーブルごとに国籍が違う」って(笑)。その様子を見ていたら、僕ってとても祝福された人間だなって思えたんですね。そこに来ても、状況的に僕はサインもしてあげられないし、一緒に写真を撮ってあげることもできないし、そもそも僕がそこに来るかどうかもわからないのに、それでも来てくれたんです。その人たちの言葉は僕にはわからないし、この今の僕の気持ちをどうやって表現したらいいんだろうって思ってできたのが、「どんな言葉でも」なんです。言葉が通じない外国の方たちを前に「どんな言葉で言ったらいいんだろう?」っていう。そこから発想を得たものでした。

――現実に目にした出来事からテーマが見つかることもあるんですね。

イェソン:そういうテーマが出来上がると、そこにさらに個人的な感情を入れて行くんですね。新しい人に会ってみたいなとか、恋愛をしてみたいなとか、皆さんに感謝の気持ちを伝えたいなとか。そして、そういう気分を表すには、このくらいのテンポがいいかなって考えて。「どんな言葉でも」であれば、ミディアムテンポがいいんじゃないかな?とか。それで、カフェでメロディを考えて、そのあとに歌詞を付けて行きました。そのときの感覚がとても良かったので、その頃は暇さえあればカフェに行って、ファンの皆さんに会って感じたことを曲にするってことをよくやっていましたね。そんなふうにテーマを決めることもありますし、あとはジャンルからなんとなく決めて行くこともあります。ジャンルって言っても幅が広いですよね。おなじバラードでもバラエティに富んでいるじゃないですか。なので、この曲は2番はなしにして、1番のクライマックスを普通より長くしようとか。おなじジャンルでも他とはちょっと違うこだわりを持ってやってみたりしています。それから、そのときの気持ちがすごく幸せだったら、ダンス曲にしてみようかなとか、気分からテーマを決めるときもあります。

――「雨のち晴れの空の色」はどのパターンだったんですか?

イェソン:これはメロディが先に浮かんだケースです。サビの<愛する~>のところですね。最初は韓国語だったので、ここが“クレ チョア~”だったんですけど。そこが頭に浮かんで、そこからいろんなものを付け加えて行きました。

SUPER JUNIOR イェソン 佐々木希と共に主演を務める映画主題歌をリリース/インタビュー1



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≪リリース情報≫
New Single
『雨のち晴れの空の色』
2016.10.19リリース

【CD+DVD+スマプラ・ムービー+スマプラ・ミュージック盤】
AVCK-79343/B / ¥2,000(税込)

【CD+スマプラ・ミュージック盤】
AVCK-79344 / ¥1,000(税込)

[収録曲]
1. 雨のち晴れの空の色
2. Let Me Kiss
3. 雨のち晴れの空の色 -inst-
4. Let Me Kiss -inst-
<DVD> ※DVD付盤のみ
1. 雨のち晴れの空の色 -Music Video-
2. 雨のち晴れの空の色 -Music Video & Jacket making-

≪ツアー情報≫
2016年10月21日(金) 福岡県:福岡サンパレス
2016年10月22日(土) 福岡県:福岡サンパレス
2016年10月23日(日) 福岡県:福岡サンパレス
2016年11月22日(火) 東京都:東京国際フォーラム ホールA
2016年11月23日(祝・水) 東京都:東京国際フォーラム ホールA

≪映画情報≫
映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』
11月3日(木・祝)より全国ロードショー
監督:朝原雄三
主題歌:SUPER JUNIOR-YESUNG「雨のち晴れの空の色」
主演:イェソン(SUPER JUNIOR) 佐々木希

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