男性保育士による女児の着替え問題についてテレビでも報じられ、大沢あかねさんや、加藤浩次さんなどが意見を出しているが、「やめるべき」「問題ない」と賛否は分かれている。

“男性保育士問題”についての議論の発端


千葉市では1月18日に「男性保育士活躍推進プラン」を定めた。
男性が少ない保育現場などで男性の活躍を推進するのを目的としている。千葉市の熊谷俊人市長は自身のTwitterでも「更衣室が無い、女児の保護者の『うちの子を着替えさせないで』要望が通ってきた等の課題が背景にあります」と発言。これがきっかけで、ネット上では大きな議論が巻き起こり、「『それは性差別です』と言える熊谷市長は凄い」「『同性更衣介添え』は子どもの羞恥心への配慮」といった様々な声が上がっていた。

1月25日放送の『スッキリ!!』では大沢さんが「子どもが恥じらいをもつなら、やめるべき」という意見を述べる一方で、司会の加藤浩次さんは「僕は着替えもおむつもオッケー。信頼して預けるという気持ちが、預ける側には必要」とコメントした。また同番組のコメンテーターで経済学者の飯田泰之さんも「僕自身は特に問題ない」とし、「保育士という仕事がプロの仕事だと、一般に浸透していないからでは」と指摘した。

26日に放送された『白熱ライブ ビビット』(TBS系)でも、同様に「男性保育士問題」が取り上げられた。その際、司会を務めるTOKIOの国分太一さんは「保育士の立場に立つと、(男性が)保育士になったと同時に壁にぶつかる」と、性別が保育士という職業を選ぶ際の障害になる状況を語り、将来的に男性保育士が減少するのではと懸念しているようだった。
2015年に第一子が産まれたタレントの真鍋かをりさんは、「預ける側としては面倒を見てくれている保育士の皆さんになるべく負担をかけたくないので、ちゃんと専門職として見てあげないのは本当にかわいそう。私は気にならないし、専門職として信頼しているので大丈夫です」としたが、反対意見にも「気になる方が一部にいるっていう、気持ちはわからなくはない」と理解を示していた。
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