ファミコン部、自作キーボード部…freeeの部活制度「オフカツ!」が楽しそう

会計ソフト「freee」で知られるfreee株式会社。社内では、会社が全面的にサポートする部活動「オフカツ!」が盛り上がっている様子。
チームや職種を超え、社員同士が出会う場だ。なかでも面白いオフカツの活動状況を探ってみた。


freeeの部活動「オフカツ!」とは?


オフカツ!にはどんな特徴があるのか。同社の担当者は次のように話す。

「オフカツ!は、オフタイム、オフラインでの、スポーツや趣味など共通の活動を通してfreeeメンバー同士がつながっていく場として、freeeがサポートしている自由な活動の場です。
仕事も遊びも挑戦し続け、成長することこそ、freeeメンバーでいることの価値。オフカツ!への参加を通じて新しいfreeeメンバーと出会い、刺激し合っています」

・オフカツ!の種類
ちなみにオフカツ!の活動は、大きく2種類に分かれるのだという。

「オフカツ!には『ガチふわ』と『ゆるふわ』があり、ガチふわは守るべき約束がいくつかありますが、会社から一定金額支給されるオフカツ費が利用できます。ゆるふわはオフカツ費はありませんが、ゆるくふわっと活動できます」


オフカツ!の部活動例


現在、約30のオフカツがあり、軽音部やフットサル部、ランニング部、ボルダリング部など定番のものから、自作キーボード部などユニークなものまでその活動は多岐に渡る。
そのうち、4つのオフカツの活動状況を担当者に解説してもらった。

1.ファミコン部

ファミコン部、自作キーボード部…freeeの部活制度「オフカツ!」が楽しそう

所属人数:35人
開催頻度:月1~2回

・活動内容
「テレビゲームを通じて社内の交流を生み、交流を深めます。コンセプトは『あの青春をもう一度』です。
月に1回、金曜日の夕方にお酒と軽食で社内交流する会である『TGIF』の後もしくは任意のタイミングで、Wii、NINTENDO64、スーパーファミコン、Nintendo Switchなどのゲームで遊びます。
部員の方は所蔵ゲームリストからやりたいゲームを見つけたら、いつでも皆を誘って活動できます」

2.自作キーボード部

ファミコン部、自作キーボード部…freeeの部活制度「オフカツ!」が楽しそう

所属人数: 45人
開催頻度:2~3週間に1回程度。

・活動内容
「オフィス内のフリースペース(通称:ファミレス席)で、購入したキットを持ち寄ってキーボードの組み立て会を行っています。はじめての方でも経験者によるサポートがあるので敷居は低いはず。界隈の話を聞いていると、ここまで社内で盛り上がっているのはかなりめずらしく、キットの保有数はおそらく日本一レベルです」
ファミコン部、自作キーボード部…freeeの部活制度「オフカツ!」が楽しそう

ファミコン部、自作キーボード部…freeeの部活制度「オフカツ!」が楽しそう

参考:freee Developers Blog「突撃!隣の自作キーボード」

3.自転車部

ファミコン部、自作キーボード部…freeeの部活制度「オフカツ!」が楽しそう

所属人数:37人

・活動内容
「先日は10人くらいでしまなみ海道へ行きました。8時間耐久レースに毎年参加しています」

4.ランニング部

・活動内容
「九十九里浜トライアスロン大会のリレー部門で2018年3位、2019年4位の成績を残しています。企業対抗駅伝では19位。皇居で開催の小さいレースでは2回優勝しています」


オフカツ!実施よる効果


オフカツ!により、どんな効果が生まれているのだろうか? 社員の声から探ってみよう。

「業務の枠を超えた社内コミュニケーションが実現でき、freeeらしい職場環境がつくれている」

「普段接することの少ない社員同士の交流により、新しいアイデアが生まれることがある」

「freeeは『遊ぶように働く』ことを本気で実践しようとしている会社。“オフカツ!”という部活動制度も、より楽しく働くために必要なコミュニケーション醸成の機会だと考えています」

主に社員同士のコミュニケーションにより新たなアイデアが生まれることが効果として得られているようだ。
(石原亜香利)

【取材協力】
Freee株式会社
「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、人工知能(AI)技術を使った最先端の機能開発や金融機関との連携により、バックオフィス業務効率化のソリューションを提供しています。

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