ネットストーカーが個人情報を得るまで
ネットストーカーはターゲットの個人情報を知るため、SNSに投稿された画像を用いて画像検索をするという。別アカウント(例えばFacebook)にアップされている画像が見つかれば、本名までばれる可能性もある。
Facebookが特定されなかったとしても、リアルの友人とつながっているTwitterアカウントが発見されると、そこから個人情報が漏れることも。友人が「○○さん今日楽しかったね~」などとリプライをしていようものなら、これだけで本名が特定されてしまうのだ。これは自身の行動だけでは注意のしようもなく非常に厄介。
こうして個人情報を得たストーカーが次にするのが粘着行為だ。Twitterに執拗にリプライを送る。しかもその時、使用するTwitterのアカウント名をわざと相手の“本名に近いもの”にするという。こうすることで「お前の情報知ってるんだぞ」アピールになるのだろう。小出しに個人情報が送られてくることで、何を知られていて何を知られていないのかわからなくなり、恐怖を感じるようだ。
しかもネットストーカーのタチの悪いところが、注意を受けたとしても「偶然だ」と乗り切れるようなやり方で粘着すること。
投稿者は今回のストーカー被害によって、今までネット上にあげていた自身の創作物などを全て捨てて逃げる羽目になったそうだ。この内容に「友人からバレるのはどうしようもないし怖いな」「ホントに対処しようのない悪質な行為」と恐怖の声があがっている。