30代女子は1万円おごられないと満足しない? リアル30代女に本当の所を聞いてみた

先日、あるテレビ番組のリサーチ結果がTwitterで拡散され、男性たちの心をザワザワさせています。それはお笑い番組『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』での一幕です。


番組が女性に対して「おごってもらって納得する食事代は?」という質問に対してリサーチをかけた結果、
10代:1,888円
20代:5,586円
30代:11,766円

という、なんともリアルに高額な金額が出てきてしまったのです。

そのつぶやきは現在までに1万6千以上のリツイートを集め、「もう10代と付き合いたい!」「最低ラインとしてファミレスやラーメン屋に連れていくと終了ということか」など男性ユーザーからの悲痛に満ちたコメントが集まっております。

元となった投稿をした男性も、女性を否定したがりな非リア充男性がツイートに反応していると指摘していますが、「私はそんなおごられなくても良い!」と思っている女性も反応しているとコメント。番組内での結果とは乖離したリアルな反応があったといいます。

そもそも1回のデートで一人1万円というのは高額な部類に入りますが、実際女性の中には「おごってもらう」という行為に対していろんな感情が渦巻いているものです。
今日は女子のリアルな声をご紹介しながら、実際に女が悩む「おごり or 割り勘」という苦悩の側面について紹介します。



おごる前に知っておいてほしい女の本音


そもそも非常に当たり前に議論される「おごり or 割り勘」トークですが、気になることが1つあります。それは「そもそも男がおごると得をするのか? 割り勘だと損をするのか?」ということです。
そこで、ズバリ世の30代女性たちに、「おごった」 or 「おごられなかった」で男性の好感度は変わるのか聞いてみました。

「実は私はおごってもらった経験が少ないです。だから割り勘だからといって、その人に対して感情がなくなったということはないです。ただ逆に、ナシと思った男性がおごってくれたとしても、それがアリになることは無い」(32歳・web関連)

「普段だったらまた会うか迷う人も、おごってくれるならまあ行こうかなという気持ちでお誘いにまた乗ることはあります。でもそれは、付き合うとは別の話ですよ」(30歳・営業職)

「私はおごってくれないともう『会いたく無い』というよりも、面倒な気持ちが湧き上がります。
だって別に他におごってくれる人はいるし、割り勘でも会いたい人はいるので。だから割り勘でもまた会いたいと思う人には会うし、無しの人からおごってもらっても、もう会いません」(31歳・企画職)


「おごったのに連絡が途切れた」と怒る前に……


ご覧の通り、おごり・割り勘については人それぞれあるようです。
1つ言えることは、一部の激モテ女子をのぞき、おごってもらわなかったからといって、相手が「ナシ」になることはないというのが、多数の女性の見解。
ただ逆に「おごってもらったからといって『ナシがアリ』になることもない」とも、男の頑張りを否定するようですが言えそうです。

つまり、おごりか割り勘かを判断する前に、目の前の女性があなたに好意を一定以上示しているか……という見極めをしたのちに、相手にご馳走するか否かを自分で判断する。それができないのであれば、黙って全額おごっておけば、不用意に株を下げることもなく、その後の女子会で悪口のネタにされることも少なくて済むかもしれません。


結局おごりおごられ論で反論をする男性の多くは、投稿者の男性がいうように「非リア充男性」なのか。考えると、非リア充なのではなく、過去におごったのに“なぜか”二回目以降が続かなかった経験のある男性なのではないかと思ったりもします。
「おごったのに連絡が途切れた」と心の中でくすぶっている方は、そもそも相手の女性から好意を感じられたのか?という点を小一時間振り返っていただきたいと思います。
おごられないと嫌だという女に文句をたれる前に、「おごったんだから良いだろう」という心を持つ男性も、いかがなものかと思うのです。
(おおしまりえ)