3月1日に放送されたバラエティ番組『さんまの東大方程式』(フジテレビ系)で、将来の夢を聞かれた東大生が「ヒモ界のパイオニアになりたい」と答え、話題になっている。

女性の社会進出が進んでいるのだから男性の社会退出があって良い


この日は、東大生に「なぜ東大に入った?」「将来どんな仕事に就きたい?」などと質問したインタビュー映像を放送。そのなかの1人に「将来の夢は?」と質問すると「ヒモになりたいんですけど」と笑顔で回答した。

なぜヒモになりたいのか聞いてみると、「女性の社会進出が進んでいるじゃないですか。だから男性の社会退出があっても良いと思ってて。それのパイオニアになりたい。ヒモ界のパイオニア」「養ってほしい。働きたくはないんです」とのこと。
「女性の社会進出が進んでいるのだから男性の社会退出があって良い」という主張には、VTRを見て笑っていた司会の明石家さんまも納得した様子。出演していたいとうあさこも「なるほどね~」とコメントしていた。

SNSではこの東大生のインタビューに「東大まで入っておいてヒモ志望とかもったいなさすぎ、ありえない」と反発の声もあったが、逆に強く共感する人も多いようで、「俺も東大に行ってヒモになりてぇー」「女性が『専業主婦になりたい』というのと何が違うんだろとは思った」という意見が上がっている。

また、「男性の社会退出」という言葉の語感について言及する人や、「いい選択肢だと思う」「実際女性の社会進出が唱えるなら男性の社会退出も手放しで認めなきゃいけないと思うんですね」「男性の社会退出あってもいいでしょ 主夫ってそうじゃん」と賛同する人もいた。

ちなみにヒモになりたい東大生は、良質な“ヒモ主”を見つけるための方法も考えているようで、まず良い会社の内定をもらい、内定コンパで彼女を見つける。そこで出会った女性は良質なヒモ主になるので、自分は大学院に進んでしまえば「完全にヒモコースが確立する」という計画を語った。

「専業主夫」も認められつつある


ヒモとは異なるが、女性が働き男性が家事を担当する、いわゆる「専業主夫」という形も徐々に浸透し始めているようで、「ぐるなびWEDDINGブライダルデー」が2013年10月に発表したアンケート(サンプル数:787人)によると、専業主夫について「いい印象がある」人は29.8%。

専業主夫になりたい男性も、「なりたいと思う」「なってもいいと思う」を合わせると46.8%という結果が出ている。
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