
ブロガー・作家のはあちゅうさんが「ラブホテルを使う社会人はモテない」と発言した2014年の動画の内容がTwitterで拡散され、様々な議論が巻き起こっている。
ラブホテルを利用する社会人は本当にモテないのか論争が勃発
話題となっている発言は、はあちゅうさんが自身のYouTubeチャンネルで公開している、文筆家・霜田明寛さんとゲスな話を繰り広げる動画「【ゲス#20】社会人デートの常識・非常識」でのもの。
はあちゅうさんは、イラストエッセイストの犬山紙子さんと「社会人の恋愛」について対談を行った時のエピソードを紹介。学生の時にデートでラブホテルを使っていた人も、社会人になるとシティホテルを使うようになっていき、逆に社会人になってもラブホテルを使い続ける人はモテないという。
「社会人になってラブホテルとかちょっと……。普通は、ちょっと良いホテルとかに泊まるわけですよ。でも、誰も教えてくれないから今までモテてきた元イケメンたちが痛い路線に行ってるなって」とも指摘していた。
この動画は2014年に公開されたものだが、6月13日ごろからTwitterで徐々に話題になり、論争になっている。
「ラブホ、私は普通の清い恋愛だったら嫌だよ」と賛同する声や、「シティホテルの方がよっぽどダサイと思うんだけど…」といった反論する声もあるが、そもそもラブホテルを使う時点で“モテている”と考える人が多いようだ。
「ラブホ使えてる時点でモテてない?」
「多少なりともモテたからラブホテル利用するまでの状況に漕ぎ付けてるんだろ」
「そもそもモテない側の主張としては、頑張っていいホテルを予約しても女の子が一緒に入ってくれるとは限らないんですよ」
他にも議論に便乗して「旅館も白目を剥くレベル」「ラブホの概念を覆します」など賞賛の言葉を添えて、おすすめのラブホテル情報を投稿する人する人が現れるなど大盛り上がり。
「ラブホを使う社会人はナンセンス」という方にラブホ大好き芸人の私が推薦したいのは、乃木坂にある『DESIGN HOTEL IROHA』。こちら全室人工温泉付きで、外観・内装・アメニティ全てにおいて圧倒的クオリティを誇ってます。旅館も白目剥くレベル。本当におすすめ。 pic.twitter.com/T9dUdw0zR2
— マドカ・ジャスミン (@mdk_jasmine) 2017年6月14日
はあちゅうさんはそんな状況に対して、「2017年の私の見解は『どこに行くにせよ誘い文句が肝心』です」とツイートしている。
2014年のゲスアワー記事がどこかで拾われたおかげでラブホ擁護派から良いラブホ情報がたくさん寄せられていますが、2017年の私の見解は「どこに行くにせよ誘い文句が肝心」です。この記事&動画をぜひ反面教師にしてください。 https://t.co/dQohKxWXrb #ゲスアワー
— はあちゅう (@ha_chu) 2017年6月15日
シティホテル派は本当にモテる?
それでは実際にラブホテルとシティホテルでは、どちらの方が女性人気が高いのだろうか。オンライン旅行会社「エクスペディア ジャパン」は2014年に、20代~30代の独身男女600名に対してアンケート調査を実施。「男性から誘われたのがラブホテルではなく“シティホテル”だったらポイントは上がりますか?」と質問したところ、女性の67%が「YES」と回答しており、リッチなシティホテルに憧れる女性が多いようだった。
ちなみに同アンケートでは男性に対して「シティホテル等ではなくラブホテルに女性を連れていくことに、バツの悪さを感じますか?」とも質問していたのだが、こちらは「NO」が75%という結果。男女の意識がかけ離れていることが浮き彫りになっている。