コンビニの「現金払い」は迷惑?
発端となったのは、8月18日のマイナビニュースに掲載された「コンビニの支払い、4割が現金派 電子マネーやクレカを使わない理由は?」という記事。「クレジットカードを保有しているマイナビニュース会員」885名を対象とした、コンビニでの支払い方法についてのアンケート調査が紹介されている。
調査結果を見ると、最も多い支払い方法は「現金」で37.9%。続く2位と3位は「電子マネー」(29.8%)、「クレジット・デビットカード」(29.4%)という結果になっていた。現金払いを選ぶ理由については「少ない金額で使うのは抵抗がある」「無駄遣いを防げる」といった意見が上がってる一方、電子マネーやクレジットカードを選ぶ人は「ポイントが貯まる」「小銭が増えない」といった点を重視しているようだった。
アンケート調査を受けて20日、プロブロガー・イケダハヤトさんは自身のブログに「コンビニで現金使う人ってバカなのかな……。」という記事を書きアンケート調査に反応した。クレジットカード決済を推奨し、サインなしで決済できる「サインレス」対応の店舗なら、一瞬で支払いが済むと解説している。
イケダさんの記事に触発されるかたちで実業家の内藤忍さんはブログで「コンビニで現金使う人ってバカではなく『迷惑』」と題した記事を投稿。“クレジットカードなら会計時間が短い”といったメリットを説明し、コンビニなどで現金払いする人を見ると「後ろで待っている人の迷惑ではないかと思ってしまう」と綴った。
ネット上では記事に対して激しい議論が巻き起こることに。実際に迷惑だと感じている人も多いようで、「たしかに現金での会計は迷惑」「後ろに人が並んでる時は電子マネーで済ませて欲しい」「ほんと小銭をチマチマ出すの止めてほしい」と賛同の声が続出している。
その一方、現金派からは「迷惑とか知らない。クレジットカードの決済手数料がゼロ円になるまで現金払いする」「自分は電子マネーが信用できないので現金」といった反応が上がっていた。
(佐藤尚)