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「ママさんからの視線が痛い」男親は赤ちゃん休憩室でどう振る舞うべきか問題

「ママさんからの視線が痛い」男親は赤ちゃん休憩室でどう振る舞うべきか問題

男性の入室を禁止している授乳室は、父親による育児を阻害している――。そんなツイートが話題を呼んだ。授乳室はともかく、父親のために赤ちゃん休憩室はどう在るべきか。そして、そういったスペースにおける父親の“マナー”とは? 父親が育児参加するのが当然になった現代、もっと活発に語られるべきテーマだろう。

父親は赤ちゃん休憩室で不遇な立場?


7月下旬、あるTwitterユーザーが男性の入室は遠慮するよう求める授乳室の貼り紙に対して、「父親は育児するなということか」のように疑問を呈したところ、「授乳室はあくまで授乳のための部屋」「母親が安心して母乳を与えるために必要なスペース」「ミルクをあげられる場所は授乳室とは別に用意されているはず」といった批判が寄せられた(当該ユーザーはその後謝罪)。

これは“授乳室”での注意書きだったからこそ、当該ユーザーに対して総ツッコミという状況になったのだろう。しかし、これが赤ちゃん休憩室(オムツ替えなど、授乳に限らず広く乳幼児の世話をするためのスペース。カーテンで仕切られた授乳室が中に設けられている場合が多い)での「父親お断り」だったら、話はもう少し変わるのではないだろうか。

今年3月には、イラストレーターのゆむい氏がTwitterにアップした、数年前に実際に目撃したやり取りを描いた漫画が議論を巻き起こした。それは赤ちゃん休憩室でオムツ交換をしていた父親が、後からやって来た女性に「うちの子女の子なんですけどっ」と退室するよう求められたという内容。父親に同情する声の一方で、「気持ちはわかる」と女性側の心情を理解する声も上がった。

赤ん坊の世話をする父親たちを好ましく感じる気持ちは本当だが、実際娘のオムツを交換している真横に他の家庭の父親がいたら……授乳スペースのすぐ近くに立たれたら……正直落ち着かないという本音を抱える母親も少なくないらしい。この辺りは、ネット上を中心に一大論争となった「男性保育士に女児の着替えを任せるか否か」という問題にも通じるものがあるように思う。

一児の父親いわく「痴漢冤罪の対策と同じ」


赤ちゃん休憩室を利用しづらく感じる父親は多い。Twitter上には、「他のママさんからの視線が痛い」という声だけでなく、なかには「ベビールームに男がいる」とクレームをつけられてしまったという体験談まで投稿されている。古い施設だと、赤ちゃん休憩室が男性入室禁止というところも珍しくない。まさに育児中の一児の父親に話を聞くと、

「僕が友達カップルと娘と、ある動物園に行ったとき、赤ちゃん休憩室は女性しか入れなかったので、急きょ友達の彼女にオムツ交換をお願いすることになってしまいました……。どうしても出先での子供の世話は、妻になる場合が多くなってしまいます」

という体験を教えてくれた。とはいえ最近は、男性も利用可能な赤ちゃん休憩室や、オムツ交換スペースが設けられた男性用トイレも増えてきたため、不便を感じることは少なくなった。その代わり、今、父親たちは新たに“赤ちゃん休憩室での振る舞い方”に悩まされている。授乳中などの女性たちを不安させてしまわないように、それぞれの配慮の仕方がある。

「たとえば両サイドにカーテンで仕切られた授乳室がある場合は、どちらか片方の側に寄らないよう、なるべくど真ん中を移動するようにします(笑)。目線も真っすぐか、自分の子供を見ているかです。あとは“子供を連れてきた父親”というのを周囲にアピールするために、子供を抱えたり、妻と話すようにしています。痴漢冤罪の対策と同じなんですよね。本当は赤ちゃん休憩室を父親用と母親用で分けてくれたら安心して使えるんですけど、それはお金がかかるから現実的に無理だろうということも理解できるので……。女性が不安になるのは仕方ないので、こちらは遠慮して肩身狭くやっていくしかないのかなと思います」

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