
日本テレビの辻岡義堂アナウンサーが、「典型的なモラハラ夫」だとして炎上している。妻であるモデルの鷲尾春果さんが、10月8日放送の日本テレビ系「行列のできる法律相談所」で、夫に対する不満をぶっちゃけた。
突発的な行動、変なこだわり、絶対謝らない……
汗っかきかつアナウンサーなのにすぐ噛んでしまうという親しみやすいキャラクターで知られる辻岡アナは、オリコン・モニターリサーチによる「好きな男性アナランキング」でも毎年上位にランクインしており、視聴者からの好感度は高い。しかし、妻からすると困った部分も多いらしい。「行列のできる法律相談所」では、子供たちが寝ているにも関わらず「今から伊勢神宮に行くから準備して」と言い出したり、「今日は海か山に行く」としか決めないので両方の準備をしないといけないなど、辻岡アナの思いつきについて暴露された。
辻岡アナは交際中から「渋谷にいるけど来れる?」「今、新宿だけどすぐ出て来れる?」といった急な誘いが多かったそう。また、結婚が決まったのも、デート中に通りがかって見学してみた結婚式場を、辻岡アナがそのまま予約してしまったからだと明かされた(なんと当時まだプロポーズもお互いの実家への挨拶もしていないタイミングだった)。
また、「変なこだわり」もあるとのこと。温かい料理を食べてもらおうと辻岡アナの帰宅に合わせて料理を出したら、「煮物や炒め物は冷めた方がおいしいから、シャワーを浴びてくる」と言われてしまったそうだ。
さらに「絶対謝らない」のも困りもの。鷲尾さんの不満が爆発しても、辻岡アナは「もう気は済んだかな?」と“面接官のような口調”で対応してきて、そうするうちに鷲尾さんは「自分が間違っていたのかも」と促されるまま謝罪してしまうのだった。出会って約11年、鷲尾さんは一度も辻岡アナの謝罪の言葉を聞いたことがないらしい。
謝罪促されても「でもね!」
スタジオに登場した辻岡アナは、「スケジュールを決めておくことがストレスの原因になる」「全員が寝ている間に私が運転する。寝ていれば伊勢神宮に着くというサービス精神です」「当日の朝にならないと天候や湿度がわからず、山が最適か海が最適か決められない」と釈明する。しかし、女優の広末涼子さんから「ポジティブな自己中。彼女の予定や準備を考えないで、自分が判断したい、主導権握りたいだけ」とバッサリ斬られた。
しかし、辻岡アナは「彼女が優柔不断なので私が決めてあげている」と食い下がる。スタジオ中から妻に謝るように促されても、「でもね!」を連発。「夫婦生活において謝罪の基準を低くしたくない。ごめんね慣れしちゃう。ごめんねを言うくらいなら、ありがとうを言いたい」と持論を展開した。
一連の流れを受けて、弁護士軍団はその日出演した中でも「もっとも離婚しそうな夫婦」として辻岡アナ夫妻を認定。さらに本村健太郎弁護士は、軽い口調ながら「典型的なモラハラ夫。奥さんは洗脳されている」と語った。
一見威圧的ではないけれど……
どこまでが台本かは不明だが、辻岡アナの言動に対してTwitter上では、「もう辻岡アナは見たくない」という声まで上がっており、たった1回の放送で好感度が急落してしまった様子だ。辻岡夫妻はお互い「ぎっちゃん」「はるか」と呼び合う仲の良さだと前置きされてはいたものの、それを上回る衝撃を与えてしまったらしい。
バラエティ番組で夫/妻に対する言動が明かされて炎上してしまう芸能人はこれまで数多く存在するが、ほとんどの例がパートナーに対する暴言や過剰な束縛だった。辻岡アナのような、わかりやすく威圧的な態度をとっているわけでもなく、本人はよかれと思ってしていることでも、結局パートナーは負担を感じてしまっている……というケースが「モラハラ」として炎上するのは、それだけ世間の夫婦問題に対する関心が高まったということなのかもしれない。
(HEW)