
撮影/岡田貴之、今元秀明
街がクリスマスイルミネーションでライトアップされるなか、アーティストHYDEからクリスマスプレゼントが贈られた。
毎年冬のこの時期に北海道富良野で行われているHYDEファンクラブイベント『黒ミサ』が、今年はクリスマスのスペシャルライブとして12月23日と24日の2日間、幕張メッセ国際展示場で開催された。
両日ともソールドアウトし、各日12,000人を動員した今回のイベントでは、クリスマスにふさわしい、ダブルカルテットを含むオーケストラ編成で組まれたステージと、レッドカーペットで敷き詰められたフロアで、L’Arc〜en〜Ciel、VAMPS、そして自身のソロ楽曲に加え、カバー曲をオリジナルアレンジしたパフォーマンスでHYDEの世界が披露された。
HYDEソロとしての楽曲「WHITE SONG」を皮切りにライブはスタートし、代表曲ともいえる「EVERGREEN」、『戦場のメリークリスマス』のテーマ曲「メリークリスマス ミスターローレンス」にデビッド・シルヴィアンがボーカルをつけた「Forbidden Colours」のオリジナルアレンジバージョンとglobe「Departures」をカヴァーし、VAMPSからは切ないバラードチューン「VAMPIRE’S LOVE」をパフォーマンスした。
ライブ後半はゲストギタリストKen(L'Arc~n~Ciel)とともにLL'Arc~n~Cielの冬の名曲「Hurry Xmas」「winter fall」「雪の足跡」を含む全18曲を披露。
「今日はやってよかった。僕自身、楽しんで歌うこと、自分の意思を伝えることができてよかった」と、最後はピアノのみをステージに残し、「未来世界」で冬のスペシャルな夜に幕を閉じた。
会場を訪れたファンたちは、その特別すぎる夜にさまざまな感情を抱きながら会場を後にした。

撮影/岡田貴之、今元秀明

撮影/岡田貴之、今元秀明

撮影/岡田貴之、今元秀明
編集部おすすめ