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マクドナルドが赤字でも従業員の給料上げた理由 「カンブリア宮殿」放送にネットで称賛

マクドナルドが赤字でも従業員の給料上げた理由 「カンブリア宮殿」放送にネットで称賛

一般的に会社が傾くと人件費カットによるコスト削減に乗り出す企業も少なくないが、中にはあえて従業員の給与を増やすことで業績を立て直す会社もある。世界的なファストフードチェーン「マクドナルド」が実践した改革内容がテレビで放送され、ネットで称賛の声が上がった。

「POWER of ONE」で業績を回復させた日本マクドナルド


注目を集めたのは、日本マクドナルドHDのサラ・カサノバ社長が出演した、12月21日放送の『カンブリア宮殿』(テレビ東京系)。番組では彼女が赤字時代にあえて従業員の給与を上げた理由に迫ったのだが、彼女は「マクドナルドのビジネスは人によって支えられています。つまり私たちが成功するためにはまず社員たちが満足しなければなりません。当然のことですよね?」と答えていた。

日本マクドナルドは前社長の原田泳幸さんが就任していた2012年に突如売り上げが低迷。そこで2013年にカサノバさんをトップに据えたのだが、2014年に上海の工場で賞味期限切れの食肉が使われていたことが発覚してしまう。結局同工場の食肉は日本では使われていなかったのだが、その後も異物混入騒動などの不祥事が続き、2016年には過去最悪の赤字をたたき出した。

しかしカサノバさんは積極的に現場で客の声を聴いたり、社員とのコミュニケーションを密にすることで業績の立て直しに成功する。彼女は「POWER of ONE」というスローガンを掲げ、経営者や現場の従業員が一丸となって戦う環境を作りに尽力。業績低迷中の給与の引き上げも、“強い現場”を作る改革の1つのようだ。

難局であえて給与を上げるという手腕に、視聴者からは「これは日本の経営者に欠けている考え方。この国では給与をカットして生産力の少ない労働者を会社が自ら作り上げてる」「安い給与で働かされたら社員のモチベーションが下がって業績が悪化する一方だよな」「社員を使い捨てにしてる日本企業は見習ってほしい」と称賛の声が相次いだ。

「スマイル0円」復活の立役者もカサノバさん


マクドナルドといえば、2015年にそれまでメニューから消えていた「スマイル0円」が再登場して話題になったが、これを復活させたのもカサノバさん。朝日新聞出版が運営しているニュースサイト「AERA dot.」のインタビューで彼女は、復活させた理由について「私たちの最も重要な資産は人。マクドナルドは『ピープルビジネス』ですから」と語っていた。

とにかく人材を大切にする経営方針のようで、今回の『カンブリア宮殿』にも視聴者からは「VTRで社員の人たちがみんな『サラさん』って呼んでる! これもコミュニケーションを大切にする取り組みの1つなのかな?」との指摘が。カサノバさんの「ピープルビジネス」に感銘を受けた人が多いようだ。
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