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働き方改革の一環で、副業を推進する動きが活発になってきている。景気が良くなってきている割に、給料は上がらないと感じているサラリーマンはたくさんいるだろう。
そんな方にとってはまさにうってつけだが、会社員として企業に勤めつつ副業をするならば、平日夜か土日を使うことになる。
そこで今回は、限られた時間で効率よく月5万円程度稼げるおすすめの仕事を、10個紹介する。
結婚式の出席代理
友人・職場の同僚の急な欠席の代理として、代わりに結婚式に出席する仕事だ。報酬は披露宴1回につき5千円程度だが、交通費支給でフルコース料理を食べることができ、帰りには引き出物ももらえる。
毎週土日に入っても4万円だが、スピーチ・受付など役割によってボーナスが支給されるため、積極的に案件を獲得できれば月5万円は難しくない。代理バイトを募集している「ファミリーロマンス」では、事前に必ず「結婚式の代理出席講習会」に出席することになっており、結婚式での基本的なマナーだけでなく、食事のマナーも学ぶことができる。
自動販売機の設置場所探し
自動販売機の設置場所を探し、その場所のオーナーに設置の交渉をする仕事だ。スキルがなくてもすぐ始められるうえ、東京23区なら1件2万～5万円と報酬も高い。
5万円の場所が見つかれば、月に1日の勤務で5万円稼げる計算だ。サントリー・アサヒ・伊藤園などの大手飲料メーカーと提携しているアルバイト募集会社に申し込むことで、仕事を始めることができる。
この仕事が特におすすめなのは、営業職だ。勤務中に外回りと並行して探すこともでき、個人宅訪問をする場合は本営業のおまけとして設置をすすめることもできる。
なお、設置する側も月平均1万円程度の副収入が得られるため、自宅に自動販売機を設置するのも一つの手だ。
寝具モニター
開発中の寝具を使って眠り、体にかかる負荷を計測したり、睡眠中の脳波をチェックしたりする仕事だ。そのため、睡眠時無呼吸症候群ではない方が被験者として優遇される。
報酬は日当2万～2.5万円。割のいいアルバイトなのでなかなか募集はないが、見つかれば月2日の勤務で5万円稼ぐことができる。寝具メーカーへ直接問合せるのが募集を見つける近道かもしれない。
すぐ寝られる方が効率もよいため、土日は疲れて眠ってしまうという人におすすめの仕事だ。
カーシェアリング
車を借りたい人に自分の車を貸すことで、報酬を得る仕事だ。カーシェアリング仲介サービスに貸し手として登録し、借りたい人からの要望があれば、やり取りを経て貸し出しを行い、報酬を得る。貸出価格は1日3千～1万円と車種や年数によって変動するが、高級車の場合は数万円になることもある。
1日5千円で貸し出すとすれば、月10日間貸し出せば目標クリア。労力は借り手とのやり取りだけなので、平日車を使わない人にはおすすめの仕事だ。
治験
「危ない」「入院の必要がある」などマイナスイメージの強い治験だが、種類によっては海外で認可済の薬のモニターや、健康食品・コスメ・美容関連商品等のモニターもある。「毎日8カプセルを2週間継続して服用する」など、仕事をしながらでも負担なくできる治験も多い。説明・経過測定・効果測定で3回ほど通院することが多いようだが、1回の通院につき報酬（負担軽減費）は7千円～1万円だ。5～8回程度の通院で5万円稼ぐことができる。先入観さえなければ、労力の割にかなり稼げる副業と言えるだろう。
レンタル彼氏・彼女
食事をする、映画を見る、散歩をする……など、お客様とデートをするのがこの仕事だ。事前に座学・実技講習を義務付けている会社もあり、プロのヘアメイクによるセット後宣材写真を撮ってもらえることも。もちろん性的サービスは禁止されており、傷害保険にも加入する。
報酬は時給2千～8千円とまちまちだが、能力やファンがつくことに応じて上がる。時給4千円と仮定すると、月12.5時間働く必要がある。平日夜に週3時間強、または毎週土日どちらかで3時間強働けば5万円稼ぐことができる。
ゲームデバッガー・テスター
クライアントの指示通りにゲームをプレイし、バグがないか等を検査する仕事だ。
「さまざまな町でセーブするとどうなるか？」「レアなアイテムは実際どれくらいプレイすれば手に入るか？」など、地道な作業が多いため、ゲーム好きの方以外に根気強い方が向いていると言える。
報酬は日給7千円前後であるため、毎週末勤務すれば5万円稼ぐことが可能だ。発売前のゲームをプレイできる経験はそうそうなく、服装自由で同じ趣味の人が集まる傾向にあるため、楽しく稼ぐことができる。
LINEスタンプの作成
一時期流行した「LINEスタンプの作成」。作成に必要なのは「メイン画像１個」「スタンプ画像8／16／24／32／40個（個数選択式）」「トークルームタブ画像１個」と、最少10個の画像で作成が可能だ。「あたまのわるいひと」「へたくそでごめんなさいスタンプ」など、いわゆる「ヘタウマ」なイラストのスタンプも多数あり、絵に自信がない人でもアイデア次第でヒットスタンプを生み出すことができる。報酬は売上（Apple、Google等の手数料を差し引いた70％）の半分であるため、120円のスタンプ１個につき報酬は42円だ。5万円稼ぐためには1,191回スタンプを売る必要があるが、スタンプをシリーズ化する、SNSで拡散するなど効果的に営業することで継続的に売り上げがある。
まさに副業向きと言える。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、ネット上で「仕事をしたい人」「仕事を頼みたい人」をマッチングする仕組みのことである。その仕事内容はライティング、コーディング、デザイン等多岐にわたるが、会社員の副業としておすすめなのはライティングだ。「優秀なボールペン5選」「懐かしいアニメ10選」など、クライアントの求めるテーマに沿って指定の文字数の文章を書く仕事であり、特に資格や経験がなくても在宅で挑戦することができる。
1文字1円・1000字の記事を1時間で書くと仮定すると、5万稼ぐには50記事（50時間）書く必要があるため、平日夜に2.5時間あるいは土日に6時間15分書けばよい。
ブログ
ブログで稼ぐには、アフィリエイトとアドネットワークの2つの方法がある。アフィリエイトとは、Amazonなどの商品購入ページリンクをブログに貼り、そのリンクからAmazonに飛んだ人がその商品を購入すると、その売り上げの数%が報酬としてもらえるというもの。ASP（アフィリエイト・サービス・プロバイダ）に登録し、審査を通ればリンクを貼れるようになる。
アドネットワークとは、広告の「代理配信」のことだ。アドネットワークには「どの媒体にどの広告を配信すれば効果的か」を計算するアルゴリズムがあり、契約するとそのアルゴリズムに沿った最適な広告を自動表示してくれるようになる。その広告がクリックされると、クリック数に応じた報酬を得ることができる。
ブログで稼げるようになるには3カ月はかかると言われているが、その反面テーマは自由で、自分の好きなこと・得意なことを活かすことができるので、長期的かつ継続的な収入を求めている方におすすめする。
月5万円であれば、会社員として働きながらでも稼ぐ手段は色々ある。せっかく副業するのであれば、自分の好きなこと・得意なことを活かせることで楽しく稼ぐことをおすすめする。副業で収入を増やせれば、私生活にも張りが生まれて、本業にもより打ち込めるというもの。自分に合った副業を見つけよう。
（新美友那／studio woofoo）
