
オーネットは1月4日、2018年に成人式を迎える新成人600人を対象に実施した「恋愛・結婚に関する意識調査」の結果を発表した。今年で23回目となる。

新成人の恋愛意識を明らかにするため「これまでに交際経験があるか」を聞くと、全体で62.0%(男性:55.3%、女性:68.7%)と昨年よりも3.0%増加した。
「現在交際している異性がいるかどうか」は、「草食化」というワードが話題になった10年前の29.2%を上回り、31.5%だった。

「交際相手とつき合ったきっかけ」を聞くと、男性の61.4%が「自分から告白した」と回答。昨年よりも2.7%割合が高くなっており、男性が恋愛に対して積極的になっていることがわかる。
また「交際相手がいない」と回答した若者に「交際相手が欲しいか」を聞くと、7割以上(76.5%)が「欲しい」と答えた。理由を聞くと、最も多かったのは「一緒に時間を過ごす相手がほしい」(69.3%)、次に「ときめきたい」(41.7%)が続いた。
「今後異性との交際を積極的にしたいか」は、全体で48.0%が今後も異性との交際を積極的にしていきたいと回答。この結果は昨年よりも5.2%高く、若者にとって異性との交際を躊躇する要因が少なくなっているようだ。

また新成人の結婚意識を明らかにするため「将来結婚をしたいか」を聞くと、83.8%が「結婚したい」と答え、過去16年間で最も高い数値に。恋愛意識の高まりと同様、結婚意識に対しての高まりも見られた。
「結婚したい理由」は、「好きな人と一緒にいたい」「子供がほしい」「家族がいると幸せ」が多くを占め、昨年との違いは見られなかった。
調査は11月29日~12月5日、1997年4月2日~1998年4月1日に生まれた20歳の男女600人を対象にインターネットで実施した。