通常の料理教室では分担制のグループレッスンが主体だが、一流シェフが1対1の付きっきりでトレーニングを行ってくれるのもRIZAP流。そこでスマダン編集部では、実際にどのような料理レッスンを受けられるのか体験してみた。

今回、取材に協力してくれたのは2017年9月にオープンしたばかりの「RIZAP COOK 吉祥寺店」。国内3店舗目の大型店舗であり、吉祥寺駅から徒歩3分という好立地に位置している。買い物帰りや、通勤の途中で立ち寄れるアクセスの良さだ。

RIZAP COOKの利用者は約4割が男性。最も多いのが飲食店などの「開業目的」で、そのほかは「共働きのため料理を作れるようになりたい」「趣味で料理の腕をあげたい」といった理由で通う人が多いのだという。
天ぷら作りに挑戦
黒色のエプロンを借りて、さっそく調理開始。料理の腕前は初心者ほどではないが、「下手でもないし上手くもない」レベル。

今回挑戦するメニューは「天ぷら」と「かき揚げ」。レクチャーしてくれたのは、和食トレーナーの樋詰 尚哉さんだ。

材料は家庭で簡単に用意できるものを使用するとのこと。今回もスーパーで購入した食材を用意してくれた。

材料の切り方を丁寧に教えてくれる樋詰さん。RIZAP、ということでスパルタ指導かと思いきや、まるで”料理に詳しい先輩”のような親しみやすさで、和気あいあいとした雰囲気のなかレクチャーしてくれた。


野菜も天ぷらならではの切り方を丁寧に教えてくれる。また、切った野菜は水につけておくと「あくを取ってくれるだけでなく、変色の防止にもなる」とのこと。調理中にさまざまな豆知識を教えてくれる。
エビは背ワタの部分をパキっと音がするまで押し込むと、お店で出るようなまっすぐな形になるという。


下ごしらえが終了。
続いて、揚げる準備をする。天ぷらの衣は薄力粉と氷水で作る。ここで卵を使ってしまうと、天ぷらが失敗しやすくなってしまうという。「卵は昔の食材に足りなかった"風味"を出すために使われていたもので、現代の野菜は鮮度も高く美味しいので必要ない」と、今の時代に合わせた調理法も教えてくれた。


野菜の下準備が終わったところで、まずはトレーナーから見本として天ぷらを揚げていく。
油の温度は温度計でなく、沸騰した油の加減で判断すると良いとのこと。調べる方法は「木のさいばしを入れて小さな泡がたつかどうか」、または「衣を落としても沈まず、ゆっくりと上がってくるかどうか」が160度の目安になるという。


この時点ですごく美味しそう。

揚げた天ぷらはお皿に盛りつけて、完成。

まずはトレーナーが揚げた天ぷらを試食。一度味を確かめてから調理することも、RIZAP COOK


試食で味や食感を確認したところで、実際に揚げてみる。

さいばしで油を確認。野菜、エビの順番で揚げていく。

先ほどと同様にお皿に盛り付けていく。

「盛り付けもきれいにできましたね」と、トレーナーからお褒めの言葉をいただき完成。

完成した天ぷらとかき揚げはRAIZAPのオリジナルミネラルウオーターと一緒にいただいた。料理時間は1時間ほど。個人のペースに合わせてレクチャーしてくれるので、料理初心者でもすぐに腕の上達が見込めそうだ。

気になるお値段は……
RIZAP COOKの料金プランは「基本マスターコース」と「応用プログラム」の2種類ある。どちらも1回50分のコースで、価格は約29万円から。「基本マスターコース」は料理の基礎を徹底的に練習でき、「応用プログラム」は身につけた基礎をもとに、料理の幅を広げていくコースだ。

なお、レッスン内容は個人の料理スキルをもとに合わせた完全オーダーメイド。最短2ヵ月で理想の腕前にコミットできる。レッスンのほかにも料理の習慣がない人に対して、一流料理人から毎日アドバイスがもらえたり、自宅で簡単に復習できるオンラインレッスンを実施するなどの徹底ぶりだ。
RIZAP COOKでは、現在体験レッスンと無料カウンセリングを受け付けている。

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