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「ブラック校則」運用の実態!男性教員によるスカート、下着チェックも

ブラック校則が子どもたちに与える影響は?


ブラック校則は子どもたちにどのような影響を及ぼしているのでしょうか。

今回の調査とは別に、文部科学省が不登校者を対象に実施した調査によれば、不登校の原因として「学校の決まりなどの問題」と答えた子どもが10%いました。またフリースクールの卒業生を対象としたアンケートでは「学校の校則」が不登校の原因になったという回答も20%あり、校則が不登校の要因になり得ることを示唆しています。

LGBTの生徒や、海外にルーツを持つ生徒など、いわゆるマイノリティ属性を持っている生徒は、校則を理由に嫌な思いをすることが多いというデータもあります。生まれの性別は女性だが性自認に悩んでいるという生徒が、スカートを履くことを強要されるのが嫌で不登校になるなどの事例が紹介されました。

また今回の調査では校則といじめとの相関性も明らかになりました。「中学・高校生らしさ」「男らしさ」「女らしさ」といった規範意識の押し付けが強くなればなるほど、そこからはみ出た生徒への風当たりが強くなり、いじめの原因になっているのではないかと考察されていました。

教員や親たちも悩ますブラック校則


ブラック校則に苦しんでいるのは生徒だけではありません。

学校が定める理不尽な校則や指導方針には、現場で働く教員の労働問題という側面もあります。「生まれつき髪の毛が茶色い生徒に黒染めを指示する」「生徒の下着の色を確認する」などといった明らかに理不尽な行為を、業務の中でやらなければいけない現状に対して、教員ら自身が苦痛に感じている場合もあるのだといいます。

また保護者にとっての負担も大きく、経済的な理由から子どもを頻繁に美容室に通わせることができず、校則に違反しない髪型を保つこと自体が負担になっているといった声も複数寄せられたほか、7万円の自転車など、学校指定品が高額であるなどの事例もありました。

同プロジェクトチームは「本プロジェクトは、個別の校則の良し悪しを議論したり、学校への批判を目的とするものではない」とした上で、「今まで長らく注意が払われてこなかった校則について、みんなで考えるきっかけを作ることで、学校現場や地域にとってより良い学びの場を醸成されることを願っています」と呼びかけています。

(辺川 銀)
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