
■超特急/New Single『a kind of love』インタビュー(1/4)
今年、新体制となった超特急。発表からわずか数週間後にはイベントで元気な姿を見せ、8号車を安心させてくれた。
(取材・文/橘川有子)
伝えたい相手を思い浮かべるかどうかで声色も変わってくる(タカシ)
――新しいアーティスト写真は、それぞれ抱えた花束に意味があるそうですね?
カイ:そうです。僕が抱えているのは「青いバラ」。花言葉は「夢かなう」です。以前は青いバラは「不可能」が花言葉でしたが、研究者が頑張って開発に成功してから夢が叶うっていう意味になったんだそうです。僕自身も超特急にいることで、好きなことが仕事に結びついたりして夢が叶っています。これからも叶えていきたいし、奇跡を起こしていきたいです。
タカシ:僕は「白百合」で、意味は「純粋」です。
――メンバーのイメージカラーで選んだのですか?
タカシ:多分そうですね。だからって僕が純粋ってことではなく(笑)、僕の色が純白だからそれに一番近い花を選んだのかなと。
ユースケ:僕は「ひまわり」で、「憧れ」が花言葉。超特急で活動することが目標だったわけじゃないけど、今では人を楽しませたり喜ばせることが大好きで、そうできることが憧れでもあります。これからも超特急でみんなを楽しませられる人になれるよう頑張りたいです。
ユーキ:僕はズバリ「赤いバラ」。「純愛」ですね。
カイ:おい! ユーキは赤いカーネーションだよね?
ユーキ:え!!!???
ユーキ:(満面の笑顔で)……ということで、「赤のカーネーション」です。「純粋な愛」が花言葉です(苦笑)。
全員:(爆笑)
ユーキ:僕は超特急が純粋に好きだし、もっともっと大きな愛を示していけたらなと思っています。
タクヤ:僕は「紫陽花」で、「ひたむきな愛」です。

――タクヤさんは、ひたむきに愛するタイプですか?
タクヤ:どうなんでしょうね……正直、「ひたむき」って意味がよく分からなくて。
カイ:(スマホで調べて)「ひたすらに、真っ直ぐなさま」って書いてあります。
リョウガ:ひたすら、むきむきってこと?
タクヤ:やばっ!(爆笑) じゃあ、「ひたすらむきむきな愛」ってことで(笑)。
――筋肉担当ですしね(笑)。リョウガさんはいかがですか?
リョウガ:僕の花は「ダリア」です。「優雅、気品」などが花言葉です。僕の名前にも「雅」が入っているのでピッタリだと思います。素敵な意味がある一方で、「裏切り」「不安定」というネガティヴな意味も持っているので、「お嬢さん、気をつけて!」って言いたいですね。
カイ:カッコよく言っても、文字では伝わらないよ(笑)。
――(笑)。相変わらず皆さん楽しそうですね。さて、新曲「a kind of love」を最初に聴いたとき、どう感じましたか?
タカシ:人それぞれ受け止め方はあるだろうけど、僕は「笑顔になる曲だな」って。だから、僕が歌った曲を聴いた8号車のみんなや、この曲で初めて超特急を知る人にも僕と同じことが起きるといいなと思いました。
――レコーディングではどんなことを意識しましたか?
タカシ:「a kind of love」は愛がテーマなので、誰かを想いながら歌うことを大切にしました。伝えたい相手を思い浮かべるかどうかで声色も変わってくるんですよね。本番前に練習で何度も歌ってスマホに録音して、それを聞き返したんです。僕的に一番しっくり来るなと思ったのが大切な人を描きながら歌ったものでした。超特急から愛を伝えたい相手は8号車ですし、聴いてくださる方は家族などの大切な人を浮かべると思うんです。ボーカルが僕一人になったので、レコーディングでは模索しながら、ソロだから出せる個性ってなんだろうと想いながら歌っていきましたし、今まで以上に歌詞を読み込みました。こう歌えばカッコいいとかっていうテクニックや、自分の歌がどう聴こえるかという僕個人のこだわりではなく、相手にどうこのメッセージを伝えたらいいだろうかって。それを想いながら歌詞の1つ1つを相手に語りかけるように歌いました。

――リョウガさんがセンターですが、いつ知らされましたか?
カイ:ユースケに教えられたんだよね(笑)。
ユーキ:あ、僕もその印象がある!
リョウガ:(笑)。楽屋かどこかにいた時に「よかったね!」ってユースケが急に言ってきたんですよ。それで気になるから「なになに?」って聞いたら、「なんでもない」って。
タクヤ:それ、絶対わざとじゃん(笑)。
リョウガ:まさかメンバーから聞くとは思いませんでした。新体制で初のシングル曲でリーダーの僕がセンターを務める、その重みを感じました。僕が主役の曲ではなく、全員で奏でていきたいですね。
――これまでユニークな楽曲でセンターを取ることが多かったし、いろんな意味でプレッシャーもあったのでは?
リョウガ:そうですね。曲を聴いた時は純粋で、王道のラブソングだし、「俺じゃないだろ」って正直思いました。僕がセンターということで、曲の世界が壊れてしまうんじゃないかと(不安を)感じたりもして……。気を引き締めて真面目にやらなきゃって思ってたんですが、実際に振り付けしたらふざけた部分もあったのでホッとしました(笑)。
――振り付けはどの段階で固めるのですか?
ユーキ:タカシが歌を入れた後に、コリオグラファーの方がそこからイメージしてつけてくれることが多いです。
タクヤ:僕らはタカシの歌を聴きながら踊ることが多いので、イメージしやすいですね。
ユーキ:僕らから振りのアイデアを出すこともありますが「a kind of love」は……。
カイ&タクヤ:(クスクス笑う声)
ユースケ:曲名、全然言えてないよ(笑)。
ユーキ:「あ かいんど おぶ らぶ」はお任せした部分も多いですが、自由なところは僕らに任せてもらいました。カップリングの「Party Maker」は僕らから結構アイデアを出しましたね。
――インタビュー2へ
≪ライブ情報≫
【BULLET TRAIN ARENA TOUR 2018 SPRING「Sweetest Battle Field」】
2018年5月26日(土)武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ
2018年5月27日(日)武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ
2018年6月9日(土)神戸ワールド記念ホール
2018年6月10日(日)神戸ワールド記念ホール
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