超特急  MV撮影で富士山よりも高い4000メートルからスカイダイビング/インタビュー2

■超特急/New Single『a kind of love』インタビュー(2/4)

――インタビュー1より

やる前は、怖かったです。ちゃんと着地できるか心配でしたから(リョウガ)

――ミュージックビデオは見所満載でしたが、なかでもスカイダイビングがハイライトかなと。


カイ:とにかく楽しかったですね。バンジージャンプを飛んだこともなかったから、飛ぶ前は不安もあったし直前にはビビるかなっていろいろと想像してたんですよ。でも実際には怖さもなく、飛んでる最中も楽しくて。ワクワクしたままで終わったし、何ならもう1回やりたいと思ったくらいでした。仕事でやらせてもらえてラッキーでしたね(笑)。

――飛び降りる時間は全部でどれくらい?

カイ:全部で5分くらいです。

ユースケ:降下するのが40~50秒で、パラシュートを開いて4分くらいかかったと思います。

ユーキ:寒かった~。

カイ:空も澄んでいて、広くてきれいでしたよ。

リョウガ:僕は……やる前は、怖かったです。ちゃんと着地できるか心配でしたから。

全員:(爆笑)

リョウガ:「これは現実じゃない」みたいな感覚もあって。
現実に起こっていることが激しすぎて、飛んでいる時は怖さすら感じませんでした。飛んでる間にやらなきゃいけない姿勢を取るのに必死で。降下中は顔を上にあげてないと呼吸できないんですよ。下を向いてると風圧でうまく息ができなくて、最初はめちゃめちゃ苦しかったです。
超特急  MV撮影で富士山よりも高い4000メートルからスカイダイビング/インタビュー2
タクヤ(4号車)

タクヤ:心配なのに、なんでちゃんと教えてもらった姿勢を取らなかったの?

リョウガ:軽くパニックみたいになってたんだって! インストラクターさんから「上向いて(呼吸して)」って言われて我に返りました。これからスカイダイビングされる方は、ぜひ上を向いてください。

タクヤ:えび反りみたいな姿勢で飛び降りるんですよ。僕は高所恐怖症なんですが、すごく楽しかったです。なかなか経験できることじゃないし、今回の撮影がなければ1度も経験できなかったかもしれない。リョウガが言う通り風圧がすごくて、ゴーグルしてても鼻水は垂れるし(笑)涙も出る。風圧で初めは涙目になってたんですが、だんだん感情が解放されて本当に涙が出てきて……。「生きててよかったな」って実感できました。


ユーキ:僕は前々から飛んでみたいって興味はあったんですが、まさかこのタイミングで来るとは思ってなくて。

――飛ぶのはもっと後だろうと思っていた?

ユーキ:はい。でも若い時に経験できるのはきっといいことだし、6人体制での始まりだし、いい機会だなと思いました。(なぜか他のメンバーがクスクス笑い出す)

――なぜ皆さん、笑ってるの?

カイ:ユーキが妙にカッコつけてるから(笑)。

ユーキ:これ、普通だから! 僕はリョウガの後に飛んだので、リョウガが空中に吸い込まれていくのを見てたんですよ。それがえげつなくて……めっちゃ怖いなと思ってました。びっくりしてたし怖かったけど、行くという選択肢しかない。僕が怯えてるのを見たプロのスカイダイバーさんが、軽く挑発するみたいなポーズを取ったので、逆に安心して飛ぶことができました。ただ、怖さと緊張で体が固まっちゃって、「えび反りで」って言われたのに足がピーンと伸び切ってましたね(笑)。

――想像を絶する緊迫感だったと?

ユーキ:はい。でもちょっとずつ慣れて、ダイバーさんからポンポンって軽く叩かれてホッとして、それからは楽しくなったしとてもいい体験でした。「人生観が変わる」って聞いてたけど、それくらいのすごい体験でしたね。
だだ、全力で飛んだから、ものすごく疲れちゃいました。
超特急  MV撮影で富士山よりも高い4000メートルからスカイダイビング/インタビュー2
ユーキ(5号車)

ユースケ:(笑)。僕は飛ぶ直前は緊張してたけど、初めから脱力して身を任せていたので「うわ~~」って自分を解放できました。高い所は怖いんですけど、限られた時間の中でやるしかなかったですからね。僕はわりと鼻が高いので、風圧がすごくて途中から猛烈に鼻が痛くなってきて怖さどころじゃなくなってきて(笑)。その痛みで脱力から正気に戻れました。パラシュートが開いてからは、ゆったり降りていくんですが、その時に見えた景色はすごくきれいでした。

タカシ:特にパラシュートが開いてからは、空を散歩するみたいにゆっくりゆっくり降りていくのが楽しかったですね。飛ぶ前に講習で、プロのダイバーさんが「私たちが合図するまで手を離さないで」とか「顔を上げておいてください」って言われているのを聞いて、それで「今から飛ぶんだ」って実感が湧きました。飛ぶためにジャンプスーツに着替えたりセスナに乗り込むと、ちょっとずつ怖くなってきて……。上空1000メートルあたりまでは、下の景色もはっきり見えたんですが、2~3000メートルに達すると窓から見えるのは青空だけ。緊張と非現実的すぎて「まじか、怖っ」って。


カイ:最高で4000メートルくらいまで上がったんですよ。

ユーキ:富士山よりも高い所から飛び降りたんです。

タクヤ:上空はめちゃめちゃ寒かったですね。

タカシ:気圧もどんどん変わるから、飛んでる最中に耳抜きしました。

リョウガ:飛んでる最中に? それすごいな。僕はずっと変な音が聞こえてたよ。

――インタビュー3へ

≪ライブ情報≫
【BULLET TRAIN ARENA TOUR 2018 SPRING「Sweetest Battle Field」】
2018年5月26日(土)武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ
2018年5月27日(日)武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ
2018年6月9日(土)神戸ワールド記念ホール
2018年6月10日(日)神戸ワールド記念ホール



超特急 オフィシャルサイト
超特急 掲載記事一覧
excite music official Twitter
excite music official Facebook
excite music official YouTube channel
編集部おすすめ