写真や書類、名刺、イラストなどを紙の状態で所有している人は多いだろう。紙だとすぐ手に取れるが、保管場所が必要になるほか、量が多いと管理が面倒といったデメリットがある。そこで利用をおすすめしたいのがスキャンアプリだ。iPhoneやAndroidスマホで撮影するだけで、デジタルデータとして保存することができる。今回はおすすめのスキャンアプリを5つ紹介する。
CamScanner
・提供元:INTSIG Information
・価格:無料(アプリ内課金あり)
・OS:iOS、Android
「CamScanner」は、スキャンアプリの代表的な存在とも言えるアプリ。撮影した画像を即座にスキャンし保存してくれる。名刺やイラスト、本、ホワイトボードの手書き記録など、撮影したものが見やすい形に変換されるほか、OCR機能によって画像の文字を認識するのでドキュメントとしての保存も可能。ほかの人との共有や端末間での同期にも対応しているため、ビジネスシーンでも大活躍してくれるだろう。
チェキのデジタル化にCamScannerというアプリが便利だと教えてもらい、撮り貯めたチェキを編集してたら3時間も経っていた、、、楽しい
— ピロシ (@hiroshi_okai) 2017年9月11日
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Microsoft Office Lens
・提供元:マイクロソフト
・価格:無料
・OS:iOS、Android
「Microsoft Office Lens」は、撮影した画像をトリミングして、読み取り可能なデータとして保存するアプリ。また、WordやPowerPointなどへの変換もできる。OneNote、OneDriveといった各種サービスとの連携にも対応しているため、共有もできる。
いま終わった会議で、膨大な文字が乗ったホワイトボード、どうやって写真に撮ろうか途方にくれていたら、システム担当の男子がこんなアプリを教えてくれた。Microsoft「Office Lens」https://t.co/SFZQxa3CFu なんなの、これ、便利すぎる。
— Naoko Kinoshita (@naokokinoshita) 2017年2月7日
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フォトスキャン
・提供元:Google LLC
・価格:無料
・OS:iOS、Android
「フォトスキャン」は、写真のスキャンに特化したアプリ。ただ写真を撮影して保存するのではなく、補正した状態で保存できるため、光の反射などで見えにくいといった心配がない。また、写真の形を検出し、自動的にトリミングしてくれる(トリミング範囲は手動で調整できる)。Google提供のサービスということで、Googleフォトでの保存、管理にも対応している。
フォトスキャンすげーーー!!めっちゃ便利やん。はよ検索しとけばよかった
— 柳葵@黄色ゴリ押しおじさん (@ryukikki) 2019年1月3日
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Adobe Scan
・提供元:Adobe
・価格:無料(アプリ内課金あり)
・OS:iOS、Android
「Adobe Scan」は、スマートフォンで撮影したあらゆる画像をPDFにできるアプリ。PDF化されたファイル内の文字検索も可能なので、領収書や名刺などの管理でも活躍する。もちろん体裁を整えられるので、形が揃っていなくて見にくいといった事態に陥ることはない。また、PDFファイルに直接書き込んでメモを残すことも可能だ。
今まで知らなかったけどAdobe Scanってアプリいい感じ。斜め視点から撮影した画像も正面視点のPDFに変換してくれて文字認識もしてくれるからテキストのコピーもできる。
— t.hasegawa (@tkhr_th) 2018年12月29日
学会とかでポスターの写真撮ったりするのに便利そう。 pic.twitter.com/ku6qHEipMz
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U Scanner
・提供元:CyberLink
・価格:無料(アプリ内課金あり)
・OS:iOS、Android
「U Scanner」はシンプルなスキャンアプリ。斜めから撮影した画像でも正面から撮ったような綺麗な形に自動的に整形してくれる。スキャンしたファイルはPDFのほか、jpgでも保存でき、各ファイルにメモを残すこともできるので管理もしやすい。プレゼン資料や、ノート、写真などが即座にデジタル化されるため、共有も簡単にできる。
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まとめ
今回はおすすめのスキャンアプリを5つ紹介した。紙の資料が多いと管理が面倒で、必要な時に見つからないといった事態に陥る可能性もある。スキャンアプリがあれば、各種資料の管理、検索が簡単にできる。最低限の機能が使えればいいという場合は無料のものでも十分対応可能だが、ビジネスなどでしっかりと使う場合は課金を検討してもいいだろう。