
岡山在住の写真家松本紀子が、ファン歴21年である山崎まさよしのCDジャケットを自身の6歳と8歳の息子を被写体にして撮影したパロディ展『松本紀子写真展「チビまさやん、東京へ行く ~山崎まさよし CD ジャケット完コピ展 2019」~』を開催。


山崎まさよし24周年、来る25周年YEARのお祝いに、全シングルとアルバム(ライブ、ベスト盤を含む)をコンプリートした全59点を都内2カ所のギャラリーで展示する。
企画・総監修は、『音のない山崎まさよし展』を手がけた美術家・永本冬森氏が務める。


イベント概要
<第1期>
2019年9月21日(土)~9月26日(木)12時~21時(最終日は16時まで)
会場:zakura(東京都渋谷区桜丘町14-5-103)
<第2期>
2019年9月25日(水)~10月6日(日)11時30分~20時30分(LO 20時)
※9月25日 13時~、9月30日・最終日 ~16時
※9月25日 18時30分~20時30分 山崎まさよし24周年をお祝いする会(一般の方対象)
会場:LUCKAND GALLERY CAFE&BAR(東京都渋谷区神宮前2丁目24−4)
<作品点数59点+メイキングムービー上映>
<入場料無料・作品販売なし>
<作家在廊予定>
9月21日(土)渋谷zakura 12時~16時
9月25日(水)原宿LUCKAND 13時~ラスト ※レセプションパーティー
9月26日(木)渋谷zakura 11時時30分~16時
10月5日(土) 原宿LUCKAND 11時時30分~16時
10月6日(日)原宿LUCKAND 11時時30分~16時
<作品点数59点>
<入場料無料・作品販売なし>
総監修・プロデューサーの美術家・永本冬森氏コメント
はじめて松本紀子さんの存在を知ったのは、山崎まさよしさんと鳥取でランチに行ったときだった。嬉しそうにスマホを取り出し見せてくれたのは、小さな男の子がまさよしさんのCDジャケットそっくりそのままポーズをきめた画像だった。わたしが「息子さんですか?」と一応ボケると、 まさよしさんは「息子じゃないけど“チビまさやん”やねん」と答えた覚えがある。
それが写真家・松本紀子さんの作品で、チビまさやんが息子さんだと知るきっかけとなった出来事だ。山崎まさよしさんとは、2015年に『音のない山崎まさよし』展をコラボレートさせていただき、関東と関西を巡回する展覧会を開催させてもらった。それが縁で、わたしの第三の故郷である鳥取・倉吉市ではじめてコンサートが開かれるときに、再び声をかけていただいたのだ。
翌年、松本紀子さんご本人とお会いしたときに、この時のエピソードを伝えると、目に泪をうかべて喜んでいたのが印象的だった。
そもそも何故、息子さんをモデルにコピーをはじめたのかは聞いていないが、ミュージシャンへの溢れる愛が根底にあることは想像できる。ビートルズに、エルヴィスに、ヤザワに心酔した者が髪型も服装もコピーしていくように、たまたま松本さんが女性であったがために、息子さんを仮想山崎まさよし化させてしまったんではないだろうか。そして、たまたま松本さんが写真家であったことで、作品として残すという行為に昇華することができたのではないか。そう考えると、今回の企画が生まれた背景がとてもシンプルなものにみえてくる。
プロフィール
松本紀子(まつもとのりこ)
1975年岡山県生まれ、岡山県在住。
ウェディングフォトグラファーを経て、現在は家族写真を中心にフリーランスカメラマンとして活動中。雑誌・広告・WEBなどに携わる。ライフワークとしてミュージシャン山崎まさよし氏に影響を受けて制作した作品を個展、SNSを中心にして発表。2018年の11月には山崎氏のコンサート会場で写真展示
http://norikomatsumoto.com