
11月20日に小林武史がプロデュースした3rdシングル『追憶の光』をリリースした山本彩。iTunesやレコチョクなど主要配信サイトでランキング2位を記録、好調なチャートアクションを見せている。
本番直前には本人のインスタグラムで控室から会場までの移動車の中から生配信が行われ、その放送中にフリーライブの開催地がアメリカ村・三角公園であることを発表。直前の告知にも関わらず、約3000人のファンが集結し、会場の熱量は始まる前からMAX状態に。開演時刻の15:30になると、ゆっくりとスクリーンが上がり、ステージ上には山本彩が登場。会場は想像を超える歓声に包まれフリーライブはスタートした。



1曲目には新曲の「追憶の光」を披露。山本彩の優しい歌声が会場を包み、この時期にピッタリの冬ソングはファンにとって少し早めのクリスマスプレゼントになった。2曲目に持ってきた楽曲は2017年発売の2ndアルバム『identity』に収録されている「喝采」。ライブ映えするアッパーな曲に、会場全体は一気に一つに。大歓声と同時にファンたちは大きく右手を突き上げていた。
そして最後の楽曲は12月25日に発売になるニューアルバム『α』の中から大木伸夫(ACIDMAN)プロデュースの新曲「TRUE BLUE」。杜の都・仙台で開催される、大学女子の駅伝日本一決定戦「第37回全日本大学女子駅伝」、そして12月8日に開催される2020東京五輪の女子マラソン日本代表選考レースでもある「第5回さいたま国際マラソン」日本テレビ系の女子陸上中継を盛り上げる応援ソングとして決定している。



当初は4曲を予定していたが、その想定以上の会場の熱気を受けて会場側から判断が下り、フリーライブは3曲で終了。終演後、本人は「最初は集まるのかとても不安でしたが、ビジョンが空いてステージからの景色が想像以上で本当に感謝しています」とコメントした。
あっという間の15分前後のフリーライブではあったが、ファンの熱量と山本彩のファンに対する思いが一つになった本当に素晴らしいライブになり、公演がすべて終了しても山本彩コールが会場を埋め尽くしていた。