
悪魔の集団・聖飢魔IIが地球デビュー35周年を記念して期間限定再集結することが発表された。
魔暦21(2019)年12月31日、聖飢魔IIがZEPP Tokyoにて「聖飢魔II 地球征服20周年記念 伝説の解散大黒ミサ3days『THE ULTIMATE BLACK MASS』ヴィデオ黒ミサ(上映会)」を開催。
その記憶が蘇った矢先、スクリーン上には大音響とともに「あれから20年の歳月が過ぎ…」の文字が浮かび上がり、20周年・25周年・30周年の大黒ミサ映像が次々に流れる。信者たちはざわつき、「35周年」の文字が映し出された瞬間、大きな拍手と喝采が沸き上がった。「地球デビュー35周年記念期間限定再集結」の発表が行われたのだ。さらに、秘密結社「魔人倶楽部35th」(ファンクラブのようなもの)の再結成予告と、「HARAJUKU KOWAii CAFE」が4月24日~5月17日まで開店することも発表された。
聖飢魔IIは悪魔教の布教のためにヘヴィーメタルバンドの様式を用いて魔暦前14(1985)年9月に地球デビュー。「実活動時代」には25銘柄の小教典(シングル)、17銘柄の大教典(アルバム)、14銘柄の活動絵巻教典(ヴィデオ・DVD)を発布(発売)。 黒ミサ(コンサートのような形式で行われる集会)では、そのエンターテインメント性を規格外に発揮し老若男女や民族を問わず、信者(ファンのようなもの)を増やし続け、ハードロック・ヘヴィーメタルバンドとして初のNHK紅白歌合戦出場やオリコンチャート第1位を獲得。日本以外でも積極的に活動するなど、悪魔ならではスケールの違うアーティスト活動を行い、魔暦元(1999)年12月31日、デビュー時の公約通り地球における任務を終了し解散した。
その後は征服した地球がどのようになっているのか視察することを目的として、地球デビュー20周年、25周年、30周年のタイミングに期間限定で再集結を行ってきた。
今から5年前の魔暦17(2015)年の30周年記念再集結では、大黒ミサ『全席死刑』『続・全席死刑』全国ツアーを足掛け2年にわたり敢行し、ファイナルとなった日本武道館2日間(「地獄の再審請求『控訴』『上告』)を含め全22公演すべてで満員札止め、延べ8万人を動員した。そして、魔暦18(2016)年には、TVアニメ『テラフォーマーズ・リベンジ』と映画『貞子vs伽椰子』の主題歌を担当し、新曲を置き土産として魔界に帰還している。
特筆すべきは、大黒ミサツアーの開催規模が再集結毎に拡大し続けているということにある。征服後の地球上では悪魔が布教活動を行わずしても自然発生的に信者が増幅するという現象が起きているのだ。今年、魔暦22(2020)年の35周年記念再集結では、これまでで体感したことのないとんでもない規模で地球が恐怖のどん底に陥ることとなるだろう。
※【聖飢魔II 地球デビュー35周年記念 期間限定再集結 構成員】
デーモン閣下、ライデン湯澤殿下、ゼノン石川和尚、ルーク篁参謀、ジェイル大橋代官

「HARAJUKU KOWAii CAFE」概要
聖飢魔IIの戦闘服や武器(楽器)類をはじめ、地球デビュー当時からの画像や数々の秘蔵アイテムの展示、さらに黒ミサなどのレア映像を上映。KOWAii CAFE限定の悪魔物品も販売予定。
出店期間:魔暦22(2020)年4月24日(金)~5月17日(日)
会場:AREA-Q(東京都渋谷区神宮前 6-28-6 キュープラザ原宿 7F)
http://areaq.jp/kowaii/
■聖飢魔II オフィシャルサイト