東京事変が一番ライブで演奏している曲は? 1位は「透明人間」「閃光少女」
東京事変公式サイトトップページより

東京事変が“再生”した。2020年、元旦からのサプライズ発表に大喜びしたファンの方も多かったことだろう。


2012年の解散以来、椎名林檎をはじめとしたメンバーそれぞれが音楽シーンの第一線で活躍してきた稀有なバンドだが、活動中もライブの数は比較的少なく、生ライブを見られないまま解散の日を迎えてしまった方もいるかと思う。

すでに2020年の閏日からツアーがスタートすることが発表されており「とにかくなんでもいいから当選したい!」という声があちこちから聞こえてくるが、今回はそんなファンの方のために東京事変が「今までライブで一番演奏してきた曲は何なのか」をお届けしたい。

チケットを既に手に入れたという方も、残念ながらこれからだという方も、来たるべきツアーに備えて、今までのライブの復習とこれからの予習に読んでいただければ幸いだ。

東京事変が一番ライブで演奏している曲は?


まずは、東京事変が今までのライブでよく演奏していた曲TOP5を見てみよう。

今回はセットリスト共有サービスLiveFansのデータを元に、2004-2012年のライブ計135本(フェス・対バン含む)を対象に集計した。
東京事変が一番ライブで演奏している曲は? 1位は「透明人間」「閃光少女」

1位 透明人間・閃光少女
2位 OSCA
3位 群青日和・歌舞伎・ミラーボール
4位 秘密・修羅場
5位 スーパースター

最も演奏数が多かったのは「透明人間」と「閃光少女」。

「透明人間」は2ndアルバム「大人 (アダルト)」収録の楽曲で、2005年のライブツアーで初披露された曲であり、2012年解散ライブのラストを飾った曲でもある。7年の時を経て“再生”した東京事変が、またこの曲を演奏してくれるのか、ぜひ期待したいところである。

「閃光少女」は2007年発売のシングル曲。まさにタイトル通りの歌詞に、自分の青春を重ねた人も多いだろう。

2位となったのは4thシングル「OSCA」。「閃光少女」と同じく2007年に発売されたこちらの楽曲だが、特徴的なメロディに加えて、一度見たら忘れられないダンスやミュージックビデオも人気が高い1曲である。

一番アンコールで演奏している曲は?


続いてアンコールに絞って人気の楽曲を見てみよう。
東京事変が一番ライブで演奏している曲は? 1位は「透明人間」「閃光少女」

1位 透明人間
2位 群青日和
3位 新しい文明開化
4位 落日
5位 閃光少女・心

最も多かったのは再び「透明人間」。
70回の演奏のうち50回がアンコールとかなりアンコール比率が高い楽曲となっているので、本編で聞けなかった際もアンコールでの期待が持てそうだ。

2位となったのはデビュー曲の「群青日和」。全ランキングでも3位にランクインしている人気曲となっているので、ライブに参加される方は改めて聞いておきたいところ。

余談だが、東京事変はそもそもダブルアンコールが非常に多く、セットリストが判明しているライブのうち45%がダブルアンコールを実施している。

各年別の一番ライブで演奏している曲


2004年から解散するまでの2012年について、それぞれの年で一番演奏数が多かった曲を見てみよう(ライブの本数自体が少なかった年や、3回以下しか演奏された曲がなかった年については除外している)。
東京事変が一番ライブで演奏している曲は? 1位は「透明人間」「閃光少女」

2005年 秘密・入水願い・遭難・丸の内サディスティック・クロール
2006年 喧嘩上等
2007年 キラーチューン
2010年 能動的三分間・閃光少女・勝ち戦・キラーチューン・OSCA・FOUL
2011年 能動的三分間・電波通信・新しい文明開化・女の子は誰でも・空が鳴っている・ハンサム過ぎて・OSCA
2012年 能動的三分間・閃光少女・群青日和・キラーチューン

それぞれの年に人気曲が並んでいるが、年をまたいで複数回ランクインしているのは「能動的三分間」と「キラーチューン」だろう。

「能動的三分間」は6thシングルとして発売された楽曲で、その名の通り3分ぴったりにおさめられた楽曲で、TV放送やライブ演出でも人気がある1曲である。「キラーチューン」は5thシングルとなる楽曲で、その名の通りのキラーチューンとなっているので、ぜひ今年のライブでも改めて聞きたい1曲である。

では、最後に演奏数の上位ランキングを見てみよう。ライブに行くもよし、行かないもよし、ぜひ思い思いの形で“再生”した東京事変を楽しんでほしい。
東京事変が一番ライブで演奏している曲は? 1位は「透明人間」「閃光少女」

東京事変が一番ライブで演奏している曲は? 1位は「透明人間」「閃光少女」

■まいしろ
社会の荒波から逃げ回ってる意識低めのエンタメ系マーケターです。音楽の分析記事・エンタメ業界のことをよく書きます。


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